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【洋楽マスター】英語で音楽を語る20の魔法のフレーズ

音楽は言葉の壁を超える普遍的な言語と言われますが、好きな曲や音楽について英語で話すとなると、なかなか言葉が見つからないことはありませんか?「いい曲」「すごい」以外の表現が出てこず、自分の感動をうまく伝えられないもどかしさを感じている方も多いでしょう。

この記事では、音楽について英語で話すときに使える形容詞やフレーズを20個厳選してご紹介します。英語の音楽レビューを読むとき、洋楽について友人と話すとき、あるいは海外の音楽ファンとSNSで交流するときに、あなたの表現力を豊かにしてくれるでしょう。

目次

音楽を表現する10の必須形容詞

音楽について話すとき、ただ「good」や「nice」だけでは物足りません。以下の形容詞を使うことで、あなたの感想をより具体的に、そして豊かに表現できるようになります。

1. catchy(キャッチー、耳に残る)

メロディやリズムが印象的で、すぐに覚えてしまうような曲を表現するときに使います。ヒット曲に多い特徴です。

例文: This song is so catchy, I can’t get it out of my head.
和訳: この曲はとても耳に残って、頭から離れません。

2. uplifting(元気づける、前向きな)

聴く人の気分を明るくし、勇気づけてくれる曲や歌詞に使います。落ち込んでいるときに聴きたい曲を表現するのに最適です。

例文: The message of this song is really uplifting.
和訳: この曲のメッセージは本当に元気をくれます。

3. moving(感動的な、心を打つ)

感情を揺さぶる、心に深く響く曲について話すときに使います。思わず涙がこぼれるような曲を表現するのに適しています。

例文: Her performance was so moving that I almost cried.
和訳: 彼女の演奏はとても感動的で、思わず泣きそうになりました。

4. energetic(エネルギッシュな、元気いっぱいの)

テンポが速く、勢いがあり、聴く人を活気づける曲に使います。ダンスミュージックやロックなどによく使われます。

例文: The band played an energetic set that got everyone dancing.
和訳: バンドはエネルギッシュなセットを演奏し、みんなを踊らせました。

5. relaxing(リラックスできる、癒やされる)

聴いていて心が落ち着く、安らぐような曲を表現するときに使います。アンビエントやジャズなどのジャンルによく使われます。

例文: I find jazz music very relaxing after a long day.
和訳: 長い一日の後はジャズを聴くととてもリラックスできます。

6. overrated(過大評価されている)

人気や評価が高すぎると感じる曲やアーティストについて述べるときに使います。自分の意見を主張するときに役立ちます。

例文: I think this album is a bit overrated.
和訳: 私はこのアルバムは少し過大評価されていると思います。

7. underrated(過小評価されている)

もっと評価されるべきなのに、あまり注目されていない曲やアーティストを表現するときに使います。

例文: This song is totally underrated and deserves more attention.
和訳: この曲は本当に過小評価されていて、もっと注目されるべきです。

8. masterpiece(傑作、名作)

芸術的価値が非常に高く、長く語り継がれるべき作品に使います。最高の賛辞の一つです。

例文: “Bohemian Rhapsody” is considered a masterpiece of rock music.
和訳: 「ボヘミアン・ラプソディ」はロック音楽の傑作とされています。

9. powerful(力強い、インパクトのある)

演奏や歌声、メッセージなどが強く心に響く曲に使います。特にボーカルについて話すときによく使われます。

例文: Her voice is so powerful that it gives me goosebumps.
和訳: 彼女の声はとても力強くて鳥肌が立ちます。

10. unique(独特な、他にない)

個性的で他にはない魅力がある曲やアーティストのスタイルを表現するときに使います。

例文: Billie Eilish has a very unique style.
和訳: ビリー・アイリッシュはとても独特なスタイルを持っています。

会話で使える10の音楽フレーズ

単語だけでなく、フレーズを知ることでより自然な会話ができるようになります。以下は音楽について話すときに役立つフレーズです。

1. blow me away(圧倒される、感動させられる)

演奏や歌、曲がとても素晴らしくて強い印象を受けるときに使う口語表現です。

例文: Her performance really blew me away.
和訳: 彼女のパフォーマンスには本当に圧倒されました。

2. give me goosebumps(鳥肌が立つ)

感動や驚きで体がゾクゾクするほど強く心を動かされたときに使います。

例文: The way he sings always gives me goosebumps.
和訳: 彼の歌い方はいつも鳥肌が立ちます。

3. bring tears to my eyes(涙が出るほど感動する)

とても感動して涙が出そうになるときに使います。最高の賛辞の一つです。

例文: The lyrics brought tears to my eyes.
和訳: その歌詞に涙が出ました。

4. get stuck in my head(頭から離れない)

キャッチーな曲やフレーズが何度も頭の中で繰り返されるときに使います。

例文: This tune always gets stuck in my head.
和訳: この曲はいつも頭から離れません。

5. set the mood(雰囲気を作る)

曲や演奏がその場の雰囲気や気分を作り出すときに使います。

例文: The soft piano intro really sets the mood for the whole song.
和訳: 柔らかいピアノのイントロが曲全体の雰囲気を作っています。

6. stand the test of time(時代を超えて愛される、色あせない)

曲やアルバムが何年経っても高く評価され続けるときに使います。

例文: This album truly stands the test of time.
和訳: このアルバムは本当に時代を超えて愛されています。

7. make a comeback(カムバックする、再び人気を集める)

一度人気が落ちたアーティストやバンドが再び注目されるときに使います。

例文: The band made a huge comeback with their latest single.
和訳: そのバンドは最新シングルで大きなカムバックを果たしました。

8. hidden gem(隠れた名曲、名作)

あまり知られていないけれど素晴らしい曲やアルバムを表現するときに使います。

例文: This B-side track is a hidden gem.
和訳: この B 面の曲は隠れた名曲です。

9. chart-topping hit(チャート1位のヒット曲)

音楽チャートでトップに立つほど人気のある曲を表現するときに使います。

例文: “Shape of You” was a chart-topping hit for weeks.
和訳: 「Shape of You」は何週間もチャート1位のヒット曲でした。

10. signature sound(そのアーティスト特有のサウンド)

アーティストやバンドを象徴する独特の音やスタイルを表現するときに使います。

例文: You can recognize her signature sound right away.
和訳: 彼女の独特なサウンドはすぐにわかります。

実際の会話例:これを真似するだけでOK

実際に音楽について会話する例を見てみましょう。これらの会話を参考にして、自分の意見を表現する練習をしてみましょう。

サブリナ・カーペンターについての会話

A: Have you listened to Sabrina Carpenter’s new song “Espresso”?
B: Yeah, I have! It’s so catchy-I can’t get it out of my head.
A: I know, right? The chorus is really uplifting. It always puts me in a good mood.
B: Her voice is so unique, too. I think the musical arrangement is really creative.
A: I agree. By the way, did you listen to the live version?
B: Not yet, but I heard it’s even more energetic than the studio version.
A: You should check it out! Honestly, I think some of her older songs are underrated.
B: Totally. And “Espresso” might become her signature song.
A: Who knows, maybe it’ll be considered a masterpiece in the future!
B: For sure. I love finding hidden gems like this.

A: サブリナ・カーペンターの新曲「Espresso」聴いた?
B: うん、聴いたよ!すごくキャッチーで、頭から離れないんだ。
A: だよね?サビが本当に元気づけてくれるし、聴くといつも気分が良くなるよ。
B: 彼女の声もすごく独特だよね。アレンジもすごくクリエイティブだと思う。
A: 同感。ところで、ライブバージョンは聴いた?
B: まだだけど、スタジオ版よりもっとエネルギッシュだって聞いたよ。
A: ぜひ聴いてみて!正直、彼女の昔の曲は過小評価されてると思う。
B: 本当だよね。それに「Espresso」は彼女の代表曲になるかも。
A: もしかしたら、将来は傑作って言われるかもしれないね!
B: 間違いない。こういう隠れた名曲を見つけるのが大好きなんだ。

オリヴィア・ロドリゴとテイラー・スウィフトに関する会話

A: Have you listened to Olivia Rodrigo’s latest album GUTS?
B: Yeah, I have! I think her songwriting is really powerful-some of her lyrics remind me of Taylor Swift.
A: I agree. Olivia has said many times that Taylor is a huge influence on her. You can really hear it, especially in songs like “deja vu” and “1 step forward, 3 steps back.”
B: True! And it’s interesting how both of them write about heartbreak and growing up, but with their own unique style.
A: Definitely. Did you notice that Taylor’s new song “imgonnagetyouback” and Olivia’s “get him back!” have similar wordplay in the chorus?
B: Yeah, fans online have been comparing those songs a lot. Some people even think there’s still drama between them because of the songwriting credits on “deja vu.”
A: I saw that too, but Olivia said in interviews that she doesn’t have any beef with Taylor. She just wants to focus on her own music.
B: That’s good to hear. Honestly, I think both of them are incredibly talented. Taylor’s music is so versatile, and Olivia’s songs are super catchy and moving.
A: I totally agree. I love how their music appeals to so many people, not just teenagers.
B: Same here. Whether you’re a Swiftie or a Livie, you can appreciate great songwriting!

A: オリヴィア・ロドリゴの最新アルバム『GUTS』聴いた?
B: うん、聴いたよ!彼女の作詞は本当に力強いよね。歌詞がテイラー・スウィフトを思い出させる部分もある。
A: 同感。オリヴィア自身もテイラーが大きな影響だって何度も言ってるし、とくに「deja vu」と「1 step forward, 3 steps back」なんてまさにそうだよね。
B: 本当だよね!2人とも失恋や成長について書くけど、それぞれ独自のスタイルがあるのが面白い。
A: そうそう。しかもテイラーの新曲「imgonnagetyouback」とオリヴィアの「get him back!」はサビの言葉遊びが似てるって話題になってたよ。
B: うん、ネットでもよく比較されてるよね。「deja vu」の作詞クレジットの件でまだドラマがあるって言う人もいるし。
A: でもオリヴィアはインタビューで、テイラーと揉めてるわけじゃないって言ってたよ。自分の音楽に集中したいって。
B: それは良かった。正直、2人とも本当に才能があると思う。テイラーはジャンルの幅が広いし、オリヴィアの曲はすごくキャッチーで心に響く。
A: 本当にそうだよね。2人の音楽はティーンだけじゃなくて、いろんな世代に響くのがすごい。
B: うん。スウィフティでもリヴィーでも、良いソングライティングはみんなが楽しめるよね!

応用編:アーティストを紹介する英語表現

音楽について話す際、アーティストについて説明する機会も多いでしょう。以下では、アーティストの魅力を英語で表現する方法を紹介します。

Bruno Mars の紹介例

Bruno Mars is a truly energetic and versatile artist whose music never fails to get the crowd moving. His concerts are known for their upbeat atmosphere and catchy hits like “Uptown Funk” and “24K Magic,” which are guaranteed to put anyone in a good mood. Mars’s performances are filled with masterpiece moments-his smooth vocals and impressive vocal rangeshine in both lively party anthems and moving ballads like “When I Was Your Man.” His shows are always exciting and uplifting, with a mix of retro funk, soul, and pop that feels both nostalgic and fresh.

What makes Bruno Mars stand out is his ability to blend old-school influences with a contemporary sound, creating songs that are both timeless and modern. Tracks like “Just the Way You Are” and “Treasure” are not only catchy but also relaxing and easy to sing along to. Some critics might say that his music is sometimes overrated because of its commercial success, but there’s no denying his talent and the iconic status of his biggest hits. Overall, Bruno Mars’s discography is full of chart-topping hits and genuine crowd-pleasers, making him a masterpiececreator in today’s pop scene.

Bruno Mars は本当にエネルギッシュ(energetic)で多才なアーティストで、彼の音楽はいつも観客を盛り上げてくれます。コンサートはアップビート(upbeat)な雰囲気と「Uptown Funk」や「24K Magic」のようなキャッチー(catchy)なヒット曲で知られており、誰でも良い気分にさせてくれます。

マーズのパフォーマンスは傑作(masterpiece)の瞬間が満載で、スムーズな歌声と素晴らしい声域(vocal range)は、「When I Was Your Man」のような感動的(moving)なバラードでも輝きます。彼のショーはいつもワクワクするし、元気づけてくれる(uplifting)、レトロなファンクやソウル、ポップをミックスし、懐かしさと新しさが共存しています。

Bruno Mars が際立っているのは、オールドスクールの影響を現代的なサウンドと融合させ、時代を超えて愛される(timeless)と同時にモダンな曲を作り出している点です。「Just the Way You Are」や「Treasure」のような曲は、キャッチー(catchy)なだけでなくリラックスできる(relaxing)し、一緒に歌いやすいです。

全体として、Bruno Mars のディスコグラフィーはチャート1位のヒット(chart-topping hits)や本物の盛り上がる曲で溢れており、現代ポップ界の傑作(masterpiece)クリエイターです。

Benson Boone の紹介例

Benson Boone is a rising star in the pop world, celebrated for his emotional and movingsongwriting. His breakout single “Beautiful Things” is a true masterpiece-the song’s catchymelody and heartfelt lyrics have resonated with millions, making it an uplifting anthem for anyone who has experienced love and loss. Boone’s music is often described as relaxing yet powerful, with tracks like “In The Stars” and “Ghost Town” showcasing his ability to turn vulnerability into art.

What sets Benson Boone apart is his unique blend of piano-driven pop and raw, expressive vocals. His songs are not only catchy but also underrated gems that deserve even more attention. Boone’s debut album “Fireworks & Rollerblades” is filled with energetic tracks and moving ballads, painting a colorful picture of youth, freedom, and heartfelt emotion.

Fans and critics alike have praised his powerful voice and soulful delivery, with many calling him one of the most promising young artists in contemporary music. As he continues to release new music, there’s no doubt that Benson Boone will create more masterpieces and hidden gemsfor years to come.

Benson Boone はポップ界の新星で、感情的(emotional)かつ感動的(moving)な作詞で高く評価されています。彼のブレイクシングル「Beautiful Things」は本当の傑作(masterpiece)で、キャッチー(catchy)なメロディと心に響く歌詞が何百万人もの心に届き、愛や喪失を経験した人すべてへの元気づける(uplifting)アンセムとなっています。

Boone の音楽はしばしばリラックスできる(relaxing)が力強く、「In The Stars」や「Ghost Town」のような曲では、脆さをアートに昇華する力を見せています。

Benson Boone が他と違うのは、ピアノを中心としたポップと生々しく表現力豊かなボーカルの独特(unique)なブレンドです。彼の曲はキャッチー(catchy)なだけでなく、もっと評価されるべき過小評価されている(underrated)名曲も多いです。デビューアルバム「Fireworks & Rollerblades」にはエネルギッシュ(energetic)な曲や感動的(moving)なバラードが詰まっており、若さや自由、心からの感情をカラフルに描いています。

ファンや批評家は彼の力強い(powerful)声とソウルフル(soulful)な歌唱を絶賛しており、現代音楽で最も有望な若手アーティストの一人と呼ばれています。

まとめ:英語で音楽を語るコツ

音楽について英語で話すことは、決して難しいことではありません。この記事で紹介した形容詞やフレーズを使いこなせば、あなたの音楽の感想はもっと豊かに、そして具体的になるでしょう。

最初は少し使いにくく感じるかもしれませんが、日常会話や英語のリスニング中に意識して使ってみると、自然と身についていきます。また、英語の音楽メディアのレビューを読むことで、さらに多くの表現を学ぶこともできます。

音楽は感情を表現するものです。あなたが感じた感動や印象を、豊かな言葉で表現できるようになれば、英語での会話がもっと楽しくなるはずです。好きな曲について話すときは、ぜひこの記事で紹介した表現を使って、あなたの音楽体験を共有してみてください。

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