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「英語を話せるようになりたいから」タイプ向け I フライト英会話

オンラインレッスンを受けている生徒の写真

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今この記事を読んでくれている人たちは、「英会話スクールへ通ってみよう!」と思ってみたものの、「どのスクールを選んだら良いかわからない!」と思ってこのページに辿り着いたのでしょう。一口に「英会話スクール」と言っても色々なタイプのスクールがあります。通う人の目的によって、「ハマるタイプのスクール」と「全く噛み合わないタイプのスクール」があります。今回は「目的別」「英会話スクールの選び方」を考えてみましょう。

ここで紹介する「英会話スクール比較」は同じような題材を扱った他のサイトと大きく異なります。私自身が35年以上の講師経験を持ち、日本最大手と言えるAEONで講師トレーナー、教務責任者として10年以上勤務し、その後、5つの別ブランドで事業責任者として、数千人以上の外国人講師と数千人以上の日本人講師を採用・教育し、直接間接的に数万人以上の受講生の学習状況を見て来ました。詳細は他のカテゴリーの記事に書いてあります。

英会話スクールを選ぶ上での基本的な考え方はこちらの記事に書いてありますので参考にしてください。ここでは、そのうちの「英語を話せるようになりたいから」タイプ向けのスクールを紹介します。

目次

フライト英会話

私がまだAEONで講師やトレーナー、教務責任者として勤務していた1990年代から2000年初頭にはなかったスクールです。と言うか、Linguageを拡大していた時期も重なってないくらいです。今から5-6年前にできたスクールのようです。直接関わったこともないし、元フライト英会話の講師やスタッフを採用したこともありません。

先日紹介したMeRiseとちょっと似ている点は、フィリピン人講師を採用してコスパを上げているスクールと言う点です。MeRiseは「コスパの良いコーチング系」と言う感じですが、フライト英会話はもう少し「英会話スクール寄り」のタイプです。日本人コーチが学習アドバイスや学習管理をするのですが、スパルタ系ではなく、初心者に優しい印象です。

所謂「英会話のレッスン」をフィリピン人講師が担当します。1対1のプライベートレッスンが基本のようです。トレーナーという日本人スタッフが学習法のアドバイスをします。レッスンは対面とオンラインが選べるようです。内容的には同じと思いますが、初心者であれば、対面の方が良いでしょう。

  • 外国人講師のメリットを活かしている。
  • 外国人講師の弱点を日本人トレーナーが補っている。
  • プライベートレッスンのメリットを活かしている。
  • フィリピン人講師が担当することでプライベートレッスンのコストを下げている。

コーチング専門校より料金の低いコーチングプログラムもあるようなので、よく考えたスクールシステムだと思います。バランスが良いスクールですが、ちょっとマーケティングが苦手なようですね。大きなお世話かもしれませんが。

前置きはこのくらいにして、「英語を話せるようになりたいから」タイプにとってのポイントを説明します。

「英語を話せるようになりたいから」タイプ向き

「英語を話せるようになりたいから」タイプにとって、大切なポイントは以下になります。

  • 立地やスクールシステム的に通いやすい
  • クラスメートがいる
  • 予習・復習に過度な負担がかからない
  • 安すぎず、高過ぎない料金設定
  • カリキュラムがしっかりしている
  • テキストがしっかりしている
  • レベル分けがしっかりしている

AEONECCSHANENOVAGABABerlitzMeRiseと同様にこのポイントで見ていきます。

① 立地やスクールシステム的に通いやすい

英語は1-2週間で身に付くようなものではありません。多少なりとも「上達実感」が感じられるようになるまでには数ヶ月かかります。そこまで続けられないと、本当に英語を勉強したいのか」「話せるようなるために努力できるのか」「継続的に学習できるのか」など、どちらかと言うと、今後の方向性を確かめるための「お試し期間」として成立しませんので、続けれれることが最優先です。

HPによると、フライト英会話の場合は恵比寿校のみです。都内勤務で恵比寿に通いやすい人には便利なスクールです。大手スクールに比べると利便性は限定されてきます。

② クラスメートがいる

レッスンのメインは1対一のプライベートレッスンです。GABAやBerlitzのようにプライベートレッスンの弱点が出てしまいます。ただし、日本人コーチとのセッションが定期的にあるので、モチベーションの高い人であれば問題ないでしょう。

③ 予習・復習に過度な負担がかからない

基本がプライベートレッスンなので、予習も復習も個人の取り組み次第です。日本人トレーナーがアドバイスしているようなので、目的やスケジュールに合わせて調整してくれると思います。ただし、日本人トレーナーの英語に関する知識や実力がどの程度なのかは不明です。

英会話スクールによっては、かなりの量の宿題が課せられたり、予習の段階でしっかりと準備してくることが前提になっている場合があります。「絶対に英語をマスターしたい!」と言う明確な目標設定ができている場合は問題ないのですが、本当に英語を勉強したいのか」「話せるようなるために努力できるのか」「継続的に学習できるのか」など、どちらかと言うと、今後の方向性を確かめるための「お試し期間」の場合は、嫌になってしまって挫折可能性が高くなります。

フライト英会話の場合、スクールシステムの特徴からして、うまく折り合いがつける気がします。ただし受講生が自分の意思をはっきりと伝えられた場合です。

④ 安すぎず、高過ぎない料金設定

料金体系などは、フライト英会話や他の比較サイトを参考にしてください。ここでは詳細は割愛しますが、フライト英会話の大きな売りは、コスパの良さにあります。とは言え、いわゆるNOVAのように「安さ」を最大の売りにしているスクールではありません。プライベートレッスンやコーチングのスクールとしてはコスパが良いと言う意味です。料金設定に関しては、「英会話スクール|比較の仕方」で書いてありますので、興味のある方は参考にしてください。

本当に英語を勉強したいのか」「話せるようなるために努力できるのか」「継続的に学習できるのか」など、どちらかと言うと、今後の方向性を確かめるための「お試し期間」なのであれば、「出来るだけ費用をかけず」に試してみた方が良いと考えるかもしれませんが、なかなかそう上手くはいきません。

料金設定には必ず理由があります。賃貸マンションなどと同じです。「安い物件にはそれ相当の理由」があります。やみくもに「安さだけ」を追い求めて、結局続けられず中途半端に終わってしまったら、かえって高くつきます。反対にこのタイプの人は「あまりに高いスクール」も無理があります。

英会話スクールに限らず、何かを学ぶとか身につけると言う場合、そのために費やした時間や労力と正比例します。そしてかなりの確率で、要した費用にも正比例します。人間の心理として、掛かった費用に対して「元を取ろう」と言う意識が自然と働き、努力をするようになるのだと思います。反対に、安い物は雑に扱う傾向があるようです。

⑤ カリキュラムがしっかりしている

カリキュラムに関しては明確な情報を得ていないのでわかりません。日本人トレーナーがいると言う点は評価できます。カリキュラムがしっかりしている可能性は高いのですが、日本人トレーナーの知識レベルや実力次第です。

⑥ テキストがしっかりしている

テキストに関する情報もはっきりしませんので、明言は避けます。

⑦ レベル分けがしっかりしている

基本はプライベートレッスンなので、レベル分けは問題ありません。

フライト英会話に向いていないタイプ

フライト英会話は、コスパとバランスの良さが売りのスクールです。「とにかく安いスクールが良い」「ネイティブ(欧米人)じゃないと駄目」と言うな人には向いていません。

1. とにかくコストをかけたくない。

フライト英会話は非常にコスパが良く、内容的にもバランスの良いスクールだと思います。所謂プライベートレッスン専門校やコーチング専門校に比べるとコストは下がりますが、グループレッスンメインの一般的な英会話スクールよりは高い料金設定になります。料金の安さだけを追求する人には向いていません。

2. とにかく外国人から教わりたい

この表現はあまり適切ではないかもしれません。ネイティブスピーカーの定義、外国人講師の定義も人によって異なるからです。ただし一定多数の日本人生徒の中に、外国人講師=欧米人と言う意識があるのかと思います。

フィリピン人講師に教わることが、「その目的から外れていると言う感覚の方には向いていません。

3. 友達を作りたい

バランスが良いスクールシステムとは言え、プライベートレッスン中心、コーチングもある、と言うことで、レベルはともかくとして、どちらかというと英語力を高めたいと言う方がターゲットのスクールです。英語よりも友達探し、と言う方には向いていません。

体験レッスンについて

気になったら体験レッスンを受けてみると良いと思います。体験レッスンを受ける場合の注意点を何点か書きます。

1. 体験レッスンは通常のレッスンとは違う

体験レッスンの目的はセールスです。私自身が自分で直接体験レッスンをした場合も、スクール勤務の講師に担当させた場合も、あくまでも「入会してもらうためのレッスン」をします。当然ながら、出来るだけ良い講師を担当させます。入会後に、その講師のレッスンを受けられるとは限りません。

また、レッスンの進め方も体験レッスンと通常レッスンでは異なります。何も特別な理由がある訳ではありません。通常レッスンは、レベル分けをした生徒が毎週使っているテキストを予習してレッスンを受けます。体験レッスンはレベル設定ができていない来訪者に対して、初めて見せるテキストを使います。

その条件の中で、短時間でできる限り良いレッスンを提供しようとします。また、良い印象を持ってもらえるように努力します。あくまでも参考程度に考えた方が良いでしょう。

2. 口コミを参考にしない

英会話スクール比較の記事を書いておきながら、こんな事を書くのはどうかと思いますが、このような比較サイトや口コミはあまり参考にしない方が良いでしょう。趣味でこのような記事を書いている人はほとんどいないと思います。

私自身、このサイトはアフィリエイト収入を目的で投稿しています。他の比較サイトも多くの場合、ある特定の英会話スクールなどに誘導し、成功報酬を貰うために書いています。

今後このサイトで、アフィリエイトの記事を投稿する予定ですが、無条件で良い点だけを褒めて誘導するような記事を書くことはありませんので、メリット・デメリットも参考にしてもらえると良いと思います。

3. 直感を信じる

口コミなどを信じずに、直感を信じましょう。英会話のレッスンは毎週1回か2回、継続的に何ヶ月も何年も受講します。そのスクールのある立地、ビルの雰囲気、スクールの設備や内装、スタッフや講師の印象、生徒層など、居心地の良い空間か、毎週顔を合わせたい人達なのか、体験レッスンよりも口コミよりも、この第一印象が一番大切です。

恐らく、体験レッスンが終わる頃には、ご自身の中で印象が固まっていると思います。自分の直感を信じ、自分の判断で決めるのが一番です。


最後に

気になったら、体験レッスンに行ってみてください。まずは自分で体験してみて、直感を信じるのが一番です!



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