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【初心者必見】英会話の基礎を固める文法ルール完全ガイド

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英会話を始めたばかりの方は、文法の基礎がないと自信を持って会話することが難しいものです。「文法ルールが複雑すぎて覚えられない」「正しい文章の作り方がわからない」という悩みを抱えていませんか?本記事では、英会話初心者が最初に押さえるべき文法の基本をわかりやすく解説します。これらの基礎を理解するだけで、あなたの英語力は格段に向上するでしょう。

目次

1. 英語の基本5文型を理解しよう

英語の文章は基本的に5つの文型に分類されます。これらの文型を理解することで、正しい文を作る土台が築けます。

第1文型(SV: 主語 + 動詞)

最もシンプルな文型で、「誰が」「何が」と「どうする」だけで成り立ちます。

  • 例文: “Birds fly.”(鳥は飛ぶ。)
  • 例文: “I swim.”(私は泳ぎます。)
  • 例文: “She laughs.”(彼女は笑います。)

この文型は特に動作を表すときによく使われます。主語と動詞だけでも完全な意味を持つ文になるので、英会話の基本として最初に覚えると良いでしょう。

第2文型(SVC: 主語 + 動詞 + 補語)

この文型では、主語と補語がイコールの関係になります。補語は主語の状態や性質を説明します。

  • 例文: “She is a teacher.”(彼女は教師です。)
  • 例文: “He looks happy.”(彼は幸せそうに見える。)
  • 例文: “The soup tastes good.”(そのスープは美味しい。)

be動詞(is, am, are, was, were)の他に、look(〜に見える)、become(〜になる)、feel(〜と感じる)、taste(〜な味がする)などの動詞がよく使われます。

第3文型(SVO: 主語 + 動詞 + 目的語)

動詞の後に動作の対象となる目的語が続く文型です。「誰が」「何を」するかを表します。

  • 例文: “I like dogs.”(私は犬が好きです。)
  • 例文: “She reads books.”(彼女は本を読みます。)
  • 例文: “They play soccer.”(彼らはサッカーをします。)

英会話でよく使われる文型で、日常会話の多くはこの形です。何かを「する」「持つ」「見る」など、対象物がある動作に使います。

第4文型(SVOO: 主語 + 動詞 + 間接目的語 + 直接目的語)

「誰々に」「何々を」という二つの目的語を取る文型です。

  • 例文: “She gave me a present.”(彼女は私にプレゼントをくれた。)
  • 例文: “I taught him English.”(私は彼に英語を教えた。)
  • 例文: “My mother made me breakfast.”(母は私に朝食を作ってくれた。)

give(与える)、show(見せる)、teach(教える)、tell(伝える)などの動詞でよく使われます。「間接目的語(人)+ 直接目的語(物)」の順番になります。

第5文型(SVOC: 主語 + 動詞 + 目的語 + 補語)

動詞の後に目的語と、その目的語を説明する補語が続く文型です。

  • 例文: “She named her dog Lucky.”(彼女は犬の名前をラッキーにした。)
  • 例文: “We call him Captain.”(私たちは彼をキャプテンと呼ぶ。)
  • 例文: “I found the movie interesting.”(私はその映画が面白いと思った。)

make(〜を…にする)、call(〜を…と呼ぶ)、keep(〜を…の状態に保つ)などの動詞でよく使われます。

詳しくはこちらから 

2. 動詞の使い方をマスターする

英語の動詞は文の中心となる要素です。特に初心者が押さえておくべき重要なポイントを解説します。

第三人称単数の動詞変化

主語が「He, She, It」(三人称単数)の場合、動詞に「s」や「es」を付けるルールがあります。

  • 一般動詞: “He gets up at 7:00.”(彼は7時に起きます。)
  • 一般動詞: “She works hard.”(彼女は一生懸命働きます。)
  • 一般動詞: “It rains in summer.”(夏には雨が降ります。)

基本ルール:

  • 通常は語尾に「s」を付ける: work → works
  • 「s, x, ch, sh, o」で終わる動詞には「es」を付ける: wash → washes
  • 「子音+y」で終わる動詞は「y」を「i」に変えて「es」: try → tries

動詞の基本形と現在形

英語の基本的な時制の一つである現在形は、日常的な行動や真理を表すのに使います。

  • 習慣的な行動: “I go to school every day.”(私は毎日学校に行きます。)
  • 事実や真理: “The sun rises in the east.”(太陽は東から昇ります。)
  • 現在の状態: “She lives in Tokyo.”(彼女は東京に住んでいます。)

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3. 疑問文と否定文の作り方

英会話では質問や否定の表現が頻繁に使われます。これらの基本的な作り方を理解しましょう。

一般動詞の疑問文

一般動詞の疑問文は、文頭に助動詞「do」または「does」(三人称単数の場合)を置き、主語と動詞の原形を続けます。

  • 平叙文: “You like coffee.”(あなたはコーヒーが好きです。)
  • 疑問文: “Do you like coffee?”(あなたはコーヒーが好きですか?)
  • 平叙文: “She speaks English.”(彼女は英語を話します。)
  • 疑問文: “Does she speak English?”(彼女は英語を話しますか?)

ポイント:三人称単数の疑問文では「does」を使い、動詞は原形に戻ります。

一般動詞の否定文

否定文は、動詞の前に「do not (don’t)」または「does not (doesn’t)」(三人称単数の場合)を置きます。

  • 平叙文: “I like coffee.”(私はコーヒーが好きです。)
  • 否定文: “I do not like coffee.”(私はコーヒーが好きではありません。)
  • 平叙文: “He plays tennis.”(彼はテニスをします。)
  • 否定文: “He does not play tennis.”(彼はテニスをしません。)

ポイント:三人称単数の否定文では「does not (doesn’t)」を使い、動詞は原形に戻ります。

Be動詞の疑問文と否定文

Be動詞(am, is, are)の疑問文と否定文は一般動詞と少し異なります。

  • 平叙文: “She is a teacher.”(彼女は教師です。)
  • 疑問文: “Is she a teacher?”(彼女は教師ですか?)
  • 否定文: “She is not a teacher.”(彼女は教師ではありません。)

Be動詞の場合は、疑問文では主語と動詞を入れ替え、否定文では動詞の後に「not」を置くだけです。

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4. 時制の基礎と使い分け

英語では時制を使い分けることで、いつ行動や出来事が起きたのかを表現します。英会話初心者が最初に押さえるべき三つの基本時制を解説します。

現在形:習慣や事実を表す

日常的な行動、習慣、一般的な事実を表すときに使います。

  • 例文: “I go to school.”(私は学校に行きます。)
  • 例文: “Water boils at 100 degrees.”(水は100度で沸騰します。)
  • 例文: “She likes music.”(彼女は音楽が好きです。)

過去形:過去の出来事を表す

すでに終わった過去の行動や出来事を表すときに使います。

  • 例文: “I went to school yesterday.”(私は昨日学校に行きました。)
  • 例文: “She visited Japan last year.”(彼女は去年日本を訪れました。)
  • 例文: “They played tennis.”(彼らはテニスをしました。)

過去形の作り方:

  • 規則動詞:語尾に「-ed」を付ける(play → played)
  • 不規則動詞:形が変わる(go → went, see → saw)

主な不規則動詞:

  • go → went(行く)
  • come → came(来る)
  • see → saw(見る)
  • eat → ate(食べる)
  • drink → drank(飲む)

未来形:将来の予定や予測を表す

これから起こる予定や計画、予測などを表すときに使います。

  • 例文: “I will go to school tomorrow.”(私は明日学校に行くでしょう。)
  • 例文: “It will rain tonight.”(今夜は雨が降るでしょう。)
  • 例文: “She will help you.”(彼女はあなたを助けるでしょう。)

未来形の作り方:

  • will + 動詞の原形
  • be going to + 動詞の原形(計画や予定を強調)

詳しくはこちらから 

5. 実践的な例文と日常会話で使えるフレーズ

文法を学ぶだけでなく、実際の日常会話で使えるフレーズを覚えることで、英会話の上達が早まります。以下に日常生活のシーンで使える基本的なフレーズを紹介します。

朝のルーティン

  • “I get up at 7:00.”(私は7時に起きます。)
  • “I brush my teeth after breakfast.”(私は朝食後に歯を磨きます。)
  • “I take a shower every morning.”(私は毎朝シャワーを浴びます。)

家事

  • “She does the laundry on weekends.”(彼女は週末に洗濯をします。)
  • “I clean the house every Saturday.”(私は毎週土曜日に家を掃除します。)
  • “He cooks dinner for his family.”(彼は家族のために夕食を作ります。)

趣味と余暇

  • “He watches movies on Fridays.”(彼は金曜日に映画を観ます。)
  • “I read books before bed.”(私は寝る前に本を読みます。)
  • “They play tennis every weekend.”(彼らは毎週末テニスをします。)

基本的な質問と応答

  • “Where do you live?” – “I live in Tokyo.”(あなたはどこに住んでいますか? – 東京に住んでいます。)
  • “What time do you get up?” – “I get up at 6:00.”(何時に起きますか? – 6時に起きます。)
  • “Do you like coffee?” – “Yes, I do. / No, I don’t.”(コーヒーは好きですか? – はい、好きです。 / いいえ、好きではありません。)

詳しくはこちらから 

まとめ

英会話初心者にとって、文法の基礎を理解することは英語力向上の第一歩です。本記事では、基本5文型、動詞の使い方、疑問文と否定文の作り方、そして3つの基本時制について解説しました。これらの基礎知識を身につければ、簡単な日常会話から始めることができます。文法は一度に完璧にする必要はありません。少しずつ実践しながら身につけていくことが大切です。定期的に復習し、実際の会話で使うことで、徐々に自然な英語が話せるようになるでしょう。英語学習の旅は長いですが、基礎をしっかり固めることで、より効率的に上達することができます。

この記事の内容を理解できましたか?「基本5文型」や「時制の使い分け」について、まだ疑問があればコメント欄でお気軽に質問してください。また、あなたが実際に使ってみた文法や、覚えにくいと感じるポイントについても共有していただけると嬉しいです。

補足: 文法に自信をつけたい方は

初心者の中には、「文法がどうしても気になる」という方もいるでしょう。文法は必要ない、と言われても、やっぱり気になってしまうのが、日本人です。

その場合、以下のリンク先を活用して基礎文法を順番に学びましょう。初心者向けに順番に記事を読み進めることで、無理なく文法力をつけることができます。

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