英語を学び始めたとき、最初に出てくるのが「BE動詞」です。「am, are, is」の使い方をしっかり理解すると、自己紹介や簡単な会話がスムーズにできるようになります。本記事では、BE動詞の基本から練習問題までをわかりやすく解説します。
1. BE動詞とは?
BE動詞は英語の基本的な動詞で、「〜です」「〜がいる」「〜がある」といった意味を持ちます。英語の文章を作る際の土台となるため、しっかり押さえることが重要です。基本形は次の3つ:
- am
- are
- is
2. am, are, is の使い分け方
BE動詞の使い分けは「人称」によって決まります:
- 1人称(I) → am
-
例: I am a teacher. (私は先生です)
- 2人称(You) → are
-
例: You are a student. (あなたは学生です)
- 3人称(He, She, It) → is
-
例: He is a doctor. (彼は医者です)
また、「物」を指す場合も使われるため、覚えておくと便利です。例: It is a big house. (それは大きな家です)
人称について
と、ここまで読んでみて、「人称」と言う言葉に躓いてしまった人がいるかもしれませんので、簡単に復習しておきましょう!
中学校の英語の授業で「1人称」「2人称」「3人称」なんて言葉を耳にしたこと、覚えていますか?そして「3単現のs」って、テストでよく出てきましたよね?あれで苦労した経験がある方もいるかもしれません。
でも、大丈夫!ここでは、できるだけシンプルに、気楽に人称の考え方をおさらいしていきましょう。難しいことは考えず、「ああ、そういうことか」と思ってもらえればOKです!
人称ってなに?
まずは、ざっくりと基本をおさらいしておきます。人称は、会話や文章で「誰が話しているのか」「誰に話しているのか」「誰について話しているのか」を指す重要なポイントです。英語の文を作るとき、動詞の形や主語の選び方に影響するので、しっかり押さえておきたい部分ですね。
覚えておくべきポイントはたったの3つ!
- 1人称 = 話している自分のこと。つまり「I」です。
- 2人称 = 目の前で話している相手のこと。これは「you」ですね。
- 3人称 = 自分でも相手でもない、その他の人や物を指します。たとえば「he」「she」「it」、人の名前や物の名前などもこれに含まれます。
3. BE動詞を使った具体例
- 「〜です」としての使い方
-
- I am Japanese. (私は日本人です)
- You are American. (あなたはアメリカ人です)
- He is French. (彼はフランス人です)
- 「〜がいる/〜がある」としての使い方
-
- I am in Tokyo. (私は東京にいます)
- Your dog is in the living room. (あなたの犬はリビングにいます)
このように、文脈によって使い分けられるため、例文をたくさん読むことで自然に慣れていきましょう。
4. 練習問題で理解を深める
練習問題1
次の文の空欄に am, are, is を入れてみましょう:
- James ( ) at school.
- I ( ) busy.
- You ( ) kind.
- She ( ) in China.
- Your new car ( ) big.
練習問題2
以下の日本語を英語に直してみましょう:
- 私は日本人です。
- あなたはアメリカ人です。
- 彼はフランス人です。
- 私は東京にいます。
- あなたは今日本にいます。
これらの練習問題に取り組むことで、BE動詞の使い方に自信を持てるようになります。
まとめ
BE動詞は英語学習の第一歩として重要な役割を果たします。「am, are, is」の基本的な使い分けを押さえ、実際に使いながら慣れていきましょう。次は、否定文や疑問文の作り方に挑戦してみてください!
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