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話すための英文法シリーズ|Lesson 25 命令文を完全攻略!基本ルールと実践例で学ぶ英語の表現方法

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英語での「命令文」は、相手に何かを指示したりお願いしたりする際に欠かせない重要な文型です。日常会話やビジネスシーン、旅行中の道案内など、あらゆる場面で役立ちます。しかし、命令文を適切に使うには、基本ルールを正確に理解する必要があります。本記事では、命令文の作り方から応用的な使い方まで、わかりやすい解説と豊富な例文を交えて解説します。

(初心者向けなので意図的に簡略化しています。)

目次

1. 命令文とは?基本のルール

命令文とは、相手に何かをするよう促す文型です。以下が命令文の基本ルールです:

動詞から始める
  • 命令文は主語を省き、動詞の原形で始まります。
    例:
    Open the door.(ドアを開けてください。)
    Sit down.(座ってください。)
相手に直接指示をする場合が基本

命令文は相手に直接話しているため、主語「You」は暗黙の了解として省略されます。

BE動詞の命令文
  • BE動詞を使う場合も、主語を省き動詞から始めます。
    例:
    Be quiet.(静かにしてください。)
    Be honest.(正直になりなさい。)

2. 基本的な命令文の使い方と例文

1. 家の中

Close the window.
(窓を閉めてください。)

Turn off the TV.
(テレビを消してください。)

2. 道案内

Go straight ahead.
(まっすぐ進んでください。)

Turn left at the corner.
(角を左に曲がってください。)

3. 料理

Cut the vegetables.
(野菜を切ってください。)

Preheat the oven.
(オーブンを予熱してください。)

4. その他

Take out the garbage.
(ゴミを出してください。)

Roll the dice.
(サイコロを振ってください。)

「命令文」と言う呼び方をしますが、感覚的には「指示を出す」と捉えた方がいいでしょう。

3. 否定の命令文をマスターする

否定の命令文は「Don’t + 動詞の原形」で表現します。相手に何かを「しないように」と伝えるときに使います。

  • 否定の命令文:Don’t + 動詞の原形

1. 一般動詞

Don’t touch that.
(それに触らないでください。)

Don’t forget your umbrella.
(傘を忘れないでください。)

Don’t give up.
(諦めないでください。)

2. 道案内

Don’t be late.
(遅刻しないでください。)

Don’t be shy.
(恥ずかしがらないでください。)

Don’t be afraid to ask questions.
(質問することを恐れないでください。)

4. 丁寧な命令文を作るコツ

命令文はそのままだと少し強く聞こえる場合があります。以下の工夫で丁寧な印象を与えられます:

「Please」を加える

Please close the window.
(窓を閉めてください。)

Don’t be noisy, please.
(騒がないでください。)

「Could you」や「Would you」を使う

Could you pass me the salt?
(塩を手渡していただけますか?)

Would you turn down the music?
(音楽の音量を下げていただけますか?)

これらの表現は特にビジネスやフォーマルな場面で有効です。

4. 練習問題

練習問題 1

次の日本語を英語にしてみましょう。

  • テレビを消してください。
  • 座ってください。
  • ここに来てください。
  • 気をつけなさい。

解答

  • Turn off the TV.
  • Sit down.
  • Come here.
  • Be careful.

練習問題 2

次の日本語を英語にしてみましょう。

  • 傘を忘れないでください。
  • 食べ過ぎないでください。
  • 騒がないでください。

解答

  • Don’t forget your umbrella.
  • Don’t eat too much.
  • Don’t be noisy.

まとめ

命令文は日常的に使われる重要な文型で、英語学習者にとって欠かせないスキルです。基本の構造を理解し、肯定・否定の命令文を練習することで、より自然なコミュニケーションが可能になります。また、「Please」「Could you」を活用することで、より丁寧な表現が身につきます。本記事を参考に、日常生活やビジネスシーンで役立つ命令文を練習してみてください。

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