🧐 はじめに:「時制の真の完成」へ向けて
現在完了形の基礎構造、肯定文・疑問文、そして4つの用法を習得したあなた。ここからが、中級者から上級者へ飛び立つための最後の、そして最も重要なステップです。
それが、「現在完了進行形(Present Perfect Progressive)」の完全マスターです。
この時制は、「現在完了形(Present Perfect Simple)」と非常によく似ているため、多くの学習者がその決定的な違いを見過ごしがちです。
- 🤔 なぜ I have been studying(進行形)と I have studied(完了形)の2つがあるのか?
- 🚫 状態動詞(know, likeなど)を進行形にできないのはなぜか?
これらの疑問を解消できなければ、あなたの英語は常に「なんとなく不自然」な響きを残してしまいます。
この「現在完了形の完全ガイド」最終回では、現在完了進行形を「話せる、使える」形に落とし込むための最終知識を提供します。
✅ 構造:have/has been + 動詞 -ingの正確な作り方。
✅ 本質:現在完了形が「状態」に、現在完了進行形が「動作」に焦点を当てる決定的な違い。
✅ 実践:状態動詞のルール、forとsinceの使い分けミスなど、日本人学習者が陥りやすい典型的な誤りを徹底的に解消します。
この記事を読み終えることで、あなたは現在完了形シリーズの全てを習得し、英会話やビジネスの場面でも、自信を持って最も適切な時制を選択できるようになるでしょう。さあ、時制マスターのゴールテープを切りましょう!
現在完了進行形とは何か

現在完了進行形は、3つの時制的要素が統合された、非常に表現力豊かな時制です。
現在完了進行形の基本定義
現在完了進行形は、過去のある時点から現在まで、ずっと続いている「動作」や「活動」を表す時制です。
重要なポイントは、「状態」ではなく「動作」を強調するということです。そして、その動作が「今もまだ続いている」ことや「最近の様子」を特に強調します。
現在完了進行形の時間軸
過去 ━━━━━━━━━━ 現在
↑ ↑
動作開始 動作継続中
(まだ終わっていない)
この図から分かるように、現在完了進行形は:
- 過去のある時点で動作が始まり
- 現在も「その動作が続いている」状態を表す
- 完了していない、「進行中」という状態が重要
現在完了進行形の構造と作り方

現在完了進行形の構造は、実はシンプルです。第1回で学んだ基本形に、進行形の要素を加えるだけです。
肯定文の構造
主語 + have/has + been + 動詞の -ing 形 + (目的語・修飾句)
構造の各要素の役割
- 主語と have/has
-
- 主語によって have/has が決まるのは、第1回・第2回と同じルール
- I / You / We / They → have
- He / She / It → has
- been
-
- 「be 動詞の過去分詞」
- 「現在完了」という「過去と現在のつながり」を表現するために必須
- 同時に「進行形」の主要構成要素でもある
- 動詞の -ing 形
-
- 進行形を表現するための要素
- 動作が「今も続いている」ことを表現
- 規則的に動詞に -ing を追加
- 目的語や修飾句
-
- 通常は for / since などの時間表現が付く
- 「どのくらい続いているのか」という期間情報を補足
例文1:基本的な肯定文
I have been studying English for two hours.
(私は2時間英語を勉強し続けています)
構造分析:
- 主語:I → have を使用
- have been:「過去から現在まで」のつながりを表現
- studying:study の -ing 形(動作が進行中)
- for two hours:「2時間の間、ずっと」という期間を表示
この文は「2時間前に英語の勉強を始めて、今もまだ勉強している最中」という意味です。
例文2:since を使った肯定文
She has been cooking dinner since 5 o’clock.
(彼女は5時からずっと夕食を作り続けています)
構造分析:
- 主語:She → has を使用
- has been:「5時から現在まで」のつながり
- cooking:cook の -ing 形
- since 5 o’clock:「5時から」という開始時点
この文は「5時に料理を始めて、現在も作り続けている」という意味で、現在時刻がおそらく6時以降であることを暗示しています。
例文3:活動の継続を強調
They have been playing soccer all morning.
(彼らは午前中ずっとサッカーをしています)
構造分析:
- 主語:They → have を使用
- have been:継続性を表現
- playing:play の -ing 形
- all morning:「午前中全部」という広い時間幅
例文4:状態を強調する肯定文
We have been waiting for the bus for thirty minutes.
(私たちはバスを30分間待ち続けています)
構造分析:
- 主語:We → have を使用
- have been:継続性
- waiting:wait の -ing 形
- for the bus for thirty minutes:「30分間、バスのために」
ここで注意すべきは、「30分間待ち続けている」という「動作の継続」に焦点があるということです。
否定文の構造と作り方
主語 + have/has + not + been + 動詞の -ing 形
または縮約形:
主語 + haven’t/hasn’t + been + 動詞の -ing 形
否定文の実例
I have not been feeling well lately.
(私は最近ずっと体調が良くありません)
He hasn’t been coming to class recently.
(彼は最近ずっと授業に来ていません)
疑問文の構造と作り方
Have/Has + 主語 + been + 動詞の -ing 形 + ?
疑問文の実例
Have you been waiting long?
(長い間待っていましたか?)
Has it been raining since this morning?
(今朝から雨が降り続いていますか?)
疑問文への短い答え方
疑問文に対する短い答えは:
- 肯定:Yes, I have. / Yes, she has.
- 否定:No, I haven’t. / No, she hasn’t.
現在完了形 vs 現在完了進行形:微妙だが重要な違い

ここが、現在完了形シリーズにおいて最も重要なセクションです。この違いを完全に理解することが、真の習得につながります。
本質的な違い:「状態」vs「動作」
現在完了形(have/has + 過去分詞)
- 「状態」に焦点を当てる
- 過去から現在までの「結果」や「経験」を表す
- 「完了しているか、完了していないか」という状態を強調
現在完了進行形(have/has been + 動詞 -ing)
- 「動作」に焦点を当てる
- 過去から現在まで「ずっと続いている活動」を表す
- 「今もまだ続いている」という進行性を強調
実例で習得:違いを完全に理解する
比較1:基本的な違い
【現在完了形】
I have read this book.
(私はこの本を読みました = 読み終えた)
【現在完了進行形】
I have been reading this book.
(私はこの本を読んでいます = 読んでいる途中)
分析:
- 現在完了形は「本を読み終わった」という完了状態を表す
- 現在完了進行形は「今も本を読み進めている」という進行中の状態を表す
- 同じ「read」という動詞なのに、時制によって意味が大きく異なる
比較2:状態動詞での違い
【現在完了形】
She has lived in Osaka for 10 years.
(彼女は10年間大阪に住んでいます)
【現在完了進行形】
She has been living in Osaka for 10 years.
(彼女は10年間ずっと大阪に住み続けています)
分析:
- 現在完了形は「大阪での生活という状態が10年間続いている」という純粋な継続状態
- 現在完了進行形は「大阪に住み続けているという動作・活動が10年間続いている」という、より動的なニュアンス
- 両者とも文法的には正しいが、現在完了進行形はより「現在の活動性」を強調
比較3:動作動詞での違い
【現在完了形】
He has studied English for two hours.
(彼は2時間英語を勉強しました = 勉強を終えた、または勉強している)
【現在完了進行形】
He has been studying English for two hours.
(彼は2時間ずっと英語を勉強し続けています = 今も勉強中)
分析:
- 現在完了形は「2時間勉強した」という事実を述べるが、「今も勉強しているのか」「終わったのか」が不明確
- 現在完了進行形は「2時間勉強し続けている」という「現在も進行中」が明確に示される
- 文脈によっては、現在完了進行形の方が意図がより正確に伝わる
比較4:完了のニュアンスの違い
【現在完了形】
We have worked here since 2010.
(私たちは2010年からここで働いています = 状態の継続)
【現在完了進行形】
We have been working here since 2010.
(私たちは2010年からずっとここで働き続けています = 動作の継続を強調)
分析:
- 現在完了形は「2010年からここで働くという状態にある」という静的な表現
- 現在完了進行形は「2010年から働き続けているという活動が続いている」という動的な表現
- ビジネスの文脈では、現在完了進行形の方が「継続的な努力」「忙しさ」を強調できる
選択の判断基準:どちらを使うべきか?
判断ポイント1:「状態」か「動作」か
状態動詞なら通常は現在完了形
- live(住む)
- know(知る)
- have(持つ)
- be(である)
I have known him for 5 years.
(彼を5年間知っています)
動作動詞なら現在完了進行形が自然な場合が多い
- study(勉強する)
- work(働く)
- play(遊ぶ)
- run(走る)
I have been studying for 5 hours.
(5時間ずっと勉強し続けています)
判断ポイント2:「完了」か「継続」か
完了・結果を表したい → 現在完了形を使う
I have finished my homework.
(宿題を終えました)
「今も続いている」を強調したい → 現在完了進行形を使う
I have been working on this project.
(このプロジェクトに取り組んでいます = 今も進行中)
判断ポイント3:文脈が「最近の状況」か
最近の活動・様子を述べている → 現在完了進行形が自然
Have you been feeling okay?
(最近、体調はどうですか? = 最近の様子)
日本人学習者が陥りやすい典型的な誤り

現在完了進行形を学ぶ際に、多くの日本人学習者が同じ誤りを繰り返します。これらを事前に理解することで、ステップアップが加速します。
誤り1:状態動詞を現在完了進行形で使う
❌ 誤り:
I have been knowing him for five years.
✓ 正解:
I have known him for five years.
(彼を5年間知っています)
理由: 「知る」という行為は「状態」であり「動作」ではありません。進行形にすることは文法的に不正確です。
状態動詞の代表例(進行形にできない):
- know(知る)
- like(好きである)
- love(愛する)
- want(欲しい)
- need(必要とする)
- believe(信じる)
- understand(理解する)
- have(持つ)
これらの動詞は、本来的に「進行性」を持たないため、-ing 形にしても意味が成り立たないのです。
誤り2:過去の特定時点を表す語との組み合わせ
❌ 誤り:
I have been studying English yesterday.
✓ 正解:
I studied English yesterday.
理由: 現在完了進行形(および現在完了形)は「過去から現在までのつながり」を表す時制です。
「yesterday」「last week」「three days ago」などの「過去のある特定時点」を指す表現と一緒に使うことはできません。これらと一緒に使う場合は、単純過去形を使う必要があります。
誤り3:for と since の使い分けミス
❌ 誤り:
I have been studying since two hours.
✓ 正解:
I have been studying for two hours.
理由:
- since:時間の「起点」を表す(いつから?)
- since 2020(2020年から)
- since Monday(月曜日から)
- since I graduated(卒業してから)
- for:時間の「期間」を表す(どのくらい?)
- for 2 hours(2時間)
- for a week(1週間)
- for 5 years(5年間)
この区別は、現在完了進行形だけでなく、現在完了形でも同じルールが適用されます。
誤り4:現在も続いている場合の時制選択ミス
❌ やや不自然:
I have studied English for two hours.
(2時間英語を勉強しました)
✓ より自然:
I have been studying English for two hours.
(2時間ずっと英語を勉強しています)
理由: 「for 2 hours」という期間表現があり、「今も勉強を続けている」という文脈では、現在完了進行形の方が意図が明確に伝わります。
現在完了形でも文法的には間違いではありませんが、「今も続いている」という進行性を強調したい場合は、現在完了進行形を選ぶことが自然です。
誤り5:非常に短い期間での過度な使用
❌ 過度:
I have been eating lunch for 5 minutes.
自然:
I‘m eating lunch.
理由: 「5分」という非常に短い期間の場合、単に現在進行形(I’m eating lunch.)で十分です。
現在完了進行形は、通常「かなりの時間」や「目立つほどの期間」の継続を表す際に自然に聞こえます。
現在完了進行形の実践的な使用場面

現在完了進行形は、実際の英会話やビジネス英語では、特定の場面で頻繁に使用されます。
場面1:最近の忙しさ・疲れを表現
I have been working very hard lately.
(最近ずっと一生懸命働いています)
Have you been feeling tired recently?
(最近、疲れていますか?)
このように、「最近の状況」「最近の様子」を尋ねる際に、自然に現在完了進行形が使われます。
場面2:ビジネスメール・報告書
We have been developing this new product for several months.
(私たちは数ヶ月間、この新しい製品を開発し続けています)
Our team has been collaborating with the client to improve the service.
(私たちのチームはサービス改善のためクライアントと協力し続けています)
ビジネスの文脈では、「現在も進行中」「現在も継続中」という進行性を強調することが重要なため、現在完了進行形が頻出します。
場面3:日常会話での状況説明
A: What have you been doing all morning?
(午前中、何をしていたんですか?)
B: I have been cleaning the house.
(家の掃除をしていました)
相手が「どんな活動を続けていたのか」を尋ねる場面で自然に使用されます。
場面4:疑問や不安の表現
I have been worrying about the upcoming exam.
(今度の試験のことでずっと心配しています)
She has been wondering whether to accept the job offer.
(彼女はその仕事を受けるかどうか、ずっと考えています)
内面的な「継続する心理状態」を表現する際にも活躍します。
実践練習:現在完了進行形の総まとめ

ここまで学んだ現在完了進行形の知識を、実践的な問題で確認してみましょう。
練習問題
問題1:次の文を現在完了進行形に変換してください。
I study English for three hours.
問題2:次の文を否定文に変換してください。
She has been watching TV all evening.
問題3:次の文を疑問文に変換してください。
You have been working on this project.
問題4:次の日本語を英語に訳してください。
私はずっと雨を待っています。
問題5:次の文の空欄を埋めてください。
They ___ ___ ___ (play) soccer since this morning.
問題6:次の日本語を英語に訳してください。
彼女は1時間ずっと料理をしています。
問題7:次の文の誤りを正してください。
I have been know him for five years.
問題8:次の文の空欄を埋めてください。
___ you ___ ___ (study) hard lately?
(最近、一生懸命勉強していますか?)
問題9:次の文を英語に訳してください。
私たちは朝からずっと話しています。
問題10:次の2つの文の違いを説明してください。
A) I have studied English for two hours.
B) I have been studying English for two hours.
解答と解説
解答1:I have been studying English for three hours.
- 解説:「have been + 動詞 -ing」で現在完了進行形を作ります。「ずっと勉強し続けている」という意味になります。
解答2:She has not been watching TV all evening. (または She hasn’t been watching TV all evening.)
- 解説:「has not been + 動詞 -ing」で否定文になります。一晩中テレビを見ていないということを表します。
解答3:Have you been working on this project?
- 解説:「Have + 主語 + been + 動詞 -ing」で疑問文になります。このプロジェクトに取り組み続けているか確認する質問です。
解答4:I have been waiting for the rain.
- 解説:「ずっと待っている」という継続的な動作を表現するため、現在完了進行形を使います。
解答5:have been playing
- 解説:主語が複数(They)なので「have been + 動詞 -ing」となります。午前中ずっとサッカーをしている状態を表します。
解答6:She has been cooking for an hour.
- 解説:「for + 期間」と共に現在完了進行形を使い、1時間ずっと料理を続けている状態を表現します。
解答7:I have known him for five years.
- 解説:「know」は状態動詞であり、進行形にすることはできません。現在完了形を使う必要があります。
解答8:Have you been studying
- 解説:疑問文は「Have/Has + 主語 + been + 動詞 -ing」で作られます。「lately」(最近)という時間表現と共に、最近の勉強状況を尋ねています。
解答9:We have been talking since this morning.
- 解説:「since + 起点」と共に現在完了進行形を使い、朝から話し続けている状態を表現します。
解答10:
- A) I have studied English for two hours.
- 「2時間英語を勉強した(完了した、または勉強している)」という事実を述べています。「今も勉強しているのか」が不明確です。
- B) I have been studying English for two hours.
- 「2時間ずっと英語を勉強し続けている(今も勉強中)」という意味で、「現在も進行中」が明確に示されています。
- 解説: A は現在完了形で、「状態」や「経験」を表します。B は現在完了進行形で、「動作の継続」を強調し、「今もまだ勉強している」という進行性を明確にしています。
【まとめ】現在完了形シリーズ全体の学習成果

この「現在完了形シリーズ」では、現在完了進行形を学び、それによって現在完了形との使い分けのルールを明確にしました。
最も重要な学習成果は、以下の「焦点の違い」を明確に理解したことです。
| 時制 | 焦点 | 主な用途 |
| 現在完了形 | 状態(継続)・結果・経験 | 経験の有無、状態の継続(特に状態動詞)、動作の完了 |
| 現在完了進行形 | 動作(継続)・活動 | 今も続いている動作の継続性や、最近の活動・様子を強調 |
そして、この使い分けの根幹には、「know, like, have」などの状態動詞は進行形にしないという、英語の根本的なルールが存在します。このルールを常に意識することが、正確な時制選択への鍵となります。
🚀 時制マスターへ:知識をスキルに変える学習アドバイス
4回にわたる学習で得た知識を、あなたの英語力として完全に定着させるために、以下の3つのステップで総仕上げを行いましょう。
- 「最近の様子」を表現する独り言練習: 今日の活動や最近の状況について、以下のパターンで独り言を言ってみましょう。これが、現在完了進行形の最も自然な使用場面です。
- 例(最近の活動): 「最近、ずっと新しいスキルを学んでいる」 → I have been learning a new skill lately.
- 例(継続した動作): 「このプレゼンの準備を3時間続けている」 → I have been preparing this presentation for three hours.
- 時制選択の「理由付け」を徹底する: 英作文や練習問題に取り組む際、ただ正解を選ぶだけでなく、「なぜここでは過去形ではなく現在完了形なのか?」「なぜ完了形ではなく進行形なのか?」という選択の理由を、声に出して説明する習慣をつけましょう。理由を言語化することで、文法ルールが論理的に定着します。
- 状態動詞チェックリストの作成: know, like, want, believe のような状態動詞のリストを作り、それらが進行形(is knowingなど)になっている文を見たら、即座に修正する練習を繰り返しましょう。この「誤り修正」の反射訓練が、中級者のミスをゼロにする最短ルートです。
💡 最終ステップ:次の学習へ
現在完了形を完全にマスターしたことで、あなたは過去と現在をつなぐ英語のロジックを理解しました。次に学ぶべきは、この現在完了形の知識を土台とした、さらに高度な時制です。
- 過去完了形(Past Perfect):過去の出来事の前後関係を明確にする時制
- 未来完了形(Future Perfect):未来のある時点での完了や継続を表現する時制
この知識があれば、これらの複雑な時制もスムーズに習得できるでしょう。
改めて、現在完了形シリーズの完走、おめでとうございます!これからのあなたの英語学習を心より応援しています。
現在完了形学習のQ&A:よくある質問に答える
Q1:「現在完了形と過去形、どちらを使うべきか判断できません」
A: 以下のチェックを行ってください:
- 「過去の特定時点」が明示されているか?
- YES → 過去形を使う(I visited Tokyo last year.)
- NO → 次へ
- 「現在との関係性」が重要か?
- YES → 現在完了形を使う(I have visited Tokyo.)
- NO → 過去形を使う
これで90%のケースは判定できます。
Q2:「for と since、いつも混同してしまいます」
A: 簡単なコツを一つ覚えましょう:
- for = FOR how long(どのくらい長さ)
- for 5 years(「長さ」で計測)
- since = starting point(開始ポイント)
- since 2020(開始地点)
最初の文字で判断するトリックです。これで迷わなくなります。
Q3:「状態動詞と動作動詞の区別が難しい」
A: 以下の4つの大カテゴリーで判定します:
- 感情・感覚系:love, like, want, need, prefer → 状態動詞(進行形不可)
- 認識・思考系:know, believe, understand, think, remember → 状態動詞(進行形不可)
- 行動・活動系:run, walk, study, work, play → 動作動詞(進行形可)
- 変化・過程系:grow, change, develop, improve → 動作動詞(進行形可)
このカテゴリー分けで、大半の判定は可能です。
Q4:「ビジネス英語で現在完了形をどう使いますか?」
A: ビジネスシーンでの現在完了形の使用パターン:
- プロジェクト報告:We have been developing this product for 6 months. → 現在も進行中の継続的な活動
- 成果報告:We have completed the project successfully. → 完了した成果を報告
- 経験・資格:I have worked in marketing for 10 years. → 自分の経歴・経験を説明
- 最近の進展:We have recently hired new team members. → 最近の変化を報告
このように、「現在への影響」を強調する場面でビジネス英語でも活用されます。
Q5:「何度も同じ誤りを繰り返してしまいます」
A: これは非常に一般的な悩みです。重要なポイント:
- 完璧を目指さない:誤りは学習プロセスの自然な部分
- パターン認識を意識する:同じ誤りを3回繰り返したら、「自分のパターン」と認識する
- 自分専用の「誤り修正リスト」を作る:個人的な弱点を明確にする
- 定期的に見返す:弱点を定期的に復習することで、脳が「注意が必要」と認識する
3ヶ月程度の継続で、大幅な改善が見られるはずです。
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このガイドは、35年以上の英語教育経験を持つ矢野晃によって作成されました。数千人の講師を育て数千人の生徒を指導してきた実績に基づく、実践的で効果的な学習方法をお届けしています。






