「好きな音楽」を、英会話の最強の武器にする。
「洋楽は大好きだけど、その魅力を英語で語ろうとすると、いつも『I like it.』で終わってしまう……」
そんなもどかしさを感じていませんか?
実は、日本人の多くが英語を話せない最大の理由は、文法や発音のせいではありません。圧倒的な「生きた語彙」の不足です。
私は35年以上の指導経験を通じて、数千人の生徒さんが「語彙の壁」にぶつかる姿を見てきました。そこで今回、私のメソッドの集大成として、「音楽」という最高の素材を使い、楽しみながら一生モノの語彙を身につけるための特別ガイドを作成しました。
本記事では、Pop、Rock、Jazzという3大ジャンルを題材に、ブログとYouTube動画を完全連動させた「5ステップ学習法」を公開します。教科書には載っていない、でもネイティブが日常で必ず使う「心に刺さる表現」を、あなたの脳と口に刻み込みましょう。
今日から、あなたの「音楽好き」は、世界とつながるための「英語力」へと変わります。

挫折しないための「3つの学習原則」

なぜ、これまでの学習では英語が話せなかったのか? 専門家の視点から、本プログラムが大切にしている「最短で話せるようになるためのルール」を解説します。
原則1:語彙力が「会話の壁」を突破する
「英語が話せない」最大の原因は、実は文法や発音ではなく、圧倒的な「語彙不足」です。 例えば、「好きな音楽」を説明する際、
- 語彙がない場合: “I like pop music.” (ポップスが好きです) ―― これだけで終わってしまいます。
- 語彙がある場合: “I love pop music because the catchy chorus makes me want to sing along.”
(キャッチーなサビが一緒に歌いたくなるから、ポップスが大好きなんです)
このように、適切な語彙(upbeat, groove, anthemicなど)を知っているだけで、会話の解像度は劇的に上がります。本シリーズでは、教科書には載っていないけれど「ネイティブが日常で必ず使う生きた表現」を厳選しています。
原則2:4つの「記憶経路」で忘却を防ぐ
人間は一度学んだだけでは、翌日には8割を忘れてしまいます。脳に「これは重要な情報だ」と認識させるには、異なる刺激で何度も触れることが不可欠です。
本プログラムでは、以下の4つのルートで脳を刺激します:
- 読む(ブログ): 意味を深く理解する(視覚)
- 聞く(YouTube): ネイティブの音を知る(聴覚)
- 話す(リピート): 自分の口を動かす(運動)
- 観る(Shorts): スキマ時間に再会する(反復)
多角的にアプローチすることで、暗記しようとしなくても、表現が自然に「自分の言葉」として定着します。
原則3:リーディングこそが「会話のガソリン」
「話す練習だけすればいい」というのは大きな誤解です。読んで理解できない言葉は、絶対に話せません。 ブログ記事で背景やニュアンスをしっかり「読んで理解」することで、スピーキングの際に迷わず言葉を引き出せる「脳の土台」が完成します。(音楽ジャンルのリーディングマテリアルは近日中にブログで公開予定です)
【実践】英語が口をついて出る「5段階学習モデル」

ブログと動画を連動させた、最も効率的な学習ステップです。
- STEP 1:ブログで「理解」する
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まずはこちらのブログ記事を読み、各ジャンルの基本単語や会話例を確認してください。表現の「意味」と「背景」を整理します。
Akiramirai English
音楽を通じて英会話力アップ!ジャンル別フレーズ集①|Pop/Rock/Jazz | Akiramirai English 音楽好きな英語学習者必見!ポップ、ロック、ジャズの3ジャンルで使える英語フレーズとサンプル会話を紹介。趣味の会話が広がる実用的な表現を学んで、自然な英会話を楽し… - STEP 2:YouTubeで「音」と「発話」を叩き込む
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理解した表現を、4つの特化型動画でトレーニングします。
- Pop Music 編
- 内容: “catchy chorus” や “chart-topping” など9つの必須表現。
- ポイント: 明るいリズムに乗せて、まずは真似することから始めましょう。 ▶ 動画を再生する
- Rock Music 編
- 内容: “anthemic” や “guitar riff” など、エネルギッシュな8表現。
- ポイント: ロック特有の力強い響きを意識して発音してみてください。 ▶ 動画を再生する
- Jazz Music 編
- 内容: “improvise” や “groove” など、少し専門的な10表現。
- ポイント: 何度も聞くうちに「ジャズの語感」が身につきます。 ▶ 動画を再生する
- 汎用フレーズ編
- 内容: “I’m really into…” など、全ジャンルで使い回せる魔法のフレーズ集。
- ポイント: 自分の好みに当てはめて、文章を入れ替える練習が効果的です。 ▶ 動画を再生する
- Pop Music 編
- STEP 3:会話動画で「実践」をイメージする
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⑤ Music English Conversations 学んだ語彙が実際の会話でどう流れるかを確認します。
練習法: 字幕を追いながら、ネイティブになりきって会話のキャッチボールを擬似体験しましょう。
▶ 動画を再生する - STEP 4:Shortsで「スキマ時間」に反復する
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YouTube Shorts・音楽カテゴリー 忙しい日はこれだけでOK!15〜60秒で1表現を復習できます。通勤中や休憩時間にクイズ感覚で視聴してください。 ▶ Shortsプレイリストをチェック
- STEP 5:1週間でマスターする「推奨スケジュール」
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無理なく続けられる黄金プランです。
- 1日目: ブログを読む
- 2〜4日目: 各ジャンルの動画(①〜③)を1本ずつ視聴
- 5日目: 汎用フレーズ(④)で自分の好みを作る
- 6日目: 会話動画(⑤)で総仕上げ
- 7日目: お気に入りのShortsを数本見て、1週間を復習!
動画詳細ガイド

動画1:Pop Music Expressions
📺 English Vocabulary for Music Lovers | Pop Music Expressions
学習内容:
- Pop musicに関する9つの基本表現を音で習得
- Listen → Repeat → Practiceの3段階トレーニング
練習する表現:
- pop music
- catchy chorus
- hook
- upbeat
- mainstream
- chart-topping
- sing-along
このステップの効果: ブログで理解した「Pop」の語彙が、自然な発音とともに耳に入り、リピート練習により口からも出せるようになります。
学習時間: 約5~10分
推奨学習方法:
- 最初は日本語字幕や説明文を読まずに聞く
- 音声の後に続けて声に出す
- 何度も繰り返し、英語のまま理解できるようになるまで練習

動画1:Pop Music Expressions
Pop musicに関する9つの基本表現を音で習得
動画2:Rock Music Expressions
📺 English Vocabulary for Music Lovers – Rock Edition Rock Music Expressions
学習内容:
- Rock musicに関する8つの表現を「聞いて・声に出す」
- Pop編と同じ学習設計で、段階的に定着
練習する表現:
- rock music
- electric guitar
- drum solo
- riff
- anthemic
- rebel / rebellious
- headbanging
- live performance
このステップの効果: ロックのエネルギッシュな表現を、自然な英語のまま発話できるようになります。
学習時間: 約5~10分
推奨学習方法:
- Pop編で学んだ手法と同じ
- ロック特有の「力強い」表現を意識しながらリピート練習

動画2:Rock Music Expressions
Rock musicに関する8つの表現を音で習得
動画3:Jazz Music Expressions
📺 English Vocabulary through Jazz Music|聞いて覚える英語表現
学習内容:
- Jazz musicに関する10の専門的表現を音で習得
- Pop・Rock編と同じ学習設計で、確実に定着
練習する表現:
- jazz
- improvise
- swing
- scat singing
- jam session
- syncopation
- groove
- blue notes
- jazz standard
- big band
このステップの効果: ジャズの複雑な表現も、何度も聞くことで自然に理解でき、発音できるようになります。
学習時間: 約5~10分
推奨学習方法:
- 最初は理解できなくても焦らない
- 何度も繰り返し、「聞くたびに分かるようになる」体験をする
- 複雑な表現ほど、リピート回数が語彙定着の鍵

動画3:Jazz Music Expressions
Jazz musicに関する10の専門的表現を音で習得
動画4:Music English Expressions You Can Use in Any Genre
📺 音楽英語・汎用表現8選|聞いて覚える語彙トレーニング
学習内容:
- Pop・Rock・Jazzの全ジャンルで使える汎用フレーズ8選
- 自分の音楽の好みを英語で伝えられるようになる
練習する表現:
- I’m really into [genre]
- My favorite genre is [genre]
- This song has a really catchy hook
- The lyrics are so meaningful
- The beat makes me want to dance
- I love the guitar solo in this track
- The melody is beautiful and relaxing
- This artist is a legend in [genre]
このステップの効果: 特定のジャンルだけでなく、あらゆる音楽の話題で自然に表現できる「汎用力」が身につきます。
学習時間: 約5~10分
推奨学習方法:
- Pop・Rock・Jazz編で学んだ表現が「どう組み合わさるか」を意識する
- 例えば「I’m really into rock music because of the powerful guitar riffs」のように、複数の表現を組み合わせてみる

Music Expressions in Any Genre
全ジャンルで使える汎用フレーズ8選
動画5:Music English Conversations
📺 Pop・Rock・Jazz で使える会話表現
学習内容:
- Pop・Rock・Jazzに関する実際の会話例
- ブログで学んだすべての表現が「実際の会話でどう使われるか」を体験
- 聞く → リピートする → 会話をイメージする
このステップの効果: 単語や表現から一歩進み、「自然な会話の流れ」の中で表現を習得。実際に外国人と音楽の話をするときの自信が生まれます。
学習時間: 約10~15分
推奨学習方法:
- 会話の流れを聞く
- 自分も会話相手になったつもりでリピート
- 字幕を消して、内容が理解できるようになるまで繰り返す
- 実際に外国人と同じ会話をしてみることを想像する

Music English Conversations
Pop・Rock・Jazzに関する実際の会話例
ステップ5:YouTube Shortsで「スキマ時間」に反復練習

📱 YouTube Shorts・音楽カテゴリー(現在15本、今後30本予定)
Shortsの学習設計
YouTube Shortsは、ブログ記事と5本の長編動画で学んだ表現を、スキマ時間に反復練習するためのコンテンツです。
各Short の特徴:
- 1本あたり15~60秒:通勤・通学・休み時間でも視聴可能
- 1つの表現に特化:深掘り学習
- クイズ・穴埋め・発音練習など多様な形式:飽きずに続けられる
Shortsの活用方法
推奨頻度: 毎日2~3本程度
推奨タイミング:
- 朝の準備中
- 通勤・通学時間
- 休み時間
- 就寝前の10分間
効果的な学習法:
- 同じShortを3~5回見る
- 字幕なしで理解できるようになるまで繰り返す
- 声に出して、発音を習得する
- 関連する長編動画と組み合わせて復習する

YouTube Shorts・音楽カテゴリー
ブログ記事と5本の長編動画で学んだ表現を、スキマ時間に反復練習するためのコンテンツです。
学習スケジュール案

1週間集中学習プラン
| 日程 | 学習内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 1日目 | ブログ記事全体を読む | 30~40分 |
| 2日目 | 動画1(Pop)を2~3回視聴 | 15~20分 |
| 3日目 | 動画2(Rock)を2~3回視聴 | 15~20分 |
| 4日目 | 動画3(Jazz)を2~3回視聴 | 15~20分 |
| 5日目 | 動画4(汎用表現)を2~3回視聴 | 15~20分 |
| 6日目 | 動画5(会話例)を2~3回視聴 + Shortsで復習 | 20~30分 |
| 7日目 | 全動画を通して視聴 + Shorts3~5本 | 30~40分 |
合計学習時間: 約2~2.5時間/週
継続学習プラン(推奨)
週3~4回、1回30分程度
- 月曜日: ブログ記事を読んで表現を確認
- 水曜日: YouTube動画を視聴してリピート練習
- 金曜日: YouTube Shortsでスキマ時間に復習
- 日曜日: 全表現を声に出して確認(音読練習)
このペースなら、1か月で Pop・Rock・Jazz の全表現が自然に定着します。
なぜこの学習設計が効果的なのか

1. 「読む→聞く→話す」の3段階で定着
- ブログ(読む): 表現の意味と使い方を理解
- 動画(聞く): 正しい発音を耳に入れ、口から出す
- 会話動画(話す): 実際の使用場面をイメージ
この3ステップにより、日本人学習者が最も苦手とする「語彙の定着」が確実に起こります。
2. 「好きな分野」を入り口にした学習
音楽は万国共通の話題。好きなジャンルについて英語で語ることができれば、外国人との会話がはずみます。
3. 複数回の接触で脳に定着
同じ表現に「ブログで1回、各動画で2~3回、Shortsで複数回」出会うことで、脳が自動的に記憶します。
4. 発音がネイティブに近づく
ブログの文字だけでなく、YouTubeで実際の発音を何度も聞くことで、自然な発音が身につきます。
さらに学習を深める

このシリーズで基礎を固めたら、以下のコンテンツで学習を拡張できます。
関連ブログ記事:
- Classical / Hip Hop / Blues|音楽ジャンル別フレーズ集②
- Country / EDM / Reggae|音楽ジャンル別フレーズ集③
- 英語で音楽を語ろう:語学学習者のための基本音楽用語集
- ライブコンサートを英語で楽しもう!
- 【保存版】洋楽好き必見!歌詞を英語で語るための表現30選
まとめ:音楽で英語力を伸ばそう

音楽で広がる、あなたの新しい世界
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 今回ご紹介した「ブログ×YouTube」の学習システムは、単なる暗記ではありません。「読む・聞く・話す・繰り返す」という4つの記憶経路を刺激し、あなたの脳内に「英語で音楽を語るための回路」を作る、科学的で実践的なアプローチです。
「好きなアーティストの魅力を、自分の言葉で伝えられた」 そんな小さな成功体験が、あなたの英語学習を劇的に変えていきます。
「音楽×英語」シリーズは、これで終わりではありません。 今後は、ClassicalやHip Hopといった他ジャンルへの展開、さらには「歌詞の深い読み解き方」や「ライブで使えるフレーズ」など、あなたの英語をさらに彩り豊かにするコンテンツを順次お届けしていきます。
英語教育のプロとして、私は断言します。 「楽しみ」を入り口にした学習こそが、挫折をゼロにし、あなたを最短で「話せる自分」へと導きます。
まずは今日の5分、お気に入りのYouTube動画を1本選んで、声に出すことから始めてみませんか?世界中の音楽ファンと、熱く語り合える日はすぐそこまで来ています。

📖 さらなる英語学習をお考えの方へ

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このガイドは、35年以上の英語教育経験を持つ矢野晃によって作成されました。数千人の講師を育て数千人の生徒を指導してきた実績に基づく、実践的で効果的な学習方法をお届けしています。






