amazonから出版しました! 「英会話の教え方」「英会話の学び方」amazon

「英語を勉強したくないけど、結果を出したい」タイプ向け I プログリット

レッスンをしている講師の写真

アフィリエイト広告を利用しています

今この記事を読んでくれている人たちは、「英会話スクールへ通ってみよう!」と思ってみたものの、「どのスクールを選んだら良いかわからない!」と思ってこのページに辿り着いたのでしょう。一口に「英会話スクール」と言っても色々なタイプのスクールがあります。通う人の目的によって、「ハマるタイプのスクール」と「全く噛み合わないタイプのスクール」があります。今回は「目的別」「英会話スクールの選び方」を考えてみましょう。

ここで紹介する「英会話スクール比較」は同じような題材を扱った他のサイトと大きく異なります。私自身が35年以上の講師経験を持ち、日本最大手と言えるAEONで講師トレーナー、教務責任者として10年以上勤務し、その後、5つの別ブランドで事業責任者として、数千人以上の外国人講師と数千人以上の日本人講師を採用・教育し、直接間接的に数万人以上の受講生の学習状況を見て来ました。詳細は他のカテゴリーの記事に書いてあります。

英会話スクールを選ぶ上での基本的な考え方はこちらの記事に書いてありますので参考にしてください。ここでは、そのうちの「英語を勉強したくないけど、仕方なく結果を出さないといけない」タイプ向けのスクールを紹介します。

目次

プログリット

私がまだAEONで講師やトレーナー、教務責任者として勤務していた1990年代から2000年初頭にはなかったスクールで、2016年設立のスクールです。Linguageを拡大していた時期と少し重なっていたので名前は耳にした事がありました。ただし、全く競合していなかったのであまり意識していませんでした。元プログリットのスクールスタッフも採用した事はありません。当然ながら、元プログリットの講師も採用した事はありません。

所謂コーチング系のスクールですね。恐らくコーチングというスタイルを普及させ始めたスクールの一つだと思います。これは個人的な意見ですが、コーチング系のスクールは、ライザップをモデルにしているのだと思います。ライザップ英会話ではなく、本家本元のダイエットのライザップです。

ダイエットというのは非常に需要の高い分野で、痩せる方法は常に人々の興味を集めます。「〇〇ダイエット法」とか「〇〇を食べるだけで痩せられる」とか、新しい商品が出ては消え、出ては消えの繰り返しです。多くの人は、「努力せずに楽して痩せられる方法」を探し求めるので、すぐに飛びつくのですが、期待した効果が得られないので、すぐに廃れてしまいます。

私は専門家ではありませんが、常識的に考えると体重を落とすには、食事制限をして筋トレすれば良いだけの話だと思います。そして多くの人はそれに気づいています。それなのに、ある意味半分ダメ元くらいの気持ちで「〇〇ダイエット法」のように楽な手法を求めてしまいます。当然ながら失敗します。結局、食事と運動の管理をしっかりとする必要がある訳です。

ダイエットのライザップが急成長したのは、数ヶ月で数十万円という高額の料金で、徹底的に食事と筋トレの管理をして、短期的な成果を出すという方法でした。「自分で努力できない人」が高額料金を支払って、管理してもらうというシステムです。

コーチング系のスクールも基本は同じです。英語を含む外国語の習得もダイエットと一緒です。食事制限と筋トレをすれば体重を落とせるように、外国語も、単語を覚えて、文法の勉強して、多読と多聴を重ね、ある程度の実践練習をすればある程度のレベルまでは必ず上達できます。ただし、単語を覚えたり、文法を勉強したり、読む聞くという努力をするのが大変なのです。

自分で管理できないのなら、お金を払って管理してもらおう!、というのがコーチング系のスクールですね!

これはもう個人個人の価値観の問題なので、それが悪いと言っている訳ではありません。

  • 学習管理を徹底する
  • 学習管理の上、毎日数時間学習させる
  • 自分で努力できない人向け
  • 料金が高い(大切なポイントです)

ここまでは、プログリットに限った訳ではなく、コーチング系スクール全般の特徴です。英会話の業界も流行り廃りが早いので、コーチング系のスクールも次から次と出現し、最近はオンラインの割合を増やし、価格を下げてくるスクールも増えてきています。

ただし、コーチング系のスクールにとって、「料金を下げる」のは双刃の矢ですね。

物の価値によって値段が決まるとともに、値段によって物の価値も決まる事が多いからです。数ヶ月で何十万円も払ったから、多少きつくても無理して頑張るのが人間です。払った金額に対して、「元を取りたい!」と言う意識が高くなるので。値段を下げすぎると、頑張らなくなり、成果が得られなくなる可能性があります。

まぁ、その場合は、「ご自身が努力されなかったので。。。」と言われてしまうだけですが。

前置きはこのくらいにして、「英語を勉強したくないけど、仕方なく結果を出さないといけない」タイプにとってのポイントを説明します。

プログリット(PROGRIT)

「英語を勉強したくないけど、仕方なく結果を出さないといけない」タイプ向き

講師の写真

「英語を勉強したくないけど、仕方なく結果を出さないといけない」タイプにとって、大切なポイントは以下になります。

  • 立地が通いやすい。
  • レッスンだけじゃなく、予習・復習・その他自己学習を細かく指示してくれる。
  • 出来れば、自己学習の進捗状況を細かくチェックしてくれる。
  • 定期的に効果測定をし、進捗状況を会社や上司に報告してくれる。
  • 料金が高い。

簡単に説明します。

① 立地が通いやすい

基本的に、「英語を勉強したくないけど、仕方なく結果を出さないといけない」タイプなのでリッチは非常に大切な条件です。英語が好きでレッスンが楽しくて仕方がない、と言うタイプであれば、多少遠くても不便でも問題ないのですが、そもそも「英語を勉強したくない」訳なので、通学便利じゃないと無理です。

HPによると、「プログリット」の場合は、有楽町校、新宿センタービル校、渋谷校、神田秋葉原校、池袋校、六本木校、横浜校、名古屋校、阪急梅田校、神戸三宮校の10校です。都内〜横浜勤務の方には通いやすい人には便利なスクールです。とは言え、大手スクールに比べると利便性は限定されてきます。

② レッスンだけじゃなく、予習・復習・その他自己学習を細かく指示してくれる。

コーチングのスクールなので、基本は学習管理です。だいたい1日数時間程度の学習計画を作り、毎日毎日、計画通りに学習できているか、確認してくれます。というか、ここにお金を払う訳です。

③ 出来れば、自己学習の進捗状況を細かくチェックしてくれる。

コーチング系のスクールなので、学習管理がメインです。進捗状況を細かくチェックしてくれます。ただし、スクールスタッフや講師の英語に関する知識や実力がどの程度なのかは不明です。

④ 定期的に効果測定をし、進捗状況を会社や上司に報告してくれる。

「英語を勉強したくないけど、仕方なく結果を出さないといけない」タイプの場合は、「他人の目」が必要です。会社や上司に進捗状況を報告してくれるスクールが良いでしょう。ただし、会社負担で受講してもそれほど効果は期待できません。自腹を切らないと努力しないからです。

とは言え、英会話/英語コミュニケーション力の効果測定は非常に難しい物です。現時点で明確に英語コミュニケーション力を測れるテストは見当たりません。プログリットの場合、と言うか他のコーチング系スクールも同様と思いますが、TOEICとVERSANTのスコアを使用しているようです。

英語のコミュニケーション力が測れる訳ではありませんが、TOEICとVERSANTのスコアで満足できるのであれば、特に問題ないでしょう。

⑤ 料金が高い。

料金などに関しては、プログリットのHPや他の比較サイトで確認してください。プログリットに限らず、コーチング系のスクールの特徴として、料金が高い点があります。先ほど、ダイエットのライザップの例で説明したように決して悪いことではありません。

英会話スクールに限らず、何かを学ぶとか身につけると言う場合、そのために費やした時間や労力と正比例します。そしてかなりの確率で、要した費用にも正比例します。人間の心理として、掛かった費用に対して「元を取ろう」と言う意識が自然と働き、努力をするようになるのだと思います。反対に、安い物は雑に扱う傾向があるようです。

「英語を勉強したくないけど、仕方なく結果を出さないといけない」タイプの場合は、かった費用に対して「元を取ろう」と言う意識が非常に大切です。


プログリット(PROGRIT)

「プログリット」に向いていないタイプ

講師の写真

プログリットコーチング系のスクールです。「なんとなく英語を話せるようになりたいから」「何か新しいことを始めてみたい!」「友達を作りたい!」と言うな人には向いていません。

1. なんとなく英語を勉強してみたい

「プログリット」は、コーチング系のスクールです。ダイエットのライザップの例で説明したように、学習管理をして勉強させるためのスクールです。「なんとなく英語を話せるようになりたい」と言う人には向いていません。

2. 何か新しいことを始めたい

プログリットはコーチング系のスクールで、毎日数時間の英語学習を続けることが求められます。ヨガか英会話かクッキングか、とりあえず何か「新しいことを始めてみたい」と言うタイプには向いていません。

3. 友達を作りたい

しつこいようですが、コーチング系のスクールです。ダイエットのライザップの例で説明したように、学習管理をして勉強させるためのスクールです。友達を作りたいと言うタイプには向いていません。

プログリット(PROGRIT)

体験レッスンについて

気になったら体験レッスンを受けてみると良いと思います。体験レッスンを受ける場合の注意点を何点か書きます。

1. 体験レッスンは通常のレッスンとは違う

体験レッスンの目的はセールスです。私自身が自分で直接体験レッスンをした場合も、スクール勤務の講師に担当させた場合も、あくまでも「入会してもらうためのレッスン」をします。当然ながら、出来るだけ良い講師を担当させます。入会後に、その講師のレッスンを受けられるとは限りません。

また、レッスンの進め方も体験レッスンと通常レッスンでは異なります。何も特別な理由がある訳ではありません。通常レッスンは、レベル分けをした生徒が毎週使っているテキストを予習してレッスンを受けます。体験レッスンはレベル設定ができていない来訪者に対して、初めて見せるテキストを使います。

その条件の中で、短時間でできる限り良いレッスンを提供しようとします。また、良い印象を持ってもらえるように努力します。あくまでも参考程度に考えた方が良いでしょう。

2. 口コミを参考にしない

英会話スクール比較の記事を書いておきながら、こんな事を書くのはどうかと思いますが、このような比較サイトや口コミはあまり参考にしない方が良いでしょう。趣味でこのような記事を書いている人はほとんどいないと思います。

私自身、このサイトはアフィリエイト収入を目的で投稿しています。他の比較サイトも多くの場合、ある特定の英会話スクールなどに誘導し、成功報酬を貰うために書いています。

今後このサイトで、アフィリエイトの記事を投稿する予定ですが、無条件で良い点だけを褒めて誘導するような記事を書くことはありませんので、メリット・デメリットも参考にしてもらえると良いと思います。

3. 直感を信じる

口コミなどを信じずに、直感を信じましょう。英会話のレッスンは毎週1回か2回、継続的に何ヶ月も何年も受講します。そのスクールのある立地、ビルの雰囲気、スクールの設備や内装、スタッフや講師の印象、生徒層など、居心地の良い空間か、毎週顔を合わせたい人達なのか、体験レッスンよりも口コミよりも、この第一印象が一番大切です。

恐らく、体験レッスンが終わる頃には、ご自身の中で印象が固まっていると思います。自分の直感を信じ、自分の判断で決めるのが一番です。

プログリット(PROGRIT)

最後に

気になったら、体験レッスンに行ってみてください。まずは自分で体験してみて、直感を信じるのが一番です!


プログリット(PROGRIT)


英語が苦手なあなたへ。話すためのやさしい英文法
英会話の学び方 留学も海外生活もせずに日本で英語を学ぶ方法
英会話の教え方 英語教員・プロ講師向け


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次