「英語を教えてみたい」「英会話を教えてみたい」と思ってみたものの、いざ教えてみようとすると、「どうやって教えたらいいのか」「どんなテキストを使ったらいいのか」迷ってしまう。あるいは、実際に自分の経験を基に英語・英会話を教えてみたものの、「この方法であっているのか不安だ」、「生徒とうまくかみ合わない」などと不安に感じていませんか?
私は留学も長期間の海外生活を送ったこともありませんが、20代前半から英語・英会話を教え始め、その後英会話スクールで、講師トレーナー、教務課責任者、事業部長などを務めながら35年以上にわたり、英語教育に関わってきました。その間に直接教えた生徒は数千人以上、「英会話の教え方」を研修・指導した日本人講師数千人以上、同様に研修・指導した外国人講師数千人以上になります。
これまで私が実際に指導してきた、大人に対する「英語・英会話の教え方」を簡単にまとめてあります。「英語・英会話の教え方」に関しては、ある「一つだけの正解」はありません。あくまでも、一つの例として参考にしてください。また、子供に対する英語の教え方は、根本的に異なりますので、他の方が書いている子供専門の記事を参考にしてください。
1.Dialogueとは
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Dialogueとは、所謂「会話文」の事です。複数の人が話している「会話文」ですね。ほとんどの「英会話教材/テキスト」にはDialogueが含まれていると思います。非常に大切な練習であり、また「英会話の教え方」と言う面でも「教え方の基本中の基本」に当たる部分です。Dialogueの教え方をマスターすれば、他の練習はその応用で出来ますので、しっかりと覚えてください。まず簡単な例を見てみてください。
Ricky: What did you do last weekend?
Becky: I went to the movies.
初心者向けだとしても、実際にはもう少し長くなります。ここでは、意図的に極端にシンプルにしてあります。このようなDialogueがテキストにあります。特に「旅行英語」とか「ビジネス英語」とか、場面ごとに練習していくようなテキストではメインのアクティビティとして出てくることが多いようです。
1)Dialogueの目的
それでは、「何故ほとんどのテキストにDialogueがあるのか」、その目的を考えてみます。まず、外国語を学ぶ上で大切な3つの要素があります。
- Form
- Meaning
- Usage
簡単に説明します。
- ① Form
-
Formとは、その名の通り、「型」です。「文型」と捉えればわかりやすいと思います。例えば、3人称現在単数形とか、過去形とか、比較級とか、関係代名詞とかですね。
- ② Meaning
-
Meaningとは、「意味」です。当然ながら言葉には意味があります。単語の意味、ある文型の意味、などです。
- ③ Usage
-
Usageとは、「使い方」です。これがイメージ湧きにくいかもしれませんが、ある特定の表現や文型を、どのような場面でどのように使うのかと言う事です。
外国語を学ぶ上で、この3つの要素を学ぶ必要があるので、英会話を教える場合、この3つの要素をレッスンの色々な部分で押さえていきます。当然ながら、テキストもこの3つの要素を押さえるように出来てきます。
例えば、Formを押さえるのであれば、ドリルのような方法が有効です。過去形のFormを練習したいのであれば、こんな形で練習できます。
I (go) shopping yesterday.
She (watch) TV last night.
I (take) a shower this morning.
一見すると中学校の練習問題のようですが、やり方次第で会話レッスンになります。このあたりのドリルの練習方法は前回説明しましたので、詳細は割愛します。いずれにせよ、Formに関しては、センテンス単位で練習できます。
Meaningは、色々な方法があります。シンプルな単語の意味であれば、イラストや写真で理解できますが、ある特定の文型や表現の意味になると、「文脈」が必要になります。
Usageは、ワンセンテンスでは理解できません。必ず「文脈」が必要になります。誰と誰がどんな場面でどのような話をしているのか、この「場面設定」が出来た上で、Usageが理解できます。
Dialogueは複数の人物の会話であり、「文脈」があります。「場面設定」がされ、「文脈」がある中で、ある特定の「文型」や「表現」が使われているので、UsageやMeaningが伝わりやすいのです。
外国語を学ぶ上で、このMeaningとUsageの部分が非常に大切なので、多くのテキストにDialogueが使用されています。と言う事で、Dialogueを使って教える場合には、「場面設定」と「文脈」が非常に大切だという事を覚えてください。この「場面設定」と「文脈」を、生徒にしっかりと理解させて、意識させながら練習しないとDialogueの意味がなくなってしまいます。
2)Dialogueの位置づけ
「導入編」や「基礎編」でも説明しましたが、テキスト/教材にはそれぞれ著者の意図するところがあります。Dialogueに関しても、著者の考え方によってテキスト内での位置づけがかわってきます。多くの場合、次の3つのパターンに分かれます。
- 導入として使う
- 実戦練習として使う
- 導入と実践の両方の目的で使う
簡単に説明します。
- ① 導入として使う
-
先程説明したように、Dialogueは「場面設定」がされ、「文脈」がある中で、ある特定の「文型」や「表現」が使われているので、UsageやMeaningが伝わりやすい、と言う、その特性から、「導入」に最適です。
例えば、現在完了形を練習したいのであれば、現在完了形が使用される必要なる「文脈」の中で現在完了形が使われているDialogueを理解する事で、現在完了形のMeaningやUsageが理解できるという事になります。
I have already read this book. と言うようなワンセンテンスでは、MeaningやUsageが見えにくいのです。中学校の英語の授業のように「間接教授法」で教える場合は、日本語で説明できるので、ワンセンテンスでも理解できるように教えられるかもしれません。それでもやはり例が必要になってくると思います。
このように、ある特定の文型や表現を「Meaning」や「Usage」まで含めて理解させるための、「導入」として使用されるパターンです。この場合のレベル設定は、「Receptiveレベル」になります。
- ②. 実戦練習として使う
-
このパターンは、ある特定の文型や表現を「Meaning」や「Usage」まで含めて理解させた上で、繰り返しロールプレイなどで練習をする事で、ターゲットとなる、その文型や表現を定着させることが目的になります。具体的な練習の方法は後程説明します。この場合のレベル設定は、「Productiveレベル」になります。Dialogueの位置づけが、このパターンのように、「Productiveレベル」の場合は、テキストのDialogueの前の部分で、ターゲットとなる、その文型や表現が「導入」されているケースがほとんどです。多くの場合、Listeningのアクティビティとして「導入」されているはずです。
- ③. 導入と実践の両方の目的で使う
-
3つ目のパターンは、「導入」と「実践」の両方の目的で使う場合です。今回の「Dialogueの教え方」では、この「導入」と「実践」の両方の目的で使うパターンで説明します。このパターンで教えられれば、①と②のパターンでも対応できるからです。
いずれにせよ、Dialogueが、そのテキストの中で、どのような位置づけにあるのか、著者の意図をしっかりと把握した上で、レッスンをしてください。
2. Dialogueの教え方
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それでは、具体的なDialogueの教え方に入ります。しつこいようですが、もう一度Dialogueの目的を思い出してください。繰り返します。
外国語を学ぶ上で、このMeaningとUsageの部分が非常に大切なので、多くのテキストにDialogueが使用されています。と言う事で、Dialogueを使って教える場合には、「場面設定」と「文脈」が非常に大切だという事を覚えてください。この「場面設定」と「文脈」を、生徒にしっかりと理解させて、意識させながら練習しないとDialogueの意味がなくなってしまいます。
とにかく、「場面設定」と「文脈」を徹底的に意識してください。
では、Dialogueを練習する場合の、具体的なステップを説明します。
以下の流れで練習します。
- Set up
- Listening
- Comprehension Questions
- Repetition
- Practice: Controlled
- Practice: Freer
一つずつ説明します。
1)Set Up
まず「場面設定」を押さえます。非常に大切な部分なので、端折らないようにしてください。「誰と誰が」「どこで」「何を」を押さえていきます。先程の例で考えてみましょう。
Ricky: What did you do last weekend?
Becky: I went to the movies.
通常、テキストのDialogueなどには、イラストや写真があるので、指さしながら質問していきます。Classroom Englishの記事で説明したように、「講師が説明せずに、生徒に質問」してください。
(まだClassroom Englishの記事を読んでない方は、このまま進まずにClassroom Englishの記事を先に読んでください。)
Set Upで押さえるべき点は、毎回同じです。「誰と誰が」「どこで」「何を」ですので、聞き方もいつも同じで大丈夫です。
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Look at this picture. Who is he?
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Ricky.
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Who is she?
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Becky.
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Where are they?
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School.
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What are they doing?
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Talking.
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Classroom Englishの記事で説明しましたが、生徒はフルセンテンスで答える必要ありません。単語単位で十分です。その代わりに、「即答力」を大切にしてください。そのために「質問の仕方」が大切です。SSCです。ナチュラルスピードで聞いてください。
まとめます。
「誰と誰が」「どこで」「何を」です。
- Who are they?
- Where are they?
- What are they doing?
これで大丈夫です。習慣づけしてしまいましょう。Dialogueを練習する時は、まずこの3つの質問です。
2)Listening
「Listeningの教え方」で説明した「Listening」とは位置づけが違います。あくまでも「音」の確認です。個々の単語の発音やイントネーション、リズムをつかんでもらうために「音」を聞いてもらいます。ほとんどのテキストには、CDや音声ファイルが付属していると思うので、それを使いましょう。講師が自分で読んで聞かせる方法はあまりお勧めしません。
- 生徒は日常的に接している講師の話し方に慣れていきます。講師以外の人の話し方が理解できない、と言うようなことにならないためにも他の人の声を聴かせましょう。
- レッスンにはメリハリが必要です。CDや音声ファイルなどを使うとレッスンに変化を付けられます。
- 質問に正しく答えよう、正解しよう、と緊張感を出すことが出来ます。
ただし、何の目的もなく、ただ聞かせてしまうと、生徒は真剣に聞きません。テキストを閉じて貰って、簡単な質問を一つ与えて、聞いてもらってください。タイミング的には、Set upが終わった段階でテキストを閉じます。そして、質問を出してください。この場合の質問は簡単なもので構いません。単語1語で答えられるような質問にしてください。英会話のレッスンのポイントは、「簡単な事を素早く!」です。難しいことをすると、時間が掛かり、生徒間のレベル差が顕著に出てしまいます。必ず、簡単に素早くこたえられる質問をするように心がけましょう。
3)Comprehension Questions
ここが一番大切です。しつこいようですが、もう一度繰り返します。
外国語を学ぶ上で、このMeaningとUsageの部分が非常に大切なので、多くのテキストにDialogueが使用されています。と言う事で、Dialogueを使って教える場合には、「場面設定」と「文脈」が非常に大切だという事を覚えてください。この「場面設定」と「文脈」を、生徒にしっかりと理解させて、意識させながら練習しないとDialogueの意味がなくなってしまいます。
とにかく、「場面設定」と「文脈」を徹底的に意識してください。
Dialogueを練習する時、時々この前半のステップの①Set up、②Listening、③Comprehension Questionsをすっ飛ばしてしまう講師がいます。
日本人の学習者は学校教育を受けていますので、「文字を読む事」は出来ます。テキストの「文字を見ながら」であれば、講師の後についてリピートする事も出来ます。要するに、「場面設定」も「文脈」も「語彙・表現の意味」も分かってなくても、講師の後についてリピートし、ロールプレイをする事が出来てしまいます。ただし、その場合は、口を動かしているだけです。何も頭に残りません。せっかくのDialogueを練習する意味がほとんどなくなってしまいます。Comprehension QuestionsはDialogueを練習するうえで、非常に大切な部分ですので、しっかりと行いましょう。以下、注意点です。
- 簡単な質問を数多くする
- 上から順番に質問する
- 単語で答えられる質問をする
- 必要な語彙・表現をカバーする
簡単に説明します。
- ① 簡単な質問を数多くする
-
講師の研修をしていると必ず毎回同じフィードバックをします。「Comprehension Questionsが足らない。」です。どうも勘違いしている講師が多く、「簡単な会話だから意味は問題なく理解できるだろう」とか「簡単な質問ばかりじゃ飽きてしまうだろう」とか思うようです。そんなことはありません。初心者が英語で質問されて英語で答える事は決して簡単ではありません。そもそも「直接教授法」のメリットは、「英語で質問されて英語で答える事を繰り返すことにより、英語コミュニケーション力が身につく」です。この質問と答えの繰り返しが大切なのです。
- 英語で質問されて英語で答える
- Dialogueに出てくる文型や語彙・表現を「聞く」「話す」回数が増える
- 繰り返し質問に答える事で、「場面設定」と「文脈」を理解する。
- 繰り返し質問に答える事で、Practiceする時に「場面設定」と「文脈」を意識する。
しつこいと思われるくらい、数多くのComprehension Questionsを行いましょう。
- ②. 上から順番に質問する。
-
初心者に関して、特に日本人学習者に関して誤解していることがもう一つあります。「日本人学習は読むのは得意」と言う考えです。これは間違っています。日本人学習者は、「時間を掛けてゆっくりと読めば、解読できる。」と言うレベルです。講師はどうしても「自分の頭」で考えてしまいます。初心者向けのテキストのDialogueは非常にシンプルです。講師が自分の英語力でそのDialogueを文字で見れば、「誰でもわかる!」くらいの感覚でしょう。しかし、初心者の英語学習者にとって、見た瞬間に、「頭の中に意味が入ってくる」と言うようなものではありません。
テキストの上の方に書いてある内容に関して質問して、テキストの最下段に書いてある内容に関する質問し、またテキストの上部の内容に関する質問をする、と言うように、行ったり来たりすると付いて来られません。
必ず、テキストの上部から下部に向かって目を動かしていけば、付いていけるように質問します。
- ③. 単語で答えられる質問をする
-
初心者にComprehension Questionsをする場合、テキストのDialogueを見れば単語で答えられる質問をします。Comprehension Questionsの目的は、「場面設定」と「文脈」そして「語彙・表現の意味」を理解させることです。生徒に、頭の中で「考えて文を組み立てる」と言うような作業をさせないようにしましょう。英会話のレッスンのポイントは「即答力」です。素早く、単語で答えてもらうようにしましょう。
- ④. 必要な語彙・表現をカバーする
-
Dialogueに出てくる語彙・表現で意味が分からない物があると、生徒はPracticeをする時に不安に感じます。意味がわからず口に出すという事は気持ちの悪い物です。ここでのDialogueの位置づけは、「導入+実践」ですので、必ず語彙・表現も理解してもらう必要があります。
英会話のレッスンを教え始める時に、最初に難しく感じるのが、この「語彙・表現の意味を理解させる」と言う事だと思います。相手は英語の初心者です。やみくもに言葉で説明しても、かえって難しくなってしまいます。理解させようとしている語彙・表現よりも、説明している文章が難しくなってしまっては、分かるはずがありません。「語彙・表現の意味を理解させる」に関しては、別の記事で説明しますが、簡単にまとめておきます。
- イラストや写真で理解できるような物であれば、見せて理解させる
- 例を出す
- 用途をしめす
この時のポイントは、生徒に「言葉を探させる」です。イラストや写真で考えると分かりやすいと思います。例えば、「ナス」のイラストや写真を見せます。生徒は頭の中で「ナスは英語で何と言いうのだろう」と考え、「言葉を探す」と言う事をします。この段階でEggplantという単語を与えれば、すんなりと頭に入ります。
初心者講師の陥りがちなパターンは、definitionを説明してしまうのです。
The eggplant is a delicate, tropical perennial plant often cultivated as a tender or half-hardy annual in temperate climates.
これを初心者に行っても、わからないですよね?
さすがに「ナス」をこのように説明する人はいないと思いますが、どんな場合でもその単語のdefinitionを英語で説明するのは無駄です。
と言う事で、次のステップである、Practiceの段階では、Dialogueの「場面設定」も「文脈」も「語彙・表現の意味」も理解できている状態にします。
4)Repetition
Dialogueの「場面設定」も「文脈」も「語彙・表現の意味」も理解できている状態になったら、Productiveな練習に入ります。まずはChoral Repetitionです。生徒全員で、講師の後についてリピートさせます。ナチュラルスピードで付いて来られるようになるまで練習しましょう。
講師はDialogueのイントネーションを、大げさすぎるくらいにしてあげた方が、生徒はマネしやすいと思います。あくまでも大げさに表現するだけであって、変なイントネーションや区切り方にならないように注意してください。生徒はそのまま真似て、何回も繰り返して練習してしまい、変な癖がついてしまいます。
長い文章は少しずつ区切って練習してください。その場合は、センスグループごと、フレーズ単位で区切りましょう。また、生徒の記憶力は文の後半で怪しくなりますので、文の末尾から繰り返すのも効果的です。
My sister and I went shopping in Ginza the day before yesterday.
と言う文章を練習するのであれば、
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My sister and I went shopping in Ginza the day before yesterday.
![](https://akiramirai-english.com/wp-content/uploads/2023/05/名称未設定のデザインのコピー-150x150.png)
My sister and I ……………………….
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OK. Yesterday.
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yesterday.
![](https://akiramirai-english.com/wp-content/uploads/2023/05/名称未設定のデザイン-150x150.png)
the day before yesterday
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the day before yesterday
![](https://akiramirai-english.com/wp-content/uploads/2023/05/名称未設定のデザイン-150x150.png)
in Ginza the day before yesterday
![](https://akiramirai-english.com/wp-content/uploads/2023/05/名称未設定のデザインのコピー-150x150.png)
in Ginza the day before yesterday
![](https://akiramirai-english.com/wp-content/uploads/2023/05/名称未設定のデザイン-150x150.png)
went shopping in Ginza the day before yesterday
![](https://akiramirai-english.com/wp-content/uploads/2023/05/名称未設定のデザインのコピー-150x150.png)
went shopping in Ginza the day before yesterday
![](https://akiramirai-english.com/wp-content/uploads/2023/05/名称未設定のデザイン-150x150.png)
My sister and I went shopping in Ginza the day before yesterday.
![](https://akiramirai-english.com/wp-content/uploads/2023/05/名称未設定のデザインのコピー-150x150.png)
My sister and I went shopping in Ginza the day before yesterday.
これで、めでたしめでたし、と言う感じです。このRepetitionの段階を端折らいないようにしましょう。
ところで、英会話のレッスンには、大切なポイントがいくつかあります。
- 易しい⇒難しい
- Controlled ⇒ less Controlled
この2点目の「Controlled ⇒ less Controlled」に関してはこの後詳しく説明しますが、「簡単な事」が出来ないうちは「難しい事」は出来ません。
講師の後にリピートする方が、生徒同士でロールプレイするより「簡単な事」です。この段階を端折ってしまうと、より「難しい事」である、生徒同士でロールプレイする事は上手く出来ません。
5)Practice: Controlled
Dialogueの「場面設定」も「文脈」も「語彙・表現の意味」も理解できている状態になり、講師の後についてスムースにリピートする事が出来るようになったら、生徒同士でロールプレイを行います。
この場合のポイントは一つだけです。
いかに、飽きさせずに何回も繰り返させるか
この1点に尽きます。
この場合のDialogueの練習は完全にProductiveな練習です。繰り返し練習し、生徒が自分の言葉として使えるようになるまで練習します。とは言え、ただ「繰り返し練習」するだけでは、どこかの段階で飽きてしまいます。少しずつ変化をつけて飽きないようにします。この場合のポイントは、やはり「易しい⇒難しい」です。変化を付けていくときに少しずつ難しくなるようにします。以下、一般的なパターンを書きますが、必ずしも毎回この順番でこの通りに練習する必要はありません。
- ペアで練習(テキストを見ながら)
- パートを変える(テキストを見ながら)
- ペアを変え、新しいパートナーと練習する(テキストを見ながら)
- 新しいパートナーとパートを変えて練習する(テキストを見ながら)
- 再度ペアを変えて、アイコンタクトをしながら練習(テキストを見ながら)
- パートを変えて、アイコンタクトをしながら練習(テキストを見ながら)
- 再度ペアを変えて、テキストを見ないで練習
- パートを変えて、テキストを見ないで練習
- 立ち上がって、テキストを見ないで練習
- 立ち上がって、パートを変えてテキストを見ないで練習
これで、少なくとも10回は練習できます。
簡単に解説します。
まず、「易しい⇒難しい」にする一番簡単な方法は、「テキストを見る時間/量を減らす」と言う事です。「テキストを見ながら」練習するより、「アイコンタクトをしながら」練習する方が、テキストを見る時間/量が減ります。「テキストを見ないで」練習すれば、当然ながら、更に減り、難易度が上がります。
また、練習する相手を変えたり、立ち上がったり、動いたりすると気分が変わり、飽きにくくなります。特に小道具を持たせたり、動きを加えると、Dialogueの文章以外に意識が分散されるので、難易度も上がります。
毎回同じ流れで練習する必要はありません。ポイントは次の3つです。これさえしっかりと押さえられれば、色々なパターンを試してみてください。
- 十分に練習する
- 「易しい⇒難しい」の流れで練習する
- 飽きないように変化をつける
ここまでが、テキストのDialogueをそのまま練習する方法です。まず、ここまでしっかりと出来るようにしましょう。
そして、注意点を何点か、上げます。
Dialogueはその登場人物の人数にもよりますが、基本的に2人1組のペアワークで練習します。ペアワークを使うときの注意点があります。(マンツーマンのプライベートレッスンの場合は、講師が自分でパートナーになるのであまり心配する必要はありません。)
- モニターをしっかりとする
- リアクションを取る
- ペアを組みかえる
- レベル差の調整をする
簡単に説明します。
- ①. モニターをしっかりとする
-
時々、ペアワークを自分の休憩時間と勘違いしている講師がいます。「生徒同士で勝手に練習させておく」みたいな感覚なのでしょうか? 決して講師の休憩時間や次の練習の準備時間ではありません。ペアが何組あろうとも、全ペアに目を配り、進行状況をチェックしましょう。言い間違えていたり、発音がおかしかったりした場合は、その場で直していきましょう。もし、過半数のペアが上手く出来ていないようであれば、一度ペアワークをストップさせて、もう一度リピートさせるなど、問題点を解決してから再開させます。
- ② リアクションを取る
-
生徒の視点からは、生徒同士の練習であるペアワークは不安に感じる物です。「基礎編」や「導入編」で説明したように、初心者は色々な場面で不安に感じます。Dialogueは、簡単に言ってしまうと「テキストに書いてある会話文をそのまま読むだけ」のきわめてシンプルな練習です。それでも、初心者の生徒からすると、「この発音で通じるのだろうか?」「変なイントネーションじゃないか?」など、不安に感じます。不安に感じたまま練習を続けると更に不安に感じます。
そのため、講師はしっかりとモニターしながら、”Good!” でも”Excellent“でも何でもいいので、「ちゃんと話せていますよ!」と言う意思表示をします。これだけで、生徒は安心できます。
- ③. ペアを組みかえる
-
グループレッスンでは、色々な生徒と一緒に練習します。年齢も性別も職業も目的も違うクラスメートと練習をするわけなので、当然好き嫌いが出てきます。大人の生徒は露骨に顔に出すことはめったにありませんが、それでもなんとなくわかるものです。ペアを組み変えないで同じパートナーとずっと練習させた場合、相手があまり一緒に練習したくない人の可能性もあります。その場合、40分なり50分なり、あるいは90分とか、その相手とずっと練習するのは苦痛になります。適度にペアを組みかえると、気分転換になるだけでなく、そういうリスクも分散出来ます。
- ④. レベル差の調整をする
-
グループレッスンの場合、どんなに細かくレベル設定をしても、必ず同レベル内にレベル差が生じます。英会話のレベルは、総合力です。リスニング、文法、語彙、即答力、スピーキング力、発音などを総合的に判断してレベルを決めます。同じレベル内でも、リスニングの強い人、文法の弱い人、語彙力の高い人など、様々なタイプが混在します。また、生徒一人一人のレベルの感覚も、リスニング、文法、語彙、即答力、スピーキング力、発音のどこを気にするのか、個人差があります。つまり、グループレッスンの場合、生徒は常にレベル差を感じています。
ペアワークの場合、簡単に考えると次の2パターンが考えられます。
パターン1
- ペアA:レベル高 & レベル低
- ペアB:レベル高 & レベル低
パターン2
- ペアA:レベル高 & レベル高
- ペアB:レベル低 & レベル低
パターン1の場合は、「レベル高」にまず難しめのパートを担当させます。この場合は、ペアAとペアBで同じような対応が出来ます。
パターン2の場合は、ペアAとペアBの進み具合で調整します。ペアA の方がスムースに進むので、次のステップへ、次のステップへと先へ進ませます。
このあたりは、しっかりとモニターしながら臨機応変に対応していきましょう。
この注意点を無視して進めてしまうと、「日本人同士(生徒同士)で練習しても意味がない」とか「レベル差が大きい」と言うような苦情に繋がってしまいます。
ここまでが、Controlled Practiceの進め方です。この、Controlled Practiceがしっかり出来ていないと、次のステップである、Freer Practiceが上手く進みませんので、十分に練習するようにしてください。
6)Practice: Freer
ここまでの時点で、Dialogueの「場面設定」も「文脈」も「語彙・表現の意味」も理解できている状態になり、講師の後についてスムースにリピートする事が出来るようになり、生徒同士でロールプレイで十分に練習をしてきました。ロールプレイでは、「テキストを見なくても出来る」ようになるくらい、練習をします。ここまでが、Controlled Practice です。
これは非常に大切な練習なのですが、あくまでも「テキストに書いてある文章をそのまま読んでいるだけ」です。「テキストを見なくても出来る」ようになるくらい練習したとしても、丸覚えしたことはすぐに忘れてしまいます。一夜漬けのテスト勉強と一緒ですね。
練習したことを定着させるためには、「自分の言葉として使う」練習をすことが必要です。これが、Freer Practiceです。と言っても、「自由に話してください!」と言うような事ではありません。初心者に対して、「さぁ、話してください!」とい言っても、困ってしまうだけです。あくまでも、Freerなので、「少しずつ、自分で考える部分が出てくる」と言う程度です。
Controlled Practice:生徒の発話は、100%講師が意図した内容
Freer Practice;生徒の発話は、100%講師が意図した内容ではない
つまり、Freer Practiceは、90%コントロールされていても構わないのです。このコントロールの度合いがポイントです。このコントロールの度合いを間違えると、何も話せなくなってしまいます。
「易しい⇒難しい」の流れで練習する
100%のコントロール(テキストに書いてある文章をそのまま読んでいる状態)から、90%のコントロール、80%のコントロール、と言うように徐々に自由度を増していきます。どこまで自由に出来るかは、生徒のレベル次第です。「基礎編」や「導入編」で説明したように、「少し頑張れば出来る」と言うレベルまで自由度を上げていきましょう。
では、具体的に考えていきましょう。先程と同じ例です。まずコンセプトを説明します。
Ricky: What did you do last weekend?
Becky: I went to the movies.
Controlled Practiceで十分練習を積んできているので、全く問題ないはずです。このコントロールを100%から90%くらいに緩めてみます。
- ①. 選択肢で置き換える
-
Ricky: What did you do _____A______?
Becky: I _____B___________.
A
yesterday
last night
last Friday
B
Watch TV
go shopping
work out
生徒は選択肢を置き換えているだけです。講師が意図している内容ですが、どの選択肢を使うのかは生徒に委ねられているので、100%のコントロールではありません。この場合の注意点ですが、選択肢を当てはめた時に、「不自然な会話」にならないように注意します。レッスン準備の段階で、全ての選択肢を当てはめてみて、会話として成立するか確認してみましょう。時々、生徒に全く不自然な会話をさせていて平気な顔をしている講師がいますが、問題外です。「コミュニケーション」のための英語を練習している訳なので、「会話の現実性」は常に意識してください。また、選択肢として使用する語彙・表現は、生徒が意味を理解しているか、必ず確認する必要があります。意味がわからない表現を無理やり当てはめてみても全く効果がありません。
- ②. 選択肢をなくし、空欄部分を自分で考えてもらう
-
Ricky: What did you do ___________?
Becky: I _______________.
今度は選択肢ではなく、生徒に「自分で考えて」、「自分が言いたいこと」を言ってもらいます。この段階でかなり生徒の発話の「自由度」は増してきています。ここでの注意点は、「Vocabularyのコントロール」です。生徒に「自分で考えて」、「自分が言いたいこと」を言ってもらうと言っても、初心者の場合、語彙力が優れている訳ではありません。「自分が言いたいこと」があっても、語彙力不足で「自分が言いたいこと」をどう表現していいか分からずに沈黙してしまう可能性があります。実際には、レッスンのこの時点で、この状態に陥ったら為す術ありません。無責任なようですが、手遅れです。事前に手を打っておく事が必要です。まず、今回のレッスンだけで考えた場合、Dialogueの練習に入る前に、ここで必要な語彙を押さえておきます。この場合は、主に「動詞句」ですね。このレッスンのT/L(Target Language)は過去形なので、Dialogueの練習をする前にドリルなので、必要な動詞句を練習しておきます。(「ドリル」の記事を読んでない方は、先へ進む前に「ドリル」の記事を読んでください。)
また、講師は1回1回のレッスンだけの事を考えて、レッスンするべきではありません。「基礎編」や「導入編」で説明したように、そのテキストを使って1年間とか、6ヶ月間レッスンを続けた段階で、「何が出来るようになるのか」と言う到達目標を設定する必要があります。この場合であれば、このテキストを終了した時点で身につけるべき「動詞句」を意識してレッスンを準備する必要があります。
- ③. 会話を伸ばす
-
Ricky: What did you do ___________?
Becky: I _______________.
Ricky: _____________________
この会話は、Rickyが質問してBeckyが答えて終わっています。今度は、Beckyの答えに対して、Rickyに反応してもらいます。どんな「反応するのか」を完全に自由にしてしまっても良いですし、「コメント」とか「質問」と言うふうに指定しても大丈夫です。
「コメント」と指定します。
Ricky: What did you do ___________?
Becky: I _______________.
Ricky: __comments___________________
「コメント」の代わりに「質問」にする事もできます。
Ricky: What did you do ___________?
Becky: I _______________.
Ricky: ___question__________________
こんな感じですね。この場合であれば、いくらでもExpandできます。
Ricky: What did you do ___________?
Becky: I _______________.
Ricky: _____________________?
Becky: __________________.
Ricky: _____________________?
Becky: __________________.
Ricky: _____________________?
Becky: __________________.
途中で、逆転することもできます。
Ricky: What did you do ___________?
Becky: I _______________.
Ricky: _____________________?
Becky: __________________.
Ricky: _____________________?
Becky: __________________. How about you? What did you do?
Ricky: _________________.
Becky: __________________?
Ricky: _________________.
Becky: __________________?
Ricky: _________________.
Becky: __________________.
どこまでExpandするかは、生徒のレベルやレッスン時間によって判断してください。数多くのアクティビティをなぞる様にレッスンを進める講師がいますが、生徒からするとあまり達成感も満足感も得られません。「〇〇先生のレッスンはテキストをやってるだけ」「一人でも出来る内容でレッスンを受ける意味がない」「話す時間が少ない」と言うような苦情を受けてしまいます。一つ一つのアクティビティを十分に深掘りして行った方が、英語力向上という意味でも効果的だし、生徒の満足感も高くなります。
この二つの会話を比べてみてください。
まず、テキストにあるオリジナルの会話です。
Ricky: What did you do last weekend?
Becky: I went to the movies.
こちらが、Freer Practice で練習した会話です。
Ricky: What did you do ___________?
Becky: I _______________.
Ricky: _____________________?
Becky: __________________.
Ricky: _____________________?
Becky: __________________. How about you? What did you do?
Ricky: _________________.
Becky: __________________?
Ricky: _________________.
Becky: __________________?
Ricky: _________________.
Becky: __________________.
上の会話がテキストの会話で、下の会話がこの会話のFreer Practiceです。空欄の部分は生徒が「自分で考えて話して」います。なぜ、英語力が向上するか、満足感が高いのかは、一目瞭然です。ただし、いきなり下の会話をやらせようとしても、初心者には難しすぎます。上の会話から、徐々にExpoandすることによって無理なく出来る様になります。
- ④. 状況設定をする。
-
先程の会話に状況設定をします。ここでのポイントも、無理なく少しずつFreer にしていくことです。オリジナルの会話は、RickyとBeckyが学校で話しているという設定です。この設定をそのまま使います。
こんな感じになります。
Ricky;〇〇〇〇
Becky:〇〇〇〇
Ricky:〇〇〇〇
Becky:〇〇〇〇
Ricky: What did you do ___________?
Becky: I _______________.
Ricky: _____________________?
Becky: __________________.
Ricky: _____________________?
Becky: __________________. How about you? What did you do?
Ricky: _________________.
Becky: __________________?
Ricky: _________________.
Becky: __________________?
Ricky: _________________.
Becky: __________________.
Ricky;〇〇〇〇
Becky:〇〇〇〇
Ricky:〇〇〇〇
Becky:〇〇〇〇
先程の会話に、「会った時の挨拶」と「別れの挨拶」をつけます。「Classroom English」の記事でインストラクションの出し方は説明してありますので、まだ読んでない方は「Classroom English」の記事を先に読んでください。
この場合に限らず、Freer Practiceのインストラクションは非常に大切です。必ず見本を見せる様にしてください。
次は、状況設定を全く変えてしまいます。この会話はRickyとBeckyが学校で話しているという設定でしたが、場面設定と人物設定を変えてしまいます。状況設定を変えると、生徒は自然とその状況に合わせた表現を使う様になります。以下、いくつか例を挙げます。
A:会社の同僚同士
B:上司と部下
C:親子
D:刑事と容疑者
E:夫婦
状況設定によって、自然と「言おうとする表現」が変わってくるのがわかると思います。生徒も自然と変えてくれます。ただし、状況設定を決める時に語彙レベルに気をつけてください。一度自分自身で試しに「その状況設定で話してみて」ください。その時に使った語彙・表現が自分が教えている生徒達から、無理なく出てくる表現なのか、よく考えて場面設定を選んでください。
Freerにして、自由度が高くなると、難易度が上がります。このような練習をする時に、その難易度はほとんどの場合、語彙・表現力です。難易度の調整をするのは、講師の非常に大切な仕事の一つですので、難しくなりすぎないように十分気をつけてください。少しChallengingな程度、「頑張れば出来る!」と言うレベルに設定できることが理想的です。
3. まとめ
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1)Dialogueとは
外国語を学ぶ上で、MeaningとUsageの部分が非常に大切なので、多くのテキストにDialogueが使用されています。と言う事で、Dialogueを使って教える場合には、「場面設定」と「文脈」が非常に大切だという事を覚えてください。この「場面設定」と「文脈」を、生徒にしっかりと理解させて、意識させながら練習しないとDialogueの意味がなくなってしまいます。
2)Dialogueの教え方
- ① Set up
-
状況設定です。「どこで」「誰が」「何を」を押さえます。
- ②. Listening
-
音の確認です。発音、イントネーション、リズムを意識させてください。
- ③. Comprehension Questions
-
練習前の一番大切部分です。細かく丁寧に質問をしてください。
- ④. Repetition
-
講師対生徒全員でリピートします。ペアワークに入る前に自然なイントネーションで練習しましょう。
- ⑤ Practice: Controlled
-
ペアワークです。飽きさせないように、変化をつけながら繰り返し練習します。
- ⑥. Practice: Freer
-
レッスンで一番重要な部分です。十分に時間をかけて練習しましょう。
3)Dialogueの注意点
- 場面設定と文脈を理解させ、場面設定と文脈を意識させながら練習する
- Controlled Practiceを十分に練習する
- 易しい→難しいの流れを意識する
- Freerの語彙レベルに気を付ける
- インストラクションをシンプルに
- ペアワークのモニターをしっかりと
- リアクション!
英会話のレッスンをする上で、「Dialogueの教え方」が基本中の基本になります。これが出来る様になれば、他のアクティビティも全てその応用で出来る様になります。しっかりと基本を理解してマスターしてください。
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