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文法の学習方法

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長い事、「英語・英会話を教える」と言う仕事に携わってきましたが、日本人英語学習者が何故こんなに英文法が好きなのか、文法に拘るのか、文法を勉強しないといけないと言う一種強迫観念に取り憑かれているのか、全く理解できません。

もし、この記事を読んでいる方が、英語・英会話の初心者で、「ちょっと旅行で使えたら良い」と思っているのなら、文法を勉強する必要はありませんこの記事を読んでみてください。

日本人英語学習者は学校教育で英語を勉強しています。それもかなり文法重視の教育を受けています。英語が苦手だった人でも、それなりに文法の知識を持っているはずです。

例えば、「イタリア語」を勉強したいと思った場合、もし第2外国語とかで勉強していない限り、全く「イタリア語」の知識がないわけです。その場合は、多少イタリア語文法の勉強をした方が良いでしょう。ある程度の知識がないと、丸暗記するにも何が何だかわからない状況に陥ってしまうでしょう。

英語の場合、単語の意味が分かれば、「全く何が何だかわからない」と言う状況にはならないと思います。初心者で、「ちょっと旅行で使えたら良い」と言う目標設定なら、文法を勉強する必要はありません。学校で勉強した知識で十分です。

ただし、もう少し本格的に英語を勉強したいと思った場合、文法の学習は不可欠です。ここでは、これから本格的に英語を勉強したいと思っている方向けの学習方法を説明します。

目次

中学校1年~3年の文法問題集を反復練習する

なぜ文法問題集なのか?

「中学1年~3年の英語教科書を徹底的に学び倒す!」練習と同時進行で「中学1年~3年の文法問題集を反復練習する」事を実践してみてください。「中学1年~3年の英語教科書を徹底的に学び倒す!」事は、主に①語彙力を強化する②色々な文型が文脈の中で使われている例に出会う、と言う事が主な効果になります。

それに対して、「中学1年~3年の文法問題集を反復練習する」は個々の文法事項や文型を個別に練習していきます。例えば、文法問題集の場合、過去形なら過去形比較級なら比較級関係代名詞なら関係代名詞だけを一つのユニットで練習します。

「中学1年~3年の英語教科書を徹底的に学び倒す!」場合は、(中学1年生の最初の部分は除き)、いろいろな文型や文法事項が一つの段落、ページに出てきます。ある程度の文脈のある中で文章を読んでいくので当然の事です。

文法問題集で個別に練習した、過去形や比較級を、リーダーの教科書(敢えて”リーダー”と言います)で、他の時制や文型とともに使われている例を学習する事で、過去形や比較級の「使われ方」を実感し、繰り返し出会うことで定着させていきます。

この「文法の練習」「リーダーの学習」を並行する事で、総合的な英語力が上がっていきます。特に中学校の教科書(リーダー)と文法事項は、その後の英語学習に必要不可欠な「土台」を築き上げていくための非常に大切な要素なので、先を焦らずにじっくりと取り組んでください。

また、「文法の練習」と言っても、所謂「学校の定期テスト」のような物とは違ってきます。「ここでのレベル設定」で説明したように、コミュニケーションのための「使えるレベル」の文法力を身につける、と言う意味です。

簡単に言ってしまうと、「知識のための文法力」と「使えるレベルの文法力」の差は、①スピード②(英語の語順で)様々な文法事項に意識を回せる③文字に頼らない、の3つになります。

①スピード

例えば、学校の定期テストで英語の問題を解く時、1問について何分時間を掛けられますか? 実は意外と時間が掛けられます。50分のテストで50問あったとしても、1問当たり1分掛けられます。1分がどのくらい長いか、スマホのタイマーでチェックしてみてください。驚くほど長い時間を掛けられます。

それに対して、英語でコミュニケーションを取っている時はどうかと言うと、1分などとてもじゃないけど掛けられません。

“What did you do yesterday?”

“……………”

この時間が1分間続いたらどうですか?

コミュニケーションとして成立しませんよね?

目安としては、中学校レベルの文法問題であれば、1問当たり2-3秒で答えられるように訓練していかないと、「使えるレベルの文法力」にはなりません。

②(英語の語順で)様々な文法事項に意識を回せる

スピードと共に大切なのは、「様々な文法事項に意識を回せる」と言う事です。例えば、過去形の章では過去形だけを練習します。最初は「過去形だけをしっかりと使えるようになる」と言うことで良いのですが、「使えるレベルの文法力」を身につけるためには、過去形以外の文法事項にも意識を回す事ができるようになる必要があります。

そのために「文法問題集」「英語教科書」を併用するのですが、大体において「文法問題集」も「まとめテスト」のページのようなものが付いています。時々、この「まとめテスト」を端折る人がいるのですが、必ずしっかりと取り組んでください。いろいろな文法事項が混在した中で、1問当たり2-3秒で答えられるようになれば、もう大丈夫です。

また、「とりあえず、センテンスの最後まで一度読んでみて考える」と言う癖は早い段階で無くしましょう。「聞く」「話す」を中心とする英語コミュニケーション力を伸ばすための勉強方法としては、「英語の語順で意識を回す」と言うことが非常に大切です。問題集に書いてある文章を目で見ている限り、後戻りできますが、「聞く」「話す」を中心とする英語コミュニケーションの場では、後戻りできません。

最初のうちは時間がかかっても構いません。学校で学んだ「知識としての英文法」から「使えるレベルの文法力」へ進化させるためには、「意識を向けて」「考える」ための時間を短縮する訓練が必要になります。

③文字に頼らない

当たり前ですが、会話と言うコミュニケーションスタイルでは、「音で聞いて、音で答える」と言う形になります。理想的には「文法問題集」の内容をそのまま、音声だけで練習できるのがベストです。

実際にはなかなかそう言う教材は無いし、初心者の時点では難しすぎると思います。ただし、「そのうち文字に頼らないでもできるようにならないといけない」と言う感覚を持ってください。この時点で有効な方法は、一度答え合わせした問題を音読する事です。詳しい練習方法は次のコーナーで書きます。

では、文法問題集を使ってどのように練習するのか?

STEP
まず解いてみる(ノートに書く)

特に時間の事は気にする必要ありません。ゆっくり考えながら、まず解いてみましょう。1章が長かったら、1ページとか2ページとか区切れの良いところまでで大丈夫です。この時、テキストには絶対に書き込まずノート裏紙などに書いてみてください。答えは単語で書くのではなく、必ず「文全体」を最初から最後まで書くようにしてください。

忘れてしまっている文法事項があると思うので、思い出しながらゆっくりと進めてください。テストでは無いので、辞書を使っても、文法書で確認しても構いません。ここでは、「考える」と言う事が大切です。

STEP
解答を見て正解を確認する

  区切れのいいところまで解けたら、解答を見て正解を確認してください。間違ったところも、偶然会ってた答えも、「なぜそうなったのか」を理解するようにしてください。ここでも必要に応じて辞書を使ったり、文法書を見ながら確認するようにしてみてください。

STEP
タイマーをセットして、もう一度解いてみる

ここからが本番です。正解を確認し、「なぜそうなるのか」がなんとなく理解できたら、ひたすら反復練習です。タイマーをセットして、もう一度同じ問題をやってみましょう。1問2-3秒が目標です。例えば、50問あるのであれば、100秒~150秒を目標にします。

もし、「書く」事に時間が掛かってしまうのであれば、少し時間を伸ばしてみても構いません。その場合は、「休まずに/間を空けずに」書き続けられるようになるまで繰り返してみてください。しかしながら、単語で書くのではなく、必ず「文全体」を最初から最後まで書くようにしてください。

STEP
目標タイム(1問2-3秒)に近づくまで繰り返す

 ほぼ間違えないようになってきたら、もう書く必要はありません。タイマーをセットして、1問2-3秒で答えられるようになるまで、声に出して言ってみましょう。やはり、単語で言うのではなく、必ず「文全体」を最初から最後まで言うようにしてください。

理想的には、友達や家族に聞いてもらって、正解かどうか確認しながら、時間内に終了できるかどうか、ゲーム感覚でやってみてください。ある程度、目標タイムに近づけたら、次のユニットに進んでください。

STEP
定期的に復習する

  ある程度、目標タイムに近づけたら、次のユニットに進んで構わないのですが、時々逆戻りして復習してください。例えば次のような問題集であれあば、

  • 第1章 現在形
  • 第2章 過去形
  • 第3章 未来形
  • 第4章 比較級

第1章から第3章まで進んだら、もう一度第1章に戻る。

第4章まで進んだら、第2章まで戻る。

と言うような感じで復習しながら進んでください。きっと驚くほど忘れている事でしょう。それでも続けているうちに、「こんな簡単な事ができなかったのか?」と驚く時がやってきます。その時が来るまで、少しの辛抱なので頑張ってみてください。

この練習を続けていくと、「教科書」の練習や、この後に出てくる他の練習も徐々にやりやすくなってきます。総合的な英語力を多方向から伸ばす練習を続けていくと、ある日突然「突破口」が見えてきます。

また、この「文法の練習」「教科書の練習」100%を求めないようにしてください。ある程度できるようになったら、(50-60%くらいで十分です)、どんどん先に進んでください。「完全主義者」になることは、語学学習には大きな障害になります。今分からなくても、後になってわかる時が自然にやってきます。とにかく、「先へ先へ」と言う気持ちで、1章から2章1年生から2年生へ、とどんどん先へ進んでください。

中学校1年~3年のテキストをマスターする

なぜ中学校のテキストなのか?

英語学習に関してよく言われる事の中に、「中学英語をマスターすれば英語は話せるようになる」と言う表現があります。ちょっと誤解を与える表現なので、こう言い換えた方がいいでしょう。「英語を話せるようになるには、中学英語をマスターする必要がある。」

まだ誤解を与えてしまう可能性があるかも知れません。この表現を聞いて、「ひたすら中学校の教科書をノートに書いて丸暗記する」みたいな行動に走ってしまうと、思うような結果が得られないかも知れません。

「中学英語をマスターする」と言うのは、必ずしも「中学校の英語教科書を丸暗記する」と言う事ではないのです。(ただし「中学校の英語教科書を丸暗記する」と言う勉強法は無駄ではありません。)「中学英語をマスターする」と言うことは、「中学校で学ぶ基本文型、単語、熟語、表現、文法などを身につける」と言う意味です。

「中学校で学ぶ基本文型、単語、熟語、表現、文法などを身につける」と言うことが出来れば、中学校の教科書である必要はありません。このサイト内での「初心者、中級者、上級者」の定義を書いた部分で、それぞれの文法レベル、語彙レベルは簡単に説明しました。初心者、中級者が使えるべき文法事項や語彙力を身につけると言うことです。

もし中学校時代の英語の教科書にあまりいい思い出がなければ、他のテキストでも構いません。要するに中学校レベルの基本的なテキスト、それも文法、語彙・表現など、幅広くバランスの取れているテキストであれば何でも構いません。ただし、もし中学校の英語の教書に抵抗がないのであれば、教科書を使ってみてください。やはり非常にバランスの取れた良いテキストですので。

では、中学校のテキストをどのように使って勉強するのか?

非常にシンプルな方法です。まず音読してください。可能であれば音声教材も活用してください。教科書準拠のCDなどが販売されているはずです。音声教材があればこんな順番を試してみてください。

STEP

教科書を閉じて音声を聞く

まず、文字を見る前に「音から」入ります。

STEP

教科書を目で追いながら音声を聞く

文字を見て、視覚と聴覚を一致させます。

STEP

教科書を閉じて音声を聞く

一度目で文字を見て安心出来たと思いますので、音に集中してください。

STEP

(時間に余裕があれば)センテンスごとに止めてノートに書き留めてみてください。

出来れば、書き取ってみてください。どのくらい正確に聞き取れているか確認できます。

STEP

教科書を見ながら、センテンスごとに止めてリピートする

焦る必要ありません。ゆっくりと正確にリピートしてみてください。

STEP

教科書を閉じて、センテンスごとに止めてリピートする

文字を見ずに、音に集中して正確にリピートしてください。

STEP

教科書を閉じて音声を聞く

この段階で、確実に聞き取れるようになっているはずです。聞きながら、意味が頭の中でイメージできれば完璧です。

英語が苦手だと思っている人も、おそらく中学校1年生の教科書であれば、それほど難しく感じないでしょう。人によって、2年生の教科書に入る頃から難しく感じ始め、3年生のテキストになるとかなり難しく感じるかも知れません。わからなくなってしまっても、あまり気にせず、先ほどの7つのステップを繰り返してください。

語学学習で非常に大切なことは、「100%の習熟度を求めない」と言うことです。今分からなくても、そのうち分かるようになります。非常に無責任な言葉に聞こえるかも知れませんが、語学学習ってそう言うものです。

例えば、「数えられる名詞」「数えられない名詞」「単数、複数」「定冠詞と不定冠詞」とか、中学校1年生の教科書から出てきます。よく分からないかも知れません。これらは、日本語にないコンセプトなので、あまりピンとこないからです。中学校の教科書に全てが詰まっているとは言え、まだまだ絶対数・絶対量、サンプル数、が足らないのです。

もし知っている単語数が50語とか100語と言うレベルであれば、「数えられる名詞」「数えられない名詞」に関して、その違いを理解するのが、あるいは体感するのが難しいでしょう。それが、学習を続けるうちに、知っている単語数が3000語とか5000語くらいのレベルになると、数多くの「数えられる名詞」「数えられない名詞」に出会ってきているので、サンプル数が増え、自然と「数えられる名詞」「数えられない名詞」の違いが理解できるようになるのです。

なので、「なんかよく分からないなぁ」と思っても、あまり気にせずに先へ先へと学習を続けてください。数ヶ月経つ頃には、以前分からんかった事が、「なんであんなにむずかしく感じたんだろう」と思えるようになります。

Reading

「またReadingか!」と思うかもしれませんが、Readingが非常に大切なのです。そして多くの日本人学習者に圧倒的に足りていない部分です。分かりやすく説明するためにまた留学を例にとります。英米の大学に正規留学すると膨大な量のReadingが課せられます。日々の学習の中で、自然と速読できるようになります。出来ないと追いつかないからです。また課題をこなすためには当然ながら精読も必要になります。

精読は、「多読・速読」とは異なり、「正確に読み取る」作業になります。イメージしやすいのは高校の英語の授業や大学入試ですね。まぁ、そのまんまです。大学入試の受験勉強をすると思ってもらえれば大丈夫です。

特に説明の必要ないかもしれませんが、一つ例を出します。

On my way home, I saw a woman that I met at the party my boss held a few weeks ago, which I should not have gone to in the first place.

STEP
文の構造を把握します。

この場合であれば、  

主語:I                                             動詞:saw                                            目的語:a woman 

このS+V+Oがこの文の核になります。                               これを見た瞬間、「SVOか…」拒否反応を示す人が出てくるかもしれませんが、避けては通れません。

STEP
修飾語句

関係詞が修飾                                           関係代名詞:a woman that ~                                  関係代名詞:the party (which) my boss held                             関係代名詞:which I should ~

副詞句が修飾                                           副詞句:on my way home

STEP
その他

その他に、代名詞などがあれば、それが何を言い換えているのか、など、文の構造を正確に理解する練習です。

和訳する必要はありませんが、文の構造を理解するのが目的なので、最低限、S,V, O, C, OO, OCなど記入し、修飾語句がどの言葉を修飾しているのか分かるように記入していきましょう。難しい文章もあるかもしれませんが、隅から隅まで100%理解できるまで、頭を絞り考え抜きましょう。考えるプロセスが大切なのであきらめずにひたすら考え抜きます。

ただし、「多読・速読」と異なり、精読に関しては誰か英語力の高い人にチェックしてもらった方が良いでしょう。理想的には英語の先生とかに見て貰えれば良いのですが、環境的に難しい場合は、詳しい解説付きの読解練習問題集のような物で勉強すると良いでしょう。

もし、大学入試レベルの読解問題集が難し過ぎる場合は、高校入試長文問題集から始めてください。その場合でも、最終的には大学入試(難関校レベル)の長文読解問題集を使用してください。

大学入試レベルになると語彙レベルも高くなるので語彙力も付きます。語彙もしっかりと増やしていってください。この場合の語彙レベルはPassive Vocabularyで構いません。大学入試で語彙を増やしておくと、今後練習するニュースや雑誌記事、本格的な文学作品を読む時非常に役に立ちます。

この精読で一番身につくのは文法力です。文法力強化が目的です。「中級レベル」の特徴として、「なんとなく大雑把に理解」してしまう傾向があります。それはそれで良いのですが、上級レベルにステップアップするためには、相手の言う事を正確に理解する力を伸ばす必要があります。これが出来ないと、正確なコミュニケーションは成り立ちません。読んで理解できない事は、聞いて理解できませんので、精読をする事で「正確に理解する」力を伸ばしていきます。

速読・多読の場合は、「辞書を使わないで読み進む」と説明しましたが、精読の場合は、知らない単語、あやふやな単語は全て辞書で調べてください。辞書を使う場合は、「単に意味を調べる」と言う使い方ではなく、その単語の項目を隅から隅まで読んでください。必ず、以下の点をチェックしましょう。

  • 品詞
  • 意味
  • 例文/用例
  • 派生語
  • 類義語

例えば、attorneyと言う単語の意味を調べるのであれば、少なくともこのくらいは辞書に出ていると思います。

attorney noun

 

 /əˈtɜːni/

 /əˈtɜːrni/

  •  (especially US English) a lawyer, especially one who can act for somebody in court
    • The prosecuting attorney began with a short opening statement.
  • More About
    lawyers
    • Lawyer is a general term for a person who is qualified to advise people about the law, to prepare legal documents for them and/ or to represent them in a court of law.
    • In England and Wales, a lawyer who is qualified to speak in the higher courts of law is called a barrister. In Scotland a barrister is called an advocate.
    • In North American Englishattorney is a more formal word used for a lawyer and is used especially in job titles:
      • the District Attorney
    • Counsel is the formal legal word used for a lawyer who is representing someone in court:
      • counsel for the prosecution
    • Solicitor is the British English term for a lawyer who gives legal advice and prepares documents, for example when you are buying a house, and sometimes has the right to speak in a court of law.
    • In North American Englishsolicitor is only used in the titles of some lawyers who work for the government:
      • the Solicitor General
    • A notary is a person, often but not necessarily a lawyer, who has official authority to be a witness when somebody signs a document and to make the document legally acceptable.

  • SEE ALSO district attorney
    Extra Examples
    • Acting on the advice of his attorney, he remained silent.
    • Consult an attorney whenever you make a major decision affecting your estate.
    • Her attorney filed a motion for an injunction.
    • Attorneys argued that prosecutors never proved who sent the email.
    • He fired his court-appointed attorney and began representing himself.
    • Army attorneys argued for a general discharge.
    • He hired a high-profile defense attorney to represent him.
    • He is a practicing family law attorney with years of experience.
    • Your attorney may advise you to accept a cash settlement.
    • an attorney specializing in entertainment law
    • He had a meeting with a leading Washington criminal defence attorney.
  • TOPICS JobsC1, Law and justiceC1
    Oxford Collocations Dictionary
    adjective
    • defense prosecuting district…
  • verb + attorney
    • hire retain appoint…
  • attorney + verb
    • represent somebody practice something specialize in something…
  • See full entry
  • a person who is given the power to act for another person in business or legal matters
    • She was made her father’s attorney when he became ill.
  • SEE ALSO power of attorney
    TOPICS BusinessC1
  • (South African English) a solicitor (= a lawyer who prepares legal documents and advises on legal matters)
  • Word Origin

See attorney in the Oxford Advanced American Dictionary

Check pronunciation: attorney

https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/

自分なりに単語帳を作っていくと良いでしょう。品詞の区別が難しい様でしたら、文法書で確認してください。文法の勉強の仕方はこの後説明しますが、品詞と文型は必ず最初に把握しておく必要があります。あまりピンと来なくても、派生語を確認する癖をつけていくと数ヶ月程度で品詞の感覚もついてくると思います。

また、面倒くさがらずに例文にも全て目を通してください。できれば例文も単語帳に書き写し音読すると良いでしょう。英英辞典の場合、単語の定義で意味が取りづらくても例文をいくつか確認しているうちに、意味がつかめてくる場合があります。単語にはそれぞれ相性の良い語句がありますので、例文を読むとその単語と良く一緒に使われるタイプの語句を把握することができます。

「単語の意味を調べる」と言う作業の中で、この一連の流れを実行するかしないかで、数ヶ月の語彙力、英語力に大きな違いが出てきます。必ず、精読を始める初日から実行しましょう。 

一段階上の文法学習方法

「一段階上の文法学習」なので、中学英語の基本文法を完全に習得した前提で説明します。もし「中学レベルの英文法」に自信がないのなら、もう一度「中学レベルの英文法」を復習してください。基礎が出来ていないと、「一段階上の文法学習」は成り立ちません。

まず、使いやすい文法書を一つ選んでください。おすすめの書籍に関しては、「英語・英会話教材」のカテゴリーで書いています。

① 準備

文法書に限らずですが、本の最初から最後まで学習することは非常に大変です。なので、必要な文法事項、気になった事項のみ、その都度学習していきます。ただし、必要不可欠な項目がいくつかありますので、まず最初にしっかりと確認してください。

  • 品詞の違い
  • 文型

簡単に説明します。

品詞の違い

初心者に限らず、中級レベルの学習者も、意外と品詞の違いを理解してない人が数多く見受けられます。より複雑な文型や文法事項を学ぶ上で絶対に理解しておく必要がありますので、最初に確認してください。

  • 名詞
  • 動詞
  • 形容詞
  • 副詞
  • 代名詞
  • 前置詞
  • 冠詞
  • 接続詞
文型

精読を進めていくと理解できると思いますが、「英文を理解できない」「意味がつかめない」と言う時、ほとんどの場合はその文章の文型が把握できていない場合です。まず基本5文型を正確に理解しましょう。

  • S + V
  • S + V + C
  • S + V + O
  • S + V + O + O
  • S + V + O + C

この「品詞」「文型」の二つは、基本中の基本ですので、しっかりと把握してから先に進んでください。

② 学習方法

もう一度繰り返します。「初心者の学習方法② - 将来的に留学や仕事で使えるように本格的に学びたい場合」中学英語の基本文法を完全に習得した前提で説明します。これが出来ていないと、ここから先の説明が無意味になります。少しでも自信がなければ、必ず習得してから先へ進んでください。

精読を進めていくと、自分の中で「曖昧な文法知識」であったり、「苦手な文法事項」「忘れてしまっている文法」などに気づくと思います。

「中級レベルから上級レベルへステップアップ」する上で、一番大切なことは、「苦手な事」や「自信のない事」放置しない事です。すぐに文法書で確認しましょう。例えば、冠詞が苦手だとします。日本人にとって感覚的に難しい事項なので、苦手で当たり前です。以下の順に学習します。

STEP
文法書で「冠詞」の章をじっくりと学習する。

説明を読むと共に、練習問題も全部行いましょう。省エネせずに、練習問題の答えはノートなどに書き、しっかりと練習してください。

STEP
速読用の本で確認する

一度読み終わった本で大丈夫です。「冠詞」だけハイライトしていきます。定冠詞は青、不定冠詞は黄色、など、自分なりのルールを決めてハイライトしてみてください。なぜ定冠詞なのか、なぜ不定冠詞なのか、文法書に書いてあったルールを思い出しながら、ハイライトします。一冊終わる頃にはかなり感覚的につかめてくると思います。

STEP
文法書で再確認する

もう一度文法書で「冠詞」の章をやり直します。

練習問題も端折らずに全てこなしてください。最初に読んだ時にはよく理解できなかったことも、わかる様になっているはずです。理由はシンプルです。速読用のテキストを1冊ハイライトしている過程で、数多くの「実例」に出会ってきたからです。文法事項がよく理解できない場合は、多くの場合「実例」不足が原因です。このくらい「冠詞」に取り組んでいくと、英語を読んだり聞いたりする時に、自然と意識が「冠詞」に向く様になります。そのため、数ヶ月後には「冠詞」に自信持てる様になるでしょう。

同じ要領で、「可算・不可算名詞」「動名詞・不定詞」「仮定法」「間接話法」「倒置・挿入・省略」など、苦手な項目を、精読などで出会った都度一つずつ潰していきます。ポイントは、「苦手な事」「自信のない事」放置しない事です。今まで「見ないフリ」して放置してきた事を、片っ端から潰していきましょう。

まとめ

所謂「文法書を使った文法の勉強」以外の練習が多いと思ったかもしれません。「文法」「文法」だけ切り離して考えてもあまり効果が得られないものです。「文法」だけ取り出すのではなく、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能と「文法」の学習を併用することが大切です。全4技能と同時進行が難しければ、少なくとも「読む」練習は並行する必要があります。

ある程度、上達実感が得られたら、是非「書く」「聞く」「話す」も並行して学習を続けてください。

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