はじめに:「文型」の最終回を「It構文」で締めくくる理由
「It takes two hours to finish this.(これを終えるのに2時間かかる)」
この一文、英語学習者なら一度は目にしたことがあるはずです。でも、「なぜ主語が It なのか?」「two hours はどの要素(S/V/O/C)なのか?」と聞かれて、正確に答えられますか?
5文型シリーズの最終回となる本記事では、この「It takes構文」と「形式主語のIt」を徹底的に解剖します。
「お決まりのフレーズ」を「構造」で理解する
これまで第1回から第4回にかけて、英語の骨格である5つの形を学んできました。しかし、実際の英文はもっと長く、複雑です。
- 関係代名詞がついて主語が長くなる
- that節が目的語になって文が膨らむ
- Itが指す内容が文の後ろに隠れている
こうした「一見複雑に見える文」を正確に、そして素早く読み解くための鍵こそが、今回学ぶ形式主語の感覚です。
本記事のゴール
- It takes構文の正体を文法的に理解し、自分でも使いこなせるようになる。
- 形式主語Itのパターン(It is… to / It is… that)を整理し、初見の文でも惑わされない力をつける。
- シリーズの総括として、関係詞や節を含む「長い英文」の骨格を見抜くトレーニングを行う。
「文法のための文法」はもう終わりです。今回で5文型の知識を「一生モノの読解力」へと昇華させましょう!
シリーズを振り返る(未読の方はこちらから)
1. なぜ「It takes構文」は文型の記事で取り上げるべきなのか

「It takes構文」は単なる「時間の表し方」の表現ではありません。この構文が文型の記事の締めくくりとして最適な理由は、これが5文型全体の理解を統合するからです。
1-1. It takes構文の「文型上の構造」
It takes me two hours to finish this report.
(このレポートを終えるのに2時間かかる)
この文を文型の視点で分解すると、次のようになります。
| 要素 | 内容 | 品詞・役割 |
|---|---|---|
| S(主語) | It | 形式主語(to不定詞の代わり) |
| V(動詞) | takes | 他動詞 |
| O₁(間接目的語) | me | 名詞(人) |
| O₂(直接目的語) | two hours | 名詞句(時間) |
| 「真主語(S)」 | to finish this report | to不定詞句(Itの内容) |
構造上は第4文型(SVOO)になります。主語の「It」が指しているのは、後ろの「to finish this report」です。これが「形式主語」です。
📌 It takes構文は、形式主語・第4文型・to不定詞という3つの重要な概念が一度に登場します。だからこそ、文型シリーズの総まとめとして最適なのです。
1-2. 形式主語「It」だけじゃない:5文型と結びついた「It構文」の全体像
「It + 動詞」の形をとる構文には、It takesのほかにも重要なものがあります。これらはすべて「形式主語のIt」を使い、実質的な情報をto不定詞句や名詞節に委ねる構造です。
| 構文 | 文型 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|---|
| It takes + (人) + 時間 + to V | SVOO的 | It takes me an hour to walk there. | そこまで歩いて1時間かかる |
| It is + 形容詞 + to V | SVC | It is difficult to speak naturally. | 自然に話すのは難しい |
| It is + 形容詞 + that節 (that 節が真の主語) | SVC | It is clear that he is tired. | 彼が疲れているのは明らかだ |
| It seems + that節 (that 節が真の主語) | SVC | It seems that she forgot. | 彼女は忘れたようだ |
| It makes + O + C | SVOC | It makes me happy to help you. | あなたを助けることが私を幸せにする |
これらすべてに共通するのは「実質的な主語(to不定詞・that節)が長くなるため、先頭のItで代表させる」という発想です。
💡 これらの構文を一緒に学ぶことで、「形式主語It」の本質が見えてきます。形式的なItを見たら、「本当の主語はどこか?」を探す習慣をつけましょう。
2. It takes構文:構造と意味を完全理解する

2-1. 基本構造
It takes+(人)+時間・コスト+to不定詞
「(人が)〜するのに(時間・コスト)がかかる」という意味を表します。日本語では「〜するのに…かかる」というシンプルな表現ですが、英語では「It」を先頭に立て、実質的な主語(to以下の内容)を後回しにします。
なぜ「It」が主語なのか:形式主語の役割
英語には「長い主語を文頭に置きたくない」という強い傾向があります。
もし形式主語を使わずに書くと——
To finish this report takes me two hours.
文法的に正しいですが、重要な動詞「takes」が文の中ほどに来てしまい、非常に読みにくい。そこで「It」を仮の主語(形式主語)として文頭に置き、本当の主語(to finish this report)を文末に回します。
It takes me two hours to finish this report.
📌 「It」は「それ」とは訳しません。文全体の構造を保つための「形式的な主語」です。後ろのto不定詞が「本当の主語」です。
2-2. 基本例文で構造を確認する
例文① 人あり・時間
It takes me two hours to finish this report.
私がこのレポートを終えるのに2時間かかる
| 要素 | 内容 | 解説 |
|---|---|---|
| It(形式主語) | It | to finish this reportの代わり |
| V | takes | 「かかる・要する」という他動詞 |
| O₁(人) | me | 「私が」—誰にとってかかるか |
| O₂(時間) | two hours | 「2時間」—どれだけかかるか |
| 真の主語 | to finish this report | 「このレポートを終えること」 |
例文② 人なし・コスト
It took a lot of money to build the bridge.
その橋を建設するのに多額の費用がかかった
「人」の部分は省略できます。この場合、O₁がなく、O₂(cost/amount)がそのままtakesの目的語になります。
例文③ 過去形・人あり
It took her three days to translate the document.
彼女がその文書を翻訳するのに3日かかった
例文④ 否定形
It doesn’t take long to learn the basics.
基礎を学ぶのにそれほど時間はかからない
2-3. 時間・コストの表現バリエーション
| 表現 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|
| 時間(具体的) | It takes 30 minutes to drive there. | そこまで車で30分かかる |
| 時間(長い) | It takes years to master a language. | 言語をマスターするのに何年もかかる |
| 時間(曖昧) | It takes a while to get used to it. | 慣れるのに少し時間がかかる |
| 時間(漠然) | It doesn’t take long to set it up. | 設定するのに長くはかからない |
| コスト(金額) | It took a lot of money to renovate. | 改装するのに多額の費用がかかった |
| コスト(労力) | It takes a lot of effort to succeed. | 成功するには多大な努力が必要だ |
| コスト(エネルギー) | It takes courage to speak honestly. | 正直に話すには勇気がいる |
💡 takesの目的語(O₂)には「時間」だけでなく「お金・労力・勇気」なども使えます。「リソースが必要だ」という意味に広げて使いましょう。
2-4. 疑問文への展開:How long does it take to…?
It takes構文の疑問形として最も重要なのが「How long does it take to…?」です。
基本形
How long does it take to get to the airport?
空港まで行くのにどれくらいかかりますか?
人を含む場合
How long does it take you to finish your homework?
宿題を終えるのにあなたはどれくらいかかりますか?
過去形
How long did it take to build this building?
このビルを建てるのにどれくらいかかりましたか
| 平叙文 | 疑問文(How long…?) |
|---|---|
| It takes 30 minutes to walk. | How long does it take to walk? |
| It took her a week to write. | How long did it take her to write? |
| It takes a lot of money. | How much does it take? / How much money does it take? |
📌 “How long”はtakesの目的語(O₂)を問う疑問詞です。疑問文にしても構造(形式主語のIt + take + 人 + to V)は変わりません。
2-5. It is + 形容詞 + to V構文との比較
It takes構文と並んでよく登場するのが、It is + 形容詞 + to V構文です。これも形式主語のItを使いますが、文型が異なります。
| 構文 | 文型 | 例文 | 共通点 |
|---|---|---|---|
| It takes + 人 + 時間 + to V | 第3・4文型的 | It takes me an hour to read. | 形式主語It / to不定詞が真の主語 |
| It is + 形容詞 + to V | 第2文型(SVC) | It is interesting to read. | 形式主語It / to不定詞が真の主語 |
どちらも「形式主語のIt」を使いますが、It takesはtakeを他動詞として使い、目的語(時間・コスト)を取るという点で、It is + 形容詞とは文型上の構造が異なります。
3. 文型シリーズの総まとめ:長い英文を文型で正確に読み解く

ここからが文型シリーズの真のゴールです。これまで学んできた5文型の知識を使って、関係詞節・名詞節・to不定詞句を含む複雑な英文を正確に分析する練習をします。
学習者が特に苦手とする第4文型(SVOO)と第5文型(SVOC)を含む長文を重点的に取り上げます。
3-1. なぜ長い文で文型が判定しにくくなるのか
英文が長くなると、骨格(S・V・O・C)の上に「飾り」が重なります。この「飾り」の種類を知れば、惑わされなくなります。
| 修飾要素 | 例 | 文型への影響 |
|---|---|---|
| 関係代名詞節 | the report that he submitted | 主語・目的語が長くなる |
| 名詞節(that節) | I know that he is right. | 目的語が節になる |
| 名詞節(疑問詞節) | I don’t know why it happened. | 目的語が節になる |
| to不定詞句 | She told me to stay calm. | SVOCの補語になることも |
| 前置詞句 | in the middle of the meeting | 修飾語(M)になるだけ |
| 副詞節 | when he arrived at the office | 文全体を修飾するだけ |
📌 修飾要素はどんなに長くても「骨格の外側」にあります。骨格(S・V・O・C)だけ取り出す練習を繰り返すことが鍵です。
3-2. 第4文型(SVOO)を含む長文読解
第4文型(SVOO)の基本は「S + V + O₁(人)+ O₂(物・情報)」です。これが長い文になると、O₁やO₂が節や句になり、構造が見えにくくなります。
練習1:関係代名詞節が主語に含まれる
The manager who oversees the entire project showed the team the data.
プロジェクト全体を統括するマネージャーがチームにそのデータを見せた。
【分析】
- S: The manager who oversees the entire project(関係代名詞節が主語に含まれる)
- V: showed
- O₁: the team(人)
- O₂: the data(物)
- → 文型:第4文型(SVOO)
「who oversees the entire project」は関係代名詞節で、「The manager」を修飾しています。
これを外すと「The manager showed the team the data.」というシンプルなSVOO文が残ります。
練習2:that節が目的語(O₂)になる
The teacher told her students that the exam would be postponed.
先生は生徒たちに、試験が延期されると伝えた。
【分析】
- S: The teacher
- V: told
- O₁: her students(人)
- O₂: that the exam would be postponed(that節全体が「物・情報」にあたる)
- → 文型:第4文型(SVOO)
that節(O₂)の内部構造:that + the exam(S)+ would be postponed(V:受動態)
⚠️ 「that節はどこまでか」を意識しましょう。that節内の動詞(would be postponed)を主文の動詞と混同しないことが重要です。
練習3:疑問詞節がO₂になる【発展】
She didn’t tell the committee why she had changed her original plan.
彼女は、なぜ当初の計画を変更したのかを委員会に伝えなかった。
【分析】
- S: She
- V: didn’t tell
- O₁: the committee(人)
- O₂: why she had changed her original plan(疑問詞節全体)
- → 文型:第4文型(SVOO)
「why〜」は間接疑問文で、疑問詞節全体がO₂の役割を担います。この節内の語順は「疑問詞 + S + V」という平叙文の語順になることに注意しましょう(× why did she change → ○ why she had changed)。
3-3. 第5文型(SVOC)を含む長文読解
第5文型(SVOC)はO(目的語)とC(補語)の間に「イコール関係(O = C)」があります。Cの部分がto不定詞・分詞・形容詞句・名詞節になると、見抜くのが難しくなります。
練習4:補語がto不定詞になる
The doctor told the patient to rest for at least two weeks.
医師は患者に少なくとも2週間は安静にするよう言った。
【分析】
- S: The doctor
- V: told
- O: the patient
- C: to rest for at least two weeks(to不定詞句が補語)
- → 文型:第5文型(SVOC)
確認:the patient = to rest(患者が「安静にする」状態にある)→ O = Cのイコール関係 ✓
注意:SVOC の本質は「O が S′、C が V′」という 主述関係(ネクサス構造) です。 「O=C」という考え方は名詞・形容詞補語のときは分かりやすいですが、不定詞や分詞の場合は「O が C する(される)」と理解した方が良いでしょう。
📌 「tell + 人 + to V」はSVOCの代表的なパターンです。「〜するように言う」という意味で、C(補語)はto不定詞になります。want/ask/advise/expect + 人 + to V も同様です。
練習5:補語が現在分詞になる【発展】
When I entered the room, I found the children playing with the toys that had been left on the floor.
部屋に入ったとき、子どもたちが床に置いてあったおもちゃで遊んでいるのを見た。
【分析】
- 副詞節: When I entered the room(修飾語、文型の骨格外)
- S: I(メインの主語)
- V: found
- O: the children
- C: playing with the toys…(現在分詞句が補語)
- → 文型:第5文型(SVOC)
確認:the children = playing(子どもたちが「遊んでいる」状態)→ 「O が S′、C が V′」 主述関係
さらに「the toys that had been left on the floor」は関係代名詞節で「toys」を修飾。ここを分解できれば、文全体の構造が明確になります。
練習6:It takes構文 + 関係詞節の複合【発展】
It takes most people who learn a foreign language years of consistent practice to speak it fluently.
外国語を学ぶほとんどの人が、それを流暢に話せるようになるまでに何年もの継続的な練習が必要だ。
【分析】
- It: 形式主語
- V: takes
- O₁(人): most people who learn a foreign language(関係代名詞節込みの人)
- O₂(時間): years of consistent practice
- 真の主語(to不定詞): to speak it fluently
- → It takes構文(SVOO的)+ 関係代名詞節
「who learn a foreign language」を外すと
「It takes most people years of consistent practice to speak it fluently.」
というシンプルなIt takes構文が現れます。
4. 総合練習:5文型すべてを含む読解問題

次の文章を読み、各英文の文型を判定してください。
【英文】
- It takes a lot of patience to teach children effectively.
- The principal told all the teachers that the school would adopt a new curriculum.
- Most students found the new approach quite helpful.
- The teacher who developed the program received strong praise from parents.
- It is clear that effective teaching makes students more confident.
解答
- 文型:It takes構文(第3文型的SVOO)
It(形式主語) + takes(V) + a lot of patience(O₂) + to teach children effectively(真の主語)
人(O₁)は省略されている - 文型:第4文型(SVOO)
S:The principal / V:told / O₁:all the teachers(人) / O₂:that the school would adopt a new curriculum(that節)
that節内:the school(S)+ would adopt(V)+ a new curriculum(O)→ SVOの構造 - 文型:第5文型(SVOC)
S:Most students / V:found / O:the new approach / C:quite helpful
確認:the new approach = quite helpful(イコール関係 ✓) - 文型:第3文型(SVO)
S:The teacher who developed the program(関係代名詞節込み)
V:received / O:strong praise
from parents は前置詞句(修飾語M) - 主節:It is clear(SVC) + that節(Itの内容)
that節内:effective teaching(S)+ makes(V)+ students(O)+ more confident(C)→ 第5文型(SVOC)
確認:students = more confident(イコール関係 ✓)
5. よくある間違いと対策

4-1. It takes構文でつまずきやすいポイント
| 間違いのパターン | 間違い例 | 正しい形 | 解説 |
|---|---|---|---|
| forを使ってしまう | It takes for me two hours to finish. | It takes me two hours to finish. | 「人」の前にforは不要 |
| to不定詞を忘れる | It took me two hours the work. | It took me two hours to do the work. | to + 動詞の原形が必要 |
| 時制の一致 | It takes me long time yesterday. | It took me a long time yesterday. | 過去の話はtookを使う |
| 疑問文の語順 | How long it takes to finish? | How long does it take to finish? | does/didが必要 |
4-2. SVOC(第5文型)でつまずきやすいポイント
第5文型は「O = C のイコール関係」や「O が S′、C が V′という 主述関係」を確認することが基本ですが、Cに来る品詞・形をよく確認しましょう。
| 補語(C)の形 | 例 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 形容詞 | I found the book interesting. | the book = interesting ✓ |
| 名詞 | They elected her president. | her = president ✓ |
| to不定詞 | She told me to wait. | me =「待つ状態にある」✓ |
| 現在分詞(〜ing) | I saw him running. | him = running ✓(進行中の動作) |
| 過去分詞(〜ed) | She had her car repaired. | her car = repaired ✓(受動の状態) |
⚠️ tell/want/ask/expect + 人 + to V はすべて第5文型(SVOC)です。「人」がOで、「to V」がCです。「SVOO(第4文型)ではないか」と迷ったら、O = Cのイコール関係を確認しましょう。
まとめ:5文型シリーズの総整理

5文型シリーズ全5回を通じて、英語の骨格となる構造を徹底的に学んできました。最後に全体を整理します。
| 回 | テーマ | 核心 |
|---|---|---|
| ① | 5文型の全体像と品詞 | 語順が意味を決める。品詞の感覚とO・CのイコールがKey |
| ② | 第4文型(SVOO) | 「人に物を〜する」授受型。to/forへの書き換えで理解深化 |
| ③ | 第5文型(SVOC) | 「OをCにする」変化・状態型。O=Cのイコール関係が核心 |
| ④ | 使役動詞(make/let/have/get) | 第5文型の応用。補語に原形・to不定詞・分詞が来る |
| ⑤(本記事) | 形式主語It・It takes構文 | 長文読解に必要な形式主語の理解。5文型の総まとめ |
文型判定の最終チェックリスト
| 手順 | チェック内容 | 判定 |
|---|---|---|
| ① | 動詞の後に何もない(副詞句・前置詞句のみ)? | → SV |
| ② | 動詞の後に1要素あり。S = その要素? | → SVC |
| ③ | 動詞の後に1要素あり。S ≠ その要素? | → SVO |
| ④ | 動詞の後に2要素(人+物)? | → SVOO |
| ⑤ | 動詞の後にO + C があり、O = C? | → SVOC |
| ⑥ | 主語がIt。後にto不定詞・that節あり? | → 形式主語構文(SVC or It takes構文) |
これからの学習へ:文型は「わかる」から「見える」へ
文型は「ルールを暗記すること」が目的ではありません。英文を読むとき・聞くとき・話すときに、無意識に構造が「見える」ようになることがゴールです。
そのために今日からできること——
- リーディング中に難しい文に出会ったら、S・V・O・Cを書き込んで文型を特定する習慣をつけましょう。
- It takesやIt is…を見たら「形式主語だ」と反射的に反応できるようにします。
- 長い文は「関係代名詞節・that節・副詞節を括弧でくくる」と骨格が見えてきます。
💡 英語の文型は英語の「思考の型」です。この「型」が体に染みこんだとき、英語が本当の意味で読め・聞け・話せるようになります。5文型シリーズをここまで読んでいただいたあなたは、すでに大きな一歩を踏み出しています。
シリーズの他の記事
- 5文型の全体像と品詞:https://akiramirai-english.com/english-sentence-patterns-guide/
- 第4文型(SVOO):https://akiramirai-english.com/svoo-grammar-guide/
- 第5文型(SVOC):https://akiramirai-english.com/english-svoc-guide/
- 使役動詞(make/let/have/get):https://akiramirai-english.com/causative-verbs-usage/
これからの学習アドバイス:文型を「見える」化する3ステップ
「文型はわかったけれど、実際のリーディングで使えない」という方は、明日から次の3ステップを試してみてください。
- 「/(スラッシュ)」で意味の塊を区切る 特に関係詞節やthat節の前で区切り、文の「骨格(S・V・O・C)」と「飾り(M)」を分ける癖をつけましょう。
- 動詞の「後ろ」を予測する 動詞を見た瞬間に「これは後ろに目的語が2つ来るな(SVOO)」「これは後ろに補語が来るな(SVOC)」と予測しながら読むと、読解スピードが劇的に上がります。
- 音読で「構造」を脳に叩き込む 構造を理解した英文を、その構造を意識しながら何度も音読してください。返り読みをせず、英語の語順のまま理解できる脳が作られます。
「文型は英語の地図です。」 地図さえあれば、どんなに長い道のり(英文)でも迷うことはありません。自信を持って、次のステップへ進んでいきましょう!
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