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中級者向け英文法:「動名詞・不定詞」完全攻略②|文法力アップ!「未来志向(to V)」と「経験・事実(V-ing)」で使い分ける動詞の語法

英文法最大の謎!なぜ enjoy は V-ing で want は to V なのか? 動名詞の「経験・事実」を掴む

英語学習者の皆さん、こんな経験はありませんか?

  • 動詞の後に to V をつけるか、V-ing をつけるか、毎回で選んでいる。
  • remember to と remember -ing の違いが、単なる暗記で終わっている。
  • 自分の意図を正確に伝えるための文法的な自信がない。

もしあなたが、英文法の核心である動名詞(V-ing)と不定詞(to V)の使い分けでつまづいているなら、本記事がその悩みを完全に解消します。

前章で「未来志向」を持つ不定詞の概念を学んだように、動名詞のコアは「経験済み・事実」です。この視点を導入すれば、enjoy(楽しむ)のように「既に経験した行為」に関する動詞が V-ing を取る理由が、論理的に腑に落ちます。

本記事では、動名詞の根本原理から、「want to 族」「enjoy -ing 族」の動詞の分類、さらに多くの学習者が混乱するremember、try、stopの使い分けまでを徹底解説します。単なるルールの暗記から卒業し、英語話者の心理的なスタンスで動詞の語法を理解し、一歩先の文法力を手に入れましょう。

目次

1 動名詞のコア:過去・経験・一般行為(habitual)

動名詞とは何か

動名詞(gerund)は、動詞に -ing をつけた形で、名詞として機能する表現です。不定詞と同じく、文の中では名詞的な役割を果たしますが、不定詞とは異なる心理的スタンスを示します。

基本構造

動詞 + ing = 名詞として機能

playing → 遊ぶこと(この行為そのものを指す名詞)
reading → 読むこと
walking → 歩くこと

動名詞の根本的な特徴:「経験済み・事実」

不定詞が「未来志向」なのに対し、動名詞の根本的な特徴は「経験済み・事実」「現在または過去の習慣」です。

時間軸での理解

過去 現在 未来
|————|————————→

V-ing(動名詞)
すでに経験している
事実である
習慣的である

つまり、話者が既に経験したこと、現在習慣的にしていること、または一般的な事実として述べているときに、動名詞が使われます。

具体例

  • I enjoy reading books.
    = 読む行為を楽しんでいる(すでに何度も読書している)
  • Swimming is good for your health.
    = 泳ぐという行為は(一般的に)健康に良い(事実)
  • I remember visiting this restaurant before.
    = この店を以前訪問したことを(経験として)覚えている
  • She gave up smoking last year.
    = 喫煙という習慣をやめた

「doing」が「experienced/factual」である理由

なぜ -ing がつくと「経験」や「事実」を示すのでしょうか。これは英語の歴史的背景にあります。

-ing は本来、現在進行形(be + -ing)で「進行中の行為」を示す形から発展しました。その後、この形式は「行為そのもの」を描写的に示す名詞へと進化しました。

現在進行形:

He is reading a book.(彼は今、読んでいる最中)
進行中の行為

動名詞:

I enjoy reading books.(本を読むこと=その行為そのもの)
行為そのもの、または習慣的・経験的な行為

その結果、動名詞は常に「目の前で見える」「実在する」「経験できる」といった具体的な行為を指すようになったのです。これが「experienced/factual」という特徴につながります。

動名詞と不定詞の根本的な対比

この時点で、两者の違いがより明確になります。

不定詞(to V)

  • 話者の「心の中に存在する」もの
  • 「これからしよう」という意思・希望・計画
  • まだ実現していない

動名詞(V-ing)

  • 「現実に存在する」もの
  • 「すでにしている」という事実・経験
  • または一般的に認識されている事柄

比喩的表現で理解する

to V = 夢、計画、希望(まだ形になっていない)
V-ing = 現実、経験、事実(すでに形になっている)

2 動名詞を目的語に取る動詞群

「経験」を示す動詞は「動名詞」を取る

特定の動詞は、その語義の性質上、動名詞を目的語に取ります。その理由は明確です:これらの動詞は、「実際に行為を経験する」「継続する」「やめる」といった、既に起こっている、または習慣的な行為に関連しているからです。

基本構造

V1 + V-ing

enjoy + reading = 読むことを楽しむ(すでに読んでいる経験
avoid + eating = 食べることを避ける(食べるという実際の行為を回避
finish + working = 働くことを終える(働くという実際の行為が終わった

主要な「動名詞を取る動詞」リスト

以下は、日常会話やビジネス英語で頻出の動詞です。

verb意味例文
enjoy楽しむI enjoy playing tennis.
like好きだI like cooking.
love愛するShe loves dancing.
hate嫌うHe hates waiting.
avoid避けるWe should avoid smoking.
finish終えるI finished reading the report.
stopやめるHe stopped drinking coffee.
give upあきらめるShe gave up dieting.
consider考えるHave you considered moving?
mind気にするDo you mind helping me?
practice練習するHe practices speaking English.
suggest提案するI suggest visiting that museum.
postpone延期するWe postponed having the meeting.
delay遅延させるDon’t delay making a decision.
riskリスクを冒すDon’t risk losing this opportunity.
deny否定するHe denied knowing about it.
admit認めるShe admitted making a mistake.
  • 以下の動詞は同名し、不定詞共に取ります。
    →これらは動名詞(習慣・経験)が基本ですが、不定詞 (to V) も目的語に取れます

覚え方:「実際に経験して初めて成立する行動」

これらの動詞を記憶に定着させるために、重要な覚え方の軸を理解しましょう。

「実際に経験して初めて成立する行動」

I enjoy reading.
本当に読んでみて、初めて「楽しい」と分かる
I avoid eating unhealthy food.
実際に食べることを避けてこそ、意味がある
I finished working.
実際に働きを終えてこそ、「終わった」と言える
I practice speaking.
実際に話すという行為を通じて、練習になる

これに対し、不定詞を取る動詞(want, hope, plan など)は、まだ経験していない、これからのことに関連しています。

I want to read.
まだ読んでいない、これから読みたい
I plan to travel.
まだ旅立っていない、これから旅行する計画
I hope to succeed.
まだ成功していない、成功することを望む

パターン別の詳細解説

1. 感情・嗜好を示す動詞

enjoy, like, love, hate, dislike

これらは感情や好みを示す動詞で、すでに経験している(または習慣的に経験している)行為を対象にしています。不定詞を取る場合は「特定の状況での行為への意向や意志」動名詞を取る場合は「一般的な行為の習慣的な好み」を表します。

例文:enjoy

I really enjoy playing guitar.
(ギターを弾くことを本当に楽しんでいる。)
→ すでに何度もギターを弾いている経験がある

She enjoys cooking for her family.
(彼女は家族のために料理することを楽しんでいる。)
習慣的に料理をしている

Do you enjoy working in this office?
(このオフィスで働くことを楽しんでいますか?)
すでに働いている中での経験

実践的な用例:職場での会話

— What kind of projects do you most enjoy working on?
(どのようなプロジェクトの仕事が最も楽しいですか?)
— I enjoy collaborating with creative teams.
(クリエイティブなチームとの協力を楽しんでいます。)
— Do you like attending conferences?
(学会の参加が好きですか?)
— Not really. I prefer focusing on actual work rather than networking.
(あまり好きではありません。ネットワーキングより実際の仕事に焦点を当てるのが好きです。)

実践的な用例:日常会話

— What do you love doing in your free time?
(自由な時間に何をするのが好きですか?)
— I love spending time with my kids and reading books.
(子どもたちと過ごす時間と読書が好きです。)
— He hates waiting in lines.
(彼は列で待つことが嫌いです。)
— I really dislike commuting for two hours every day.
(毎日2時間の通勤が本当に嫌です。)

2. 行為を中止・終了する動詞

stop, finish, give up, quit, abandon, cease

これらの動詞は、実在する継続的な行為を中止または終了することを示します。必然的に、すでに行っている(または行っていた)行為を対象にします。

例文:stop

I stopped smoking five years ago.
(5年前に喫煙をやめた。)
→ 実在する喫煙という行為をやめた

She stopped watching TV before bedtime.
(彼女は就寝前のテレビを見ることをやめた。)
→ していた行為をやめた

例文:finish

I finished reading the email.
(メールを読み終わった。)
→ 実在する行為を完了させた

He just finished preparing the presentation.
(彼はプレゼンテーションの準備を今終わらせた。)
→ 準備という行為を終えた

例文:give up

She gave up trying to convince him.
(彼女は彼を説得しようとするのをあきらめた。)
→ していた試みをやめた

He gave up dieting and started eating normally.
(彼はダイエットをあきらめて、普通に食べ始めた。)
→ ダイエットという行為をやめた

実践的な用例:職場での会話

— Have you finished reviewing the documents?
(書類の確認は終わりましたか?)
— Almost. I’ll finish checking them by noon.
(ほぼ終わっています。昼までに確認を終わらせます。)
— I’m thinking about quitting this job.
(この仕事をやめることを考えています。)
— Why? I thought you enjoyed working here.
(なぜ?ここで仕事するのを楽しんでいると思っていましたが。)
— I’ve decided to stop working overtime.
(残業をやめることに決めました。)

実践的な用例:日常会話

— When did you stop smoking?
(喫煙をやめたのはいつですか?)
— I stopped smoking three years ago.
(3年前に喫煙をやめました。)
— I finally finished cleaning the house.
(家の掃除がやっと終わりました。)
— My son gave up learning piano.
(息子はピアノを習うのをあきらめた。)

3. 意思決定・検討を示す動詞

consider, suggest, propose, recommend, avoid, risk, deny, admit

これらの動詞は、実在する行為について何かしらの判断や立場を示します。

例文:consider

Have you considered changing jobs?
(転職することを検討しましたか?)
→ 実在の転職という行為を思案の対象にしている

We are considering launching a new product.
(新製品の立ち上げを検討しています。)
→ 実在の立ち上げという行為を検討対象としている

例文:suggest / recommend

I suggest having the meeting next week.
(来週会議を開くことを提案します。)
→ 実在する会議の開催という行為を提案

She recommended trying the new restaurant.
(新しいレストランを試すことをお勧めした。)
→ 実在する試食という行為を推奨

例文:avoid

Try to avoid making the same mistake again.
(同じ間違いを二度としないようにしてください。)
→ 実在する間違いという行為を回避する

We should avoid holding meetings during lunch.
(昼食時の会議は避けるべきです。)

例文:risk / deny / admit

Don’t risk losing this opportunity.
(このチャンスを失うリスクを冒さないでください。)
→ 実在する喪失という行為のリスク

He denied making that comment.
(彼はそのコメントをしたことを否定した。)
→ 実在する言及という行為を否定

She admitted making a mistake in the calculation.
(彼女は計算の間違いを認めた。)
→ 実在する誤りという行為を認める

実践的な用例:職場での会話

— I’m considering resigning from my position.
(ポジションから辞職することを検討しています。)
— I would suggest discussing this with your manager first.
(最初にマネージャーと相談することを提案します。)
— We recommend upgrading the software system.
(ソフトウェアシステムのアップグレードをお勧めします。)
— Can you avoid scheduling important meetings on Fridays?
(金曜日に重要な会議をスケジュールするのを避けてもらえますか?)
— He denied knowing about the issue.
(彼はその問題について知っていることを否定した。)
— I have to admit making a poor decision.
(貧弱な決定をしたことを認めざるを得ません。)

4. その他の動詞

mind, practice, postpone, delay, keep

例文:mind

Do you mind waiting a few minutes?
(数分待つことに気をつけますか?/嫌ですか?)
→ 待つという実在の行為について気にしているか質問

I don’t mind working overtime occasionally.
(時々残業することは気にしません。)
→ 実在する残業という行為に対する意思表示

Would you mind closing the window?
(窓を閉じることを気にしてもらえますか?)
→ 閉じるという行為をしてもらえるか丁寧に尋ねる

例文:practice

She practices speaking English every day.
(彼女は毎日英語を話す練習をしている。)
→ 実在する練習という習慣的行為

They are practicing playing the new song.
(彼らは新しい曲を弾く練習をしている。)

例文:postpone / delay

We postponed having the meeting until next week.
(会議を来週まで延期した。)
→ 実在する会議の開催という行為を延期

Don’t delay making a decision.
(決定を延引しないでください。)
→ 実在する決定という行為を遅延させるな

They delayed launching the new product.
(彼らは新製品の発売を遅延させた。)

例文:keep

Keep practicing your pronunciation.
(発音の練習を続けてください。)
習慣的な行為の継続

She kept working despite her illness.
(彼女は病気にもかかわらず働き続けた。)
継続中の行為

実践的な用例:日常会話

— Do you mind my opening the window?
(窓を開けてもいいですか?)
— Not at all. Go ahead.
(全然大丈夫です。どうぞ。)
— I practice speaking English with my language partner twice a week.
(週2回、言語交換パートナーと英語を話す練習をしています。)
— We postponed taking the trip until the weather improves.
(天気が良くなるまで旅行を延期しました。)
Keep smiling no matter what happens.
(何が起こってもニッコリしていてください。)

動名詞を取る動詞の総括表

カテゴリ動詞例文
感情・嗜好enjoy, like, love, hate, dislike, preferI enjoy reading.
行為の終了stop, finish, quit, give up, abandon, ceaseI finished working.
意思決定consider, suggest, propose, recommend, avoidI suggest trying.
認識・判断deny, admit, riskHe denied knowing.
その他mind, practice, postpone, delay, keepDo you mind waiting?

3 不定詞を目的語に取る動詞群

「未来志向」を示す動詞は「不定詞」を取る

不定詞を目的語に取る動詞は、その語義の性質上、未来に向けた意志・計画・希望・可能性を示すものです。これらの動詞の後に来る行為は、まだ実現していないか、これからすることを示しています。

基本構造

V1 + to V2

want + to go = 行くことを望む(まだ行っていない)
plan + to travel = 旅行する計画をする(まだ旅立っていない)
decide + to quit = やめることを決める(まだやめていない)

主要な「不定詞を取る動詞」リスト

動詞意味例文
want欲しい、~したいI want to go home.
need必要だI need to talk to you.
hope望む、期待するI hope to see you soon.
plan計画するWe plan to travel next month.
decide決めるShe decided to accept the offer.
promise約束するHe promised to come on time.
expect期待するI expect to finish by Friday.
attempt試みるThey attempted to solve the problem.
aim目指すWe aim to increase sales.
intend意図するI intend to resign.
agree同意するThey agreed to help.
refuse拒否するHe refused to accept our offer.
offer申し出るShe offered to help me.
volunteer自ら買って出るHe volunteered to lead the project.
tend傾向があるShe tends to arrive late.
manage何とかして~するI managed to finish on time.
fail失敗するHe failed to complete the task.
hesitateためらうDon’t hesitate to ask questions.

覚え方:「未来に向けた意志・計画・希望」を表す動詞

これらの動詞を記憶に定着させるための重要な軸です。

「未来に向けた意志・計画・希望」

I want to travel.
将来旅行したい、という意志
I plan to move.
将来引っ越すという計画
I hope to succeed.
将来成功を望む
I promise to be on time.
将来時間通りという約束

これらは全て、「現時点で実現していない、これからのこと」を指しています。

1. 欲求・願望を示す動詞

want, need, wish, desire, long (+ to V)

I want to learn Japanese.
(日本語を学びたい。)
これからの望み

She needs to make a decision soon.
(彼女はすぐに決定を下す必要がある。)
これからすべきこと

He wishes to become a doctor.
(医者になりたいと願っている。)
将来への願い

実践的な用例:職場での会話

— What do you want to accomplish this year?
(今年は何を達成したいですか?)
— I want to improve my project management skills.
(プロジェクト管理スキルを向上させたいです。)
— Do you need to attend the conference?
(その学会に出席する必要がありますか?)
— Yes, I need to network with potential clients.
(はい、見込み客とネットワークを構築する必要があります。)

実践的な用例:日常会話

— What do you want to do after graduation?
(卒業後何をしたいですか?)
— I want to travel around the world.
(世界中を旅行したいです。)
— I wish to spend more time with my family.
(もっと家族と時間を過ごしたいと思っています。)

2. 計画・意向を示す動詞

plan, intend, aim, mean(+ to V)

We plan to launch the new product next quarter.
(来四半期に新製品を立ち上げる予定です。)
→ 計画されたこれからの行為

She intends to resign from her position.
(彼女はポジションから辞職するつもりです。)
→ 意図されたこれからの行為

They aim to increase market share by 20%.
(市場シェアを20%増加させることを目指しています。)
→ 目標とされたこれからの行為

実践的な用例:職場での会話

— Do you plan to attend the training session next month?
(来月の訓練セッションに出席する予定ですか?)
— Yes, I plan to learn about the new system.
(はい、新しいシステムについて学ぶ予定です。)
— What are you aiming to achieve with this project?
(このプロジェクトで何を達成することを目指していますか?)
— We aim to improve efficiency by 30%.
(効率を30%改善することを目指しています。)

3. 同意・約束を示す動詞

promise, agree, consent, swear+ to V

He promised to call me tomorrow.
(明日電話すると約束した。)
これからのことについての約束

They agreed to meet at 3 PM.
(午後3時に会うことに同意した。)
これからの行為についての同意

She swore to tell the truth.
(真実を言うと誓った。)
これからのことについての誓い

実践的な用例:職場での会話

— Did you promise to deliver the report by Friday?
(金曜日までにレポートを提出すると約束しましたか?)
— Yes, I promised to have it ready on time.
(はい、時間通りに準備することを約束しました。)
— Do you agree to accept these terms?
(これらの条件に同意しますか?)
— Yes, I agree to proceed with the contract.
(はい、契約を進めることに同意します。)

実践的な用例:日常会話

— Did you promise to help me move?
(引っ越しを手伝うと約束した?)
— Yes, I promised to be there on Saturday.
(うん、土曜日にいることを約束したよ。)
— My mother agreed to babysit our kids.
(母が子どもたちの子守りをすることに同意してくれました。)

4. 期待・試行を示す動詞

expect, hope, attempt, try, manage, fail, struggle+ to V

I expect to receive the results next week.
(来週結果を受け取ることを期待しています。)
これからの行為への期待

She hoped to get the position.
(彼女はそのポジションを得ることを望んでいた。)
実現していない願い

They attempted to solve the problem.
(彼らが問題を解決しようとしました。)
→ 試みられたこれからの(または試みられた)行為

I managed to finish the project on time.
(プロジェクトを時間通りに完了させることができました。)
実現した行為

He failed to meet the deadline.
(彼は期限に間に合わなかった。)
実現しなかった行為

実践的な用例:職場での会話

— Do you expect to complete the analysis by Wednesday?
(水曜日までに分析を完成させることを期待していますか?)
— I hope to finish it by then.
(その時までに完成することを望んでいます。)
— They attempted to reduce costs without affecting quality.
(彼らは品質に影響を与えずにコストを削減しようとしました。)
— I managed to secure a meeting with the client.
(クライアントとの会議を確保することができました。)
— Unfortunately, we failed to reach our sales targets.
(残念ながら、売上目標に達することができませんでした。)

5. 拒否・躊躇を示す動詞

refuse, decline, hesitate + to V

He refused to sign the document.
(彼はその書類に署名することを拒否した。)
これからのことを拒否

She hesitated to make a decision.
(彼女は決定を下すことをためらった。)
これからのことへのためらい

実践的な用例:職場での会話

— He refused to attend the meeting.
(彼は会議に参加することを拒否した。)
— She hesitated to ask for a raise.
(彼女は昇給を求めることをためらった。)
— Don’t hesitate to contact me if you have questions.
(質問があったら、躊躇なく連絡してください。)

6. 申し出・自ら買って出る動詞

offer, volunteer+ to V

She offered to help with the project.
(彼女はプロジェクトを手伝うことを申し出た。)
これからの行為の提供

He volunteered to take on the extra work.
(彼は追加の仕事を引き受けることを自ら買って出た。)
これからの行為への自発的参加

実践的な用例:職場での会話

— Who wants to lead this initiative?
(誰がこのイニシアティブをリードしたいですか?)
— I’d be happy to volunteer to take the lead.
(喜んでリーダーシップを取ることを自ら買って出ます。)
— She offered to train the new employees.
(彼女は新入社員の研修を行うことを申し出た。)

不定詞を取る動詞の総括表

カテゴリ動詞例文
欲求・願望want, need, wish, desireI want to go.
計画・意向plan, intend, aim, meanWe plan to travel.
同意・約束promise, agree, consent, swearHe promised to call.
期待・試行expect, hope, attempt, manage, failI expect to finish.
拒否・躊躇refuse, hesitate, declineShe refused to sign.
申し出offer, volunteerShe offered to help.

4 両方取れるが意味が変わる動詞

同じ動詞でも「不定詞」か「動名詞」かで意味が変わる

英語には、不定詞と動名詞の両方を目的語に取ることができるが、意味が異なる動詞が存在します。この現象は、不定詞の「未来志向」と動名詞の「経験・事実」という根本的な違いから生まれます。

最も重要な三つの動詞は remember / try / stop です。これらは日常会話やビジネス英語で頻出であり、使い間違えると全く異なる意味になってしまいます。

重要な「意味が変わる動詞」の一覧

動詞to VV-ing意味の違い
rememberこれから~することを忘れずに過去に~したことを覚えている時間軸が異なる
try努力して~しようとする試しに~やってみるアプローチが異なる
stop(他の行為をやめて)~するため止まる~することをやめる目的が異なる
start~し始める(新たに開始)~し始める(段階的)ニュアンスに微妙な差
begin~し始める(新たに開始)~し始める(段階的)ニュアンスに微妙な差
regretこれから~することを後悔する過去に~したことを後悔する時間軸が異なる
go on(異なることに)移る~し続けるアクションが異なる
forget~することを忘れる(予定)~したことを忘れる(記憶)時間軸が異なる

それでは、「意味が変わる動詞」の中でも特によく使用される3つの動詞(remember / try / stop)を具体的に見ていきます。

5 remember:時間軸の違い

remember + to V「これから~することを忘れずに」

不定詞を取る場合、「to」が示す「未来」のニュアンスが保持されます。

remember + to V = これからすべきことを忘れずにしている

意味の説明

現在において、「これからしなければならないこと」を覚えている、忘れていない、という意味です。話者は、将来的にすべき行為について、今その約束や義務を心に留めています。

例文

Remember to lock the door when you leave.
(出かけるときドアをロックするのを忘れずにね。)
将来の行為「ドアをロックする」をこれからしてね、と伝える

Did you remember to send that email?
(そのメール、送るのを忘れずにした?)
相手に、「しなければならなかったメール送信」ができたか確認

Please remember to pick up the dry cleaning.
(ドライクリーニングを取りに行くのを忘れずにね。)
将来の義務を思い出させる

実践的な用例:職場での会話

— I have to give a presentation tomorrow.
(明日プレゼンテーションをしなければなりません。)
Remember to bring all your notes with you.
(すべてのノートを持参するのを忘れずにね。)
— Did you remember to submit the report to the manager?
(マネージャーにレポートを提出するのを忘れずにしましたか?)
— Oh no! I completely forgot to submit it!
(ああ、まったく提出を忘れてしまった!)

実践的な用例:日常会話

— I’m going to the grocery store. Do you need anything?
(食料品店に行くんだけど、何か必要なものある?)
— Yes, please remember to buy milk and bread.
(そうね、牛乳とパンを買うのを忘れずにね。)
— I need to call my dentist to schedule an appointment.
(歯科医に電話して予約を取る必要があります。)
— Make sure you remember to do it this week.
(今週中にそれをするのを忘れずにね。)

remember + V-ing「~したことを覚えている」

動名詞を取る場合、過去に実現した行為を指します。

remember + V-ing = 過去に~したという経験を覚えている

意味の説明

話者が過去に経験した行為を思い出す、記憶している、という意味です。その行為は既に完了しており、話者の記憶の中に存在しています。

例文

I remember visiting this restaurant before.
(このレストランを以前訪問したことを覚えています。)
過去の経験としての訪問を思い出している

She remembers working in this office years ago.
(彼女は数年前にこのオフィスで働いたことを覚えています。)
過去の就業経験を記憶している

Do you remember meeting her at the conference?
(学会で彼女に会ったことを覚えていますか?)
過去の出会いを思い出すか尋ねている

実践的な用例:職場での会話

— I remember working with John on the marketing campaign.
(ジョンと一緒にマーケティングキャンペーンに取り組んだことを覚えています。)
— Do you remember attending the annual meeting last year?
(去年の年次会議に出席したことを覚えていますか?)
— I vaguely remember discussing this issue before.
(この問題を以前議論したことをうっすら覚えています。)

実践的な用例:日常会話

— Do you remember playing together as kids?
(子どもの頃一緒に遊んだことを覚えていますか?)
— Yes, I remember running around in the park.
(はい、公園で走り回ったことを覚えています。)
— I don’t remember seeing that movie before.
(その映画を見たことを覚えていません。)
— Do you remember taking this photo?
(この写真を撮ったことを覚えていますか?)

対比:remember to V vs. remember V-ing

まとめ表

不定詞を取る場合、「to」が示す「未来」のニュアンスが保持されます。

動名詞を取る場合、過去に実現した行為を指します。

具体例で理解する

  • I must remember to give the presentation.
    → 「プレゼンテーションをするのを忘れてはいけない」
    これからの義務を覚えておく必要がある
  • I remember giving a presentation last month.
    → 「先月プレゼンテーションをしたことを覚えている」
    過去の経験を思い起こしている
  • Did you remember to pay the bill?
    → 「支払いをするのを忘れずにしましたか?」
    → 「すべきことをしましたか?」と確認
  • Do you remember paying that bill?
    → 「その支払いをしたことを覚えていますか?」
    → 「そういう出来事が本当にありましたか?」と確認

6 try:アプローチ方法の違い

try + to V「努力して~しようとする(困難を伴う挑戦)」

不定詞を取る場合、「目標達成に向けた努力」を示します。

try + to V = 困難に直面しながらも~することに努力する

意味の説明

話者は、ある目標に向かって懸命に努力する、挑戦する、という意味です。その過程では困難や障害が伴うことが多いです。ニュアンスとしては「困難だけれども、それでもしようとしている」という頑張りや強い意志が含まれています。

例文

I’m trying to lose weight.
(体重を落とすために努力しています。)
→ 困難だけれども、その目標に向かって挑戦している

She tried to convince him, but he refused.
(彼を説得しようと努力しましたが、彼は拒否しました。)
→ 説得という目標に向かって挑戦したが成功しなかった

Try to understand my perspective.
(私の観点を理解するよう努力してください。)
理解に向かって努力する必要がある

実践的な用例:職場での会話

— I’m trying to meet the deadline.
(期限に間に合わせるために努力しています。)
— We’re trying to improve customer satisfaction.
(顧客満足度を向上させるために努力しています。)
— I tried to get in touch with the client, but couldn’t reach them.
(クライアントに連絡しようと努力しましたが、連絡がつきませんでした。)
— Please try to arrive on time for the meeting.
(会議に時間通りに到着するよう努力してください。)

実践的な用例:日常会話

— I’m trying to save money for my vacation.
(休暇のためにお金を貯めるために努力しています。)
— He tried to fix the computer himself.
(彼はコンピュータを自分で修理しようと努力しました。)
— I’m trying to learn to cook better.
(料理をもっとうまくなるために努力しています。)
Try to get enough sleep.
(十分な睡眠を取るよう努力してください。)

try + V-ing「試しに~やってみる(方式の試行)」

動名詞を取る場合、「実験的な試行」を示します。

try + V-ing = 試しに~をやってみる、方法として試す

意味の説明

話者は、ある結果や目標を達成するための「方法」として、その行為を試してみる、という意味です。ニュアンスとしては「これでうまくいくか試してみよう」という実験的で、よりカジュアルなアプローチです。

例文

Try taking a different route to work.
(仕事への別のルートを試してみてください。)
別のルートという方法を試す

Have you tried asking for a discount?
(割引をお願いすることを試してみましたか?)
→ その方法を試すことで結果が得られるかもしれない

If you can’t sleep, try drinking warm milk.
(眠れなかったら、温かいミルクを飲むことを試してみてください。)
→ ミルク飲用という方法を試す

実践的な用例:職場での会話

— The current approach isn’t working. Try implementing a different strategy.
(現在のアプローチがうまくいっていません。別の戦略を試してみてください。)
— Have you tried sending the email again?
(メールを再度送ることを試してみましたか?)
Try delegating some tasks to your team.
(いくつかのタスクをあなたのチームに委譲することを試してみてください。)
— If the first approach doesn’t work, try using a different tool.
(最初のアプローチがうまくいかなかったら、別のツールを使うことを試してみてください。)

実践的な用例:日常会話

— I can’t open this jar. Can you try opening it?
(このビンが開きません。開けてみてくれませんか?)
Try eating more vegetables if you want to feel healthier.
(もっと健康になりたいなら、野菜をもっと食べることを試してみてください。)
— The heater isn’t working. Try turning it off and on again.
(ヒーターが動いていません。オフにしてオンにすることを試してみてください。)
— Have you tried calling customer service?
(カスタマーサービスに電話することを試してみましたか?)

対比:try to V vs. try V-ing

まとめ表

形式アプローチ例文
try + to V目標達成への挑戦
困難に直面しながら努力する
Try to understand.
try + V-ing方法としての試行
結果を得るための方法として試す
Try asking.

具体例で理解する

  • I tried to fix the car.
    → 「車を修理することに努力した」
    → 修理という目標に向かって懸命に取り組んだが、成功したかは不明
  • I tried fixing the car.
    → 「修理という方法を試してみた」
    → 修理という手段を試したことで、結果が得られたかもしれない
  • Try to come early.
    → 「早く来るよう努力してください」
    → 早到着を目標に懸命に頑張る必要がある
  • Try coming early.
    → 「早く来ることを試してみてください」
    → 早到着という方法を試してみたら、どうなるか見てみて

7 stop:行為の目的と継続性の違い

stop + to V「(他の行為をやめて)~するために止まる」

不定詞を取る場合、「新たな目的のための中断」を示します。

stop + to V = (継続中の行為をやめて)別の目的のために立ち止まる

意味の説明

話者は、現在進行中の行為を中止して、別の目的を果たすために止まる、という意味です。ポイントは「新たな目的のための中断」ということです。

例文

We stopped to have lunch.
(ランチをするために、立ち止まった。)
移動を中止して、食事という新たな目的のために立ち止まった

He stopped to help an elderly woman cross the street.
(高齢女性が横断歩道を渡るのを助けるために、立ち止まった。)
自分の行動を中止して、助ける という新たな目的のために止まった

She stopped to check her phone.
(電話を確認するために、立ち止まった。)
歩行を中止して、確認という目的のため に止まった

実践的な用例:職場での会話

— We stopped to have a team meeting.
(チームミーティングをするために、立ち止まった。)
— The car stopped to let passengers off.
(乗客を降ろすために、車は止まった。)

実践的な用例:日常会話

— During our hike, we stopped to rest.
(ハイキング中、休むために立ち止まった。)
— I stopped to ask for directions.
(道を尋ねるために、立ち止まった。)
— She stopped to pick up her children from school.
(子どもたちを学校から迎えに行くために、立ち止まった。)
— We stopped to watch the sunset.
(日没を見るために、立ち止まった。)

stop + V-ing「~することをやめる(継続行為の停止)」

動名詞を取る場合、「継続中の行為の終了」を示します。

stop + V-ing = ~という習慣的・継続的な行為をやめる

意味の説明

話者は、これまで継続してきた行為を、今やめる、という意味です。その行為は習慣的であり、継続的であり、これまで何度も繰り返されてきたものです。

例文

I stopped smoking five years ago.
(5年前に喫煙をやめました。)
習慣的に続けていた喫煙という行為をやめた

She stopped eating meat.
(彼女は肉を食べることをやめた。)
→ 習慣的に続けていた肉食をやめた

He stopped complaining about his job.
(彼は仕事について不平を言うことをやめた。)
習慣的に続けていた不平をやめた

実践的な用例:職場での会話

— I stopped working on that project months ago.
(数ヶ月前にそのプロジェクトに取り組むことをやめました。)
— The company stopped offering those benefits.
(会社はそれらの福利厚生を提供することをやめました。)
— They stopped using that software system.
(彼らはそのソフトウェアシステムの使用をやめた。)
— We need to stop procrastinating and start working.
(先延ばしをやめて、仕事を始める必要があります。)

実践的な用例:日常会話

— When did you stop playing tennis?
(テニスをすることをやめたのはいつですか?)
— I stopped playing tennis last year.
(去年テニスをすることをやめました。)
— My son stopped attending that club.
(息子はそのクラブに通うことをやめました。)
Stop spending so much money!
(そんなにお金を使うことをやめてください!)
— I finally stopped procrastinating.
(やっと先延ばしをやめました。)

対比:stop to V vs. stop V-ing

まとめ表

形式アプローチ例文
stop + to V目的達成のため中断継続中の行為を中止して、新たな目的のために止まるWe stopped to rest.
stop + V-ing継続行為の終了習慣的・継続的な行為をやめるI stopped smoking.

具体例で理解する

  • They stopped to take pictures.
    → 「写真を撮るために立ち止まった」
    → 移動中の行動を一時停止して、新たに撮影という行為を始めた
  • They stopped taking pictures.
    → 「写真を撮ることをやめた」
    → それまで続けていた撮影という行為を終了させた
  • The bus stopped to pick up passengers.
    → 「乗客を拾うために停止した」
    → 乗客迎え入れという新たな目的で止まった
  • The bus stopped picking up passengers.
    → 「乗客の迎え入れをやめた」
    → それまで続けていた乗客サービスをやめた

8 頻出「変化パターン」まとめ図と実践フローチャート

意味が変わる主要動詞の総括表

動詞+ to V+ V-ing覚え方
rememberこれからのことを忘れずに過去のことを思い出す時間軸:未来 vs. 過去
try困難を伴う努力・挑戦方法として試すアプローチ:目標 vs. 方法
stop新たな目的で中断継続行為をやめる行為の継続性:新規目的 vs. 習慣終了
regretこれからのことを残念に思う過去のことを後悔する時間軸:未来 vs. 過去
forget~するのを忘れる~したことを忘れる時間軸:未来 vs. 過去
go on異なることに移る~し続けるアクション:切り替え vs. 継続

判断フローチャート:to V か V-ing か

以下のフローチャートに従って判断することで、正確に使い分けられます。

パターン目的/意味文法形式例文
stop to V〜するために立ち止まる(新たな目的)to V (不定詞)I stopped to talk to her. (彼女と話すために立ち止まった)
stop V-ing〜することをやめる(行為の中止)V-ing (動名詞)I stopped talking. (私は話すのをやめた)
go on V-ing〜し続ける(行為の継続)V-ing (動名詞)I went on talking. (私は話し続けた)

練習問題1

演習1:不定詞 vs. 動名詞 の選択

以下の文で、括弧内の正しい形を選んでください。

  • I _____ visiting Japan next year.
    a) plan to b) plan
  • My hobby is _____ in the mountains.
    a) hiking b) to hike
  • She _____ learning a new language.
    a) finished b) stopped
  • I _____ sending the email this morning.
    a) forgot b) forgot to
  • We _____ having lunch together next week.
    a) look forward to b) look forward

演習2:意味の違いを判断する

以下の文ペアを読んで、意味の違いを説明してください。

  • A. I tried to fix the computer.
    B. I tried fixing the computer.
  • A. She stopped to pick up the mail.
    B. She stopped picking up the mail.
  • A. I remember calling you yesterday.
    B. I’ll remember to call you tomorrow.

解答

演習1:

  • a) plan to
    説明:「計画」という未来志向なので to V
  • a) hiking
    説明:「趣味」は実在する習慣なので V-ing
  • a) finished
    説明:「学習を終える」なので V-ing を取る finish を選択
  • b) forgot to
    説明:「これからするべきことを忘れた」という未来志向
  • a) look forward to
    説明:「楽しみにしている」という未来志向。
    注:「look forward to」は前置詞+V-ing になる特殊ケース

演習2:

  • A = コンピュータを修理することに努力した(困難を伴う努力)
    B = 修理を方法として試してみた(実験的なアプローチ)
  • A = メールを取りに行くために(行動を)やめて立ち止まった(新たな目的)
    B = メールを取ることをやめた(習慣的行為の終了)
  • A = 昨日電話したことを覚えている(過去の経験)
    B = 明日電話するのを忘れずにする(未来への約束)

練習問題2

Part 1

次の文を完成させるために、括弧内の動詞を to V または V-ing のどちらで使うべきか選びなさい。

  • I enjoy ________ (cook) for my family.
  • He decided ________ (move) to Tokyo next year.
  • We finished ________ (prepare) the presentation.
  • She hopes ________ (be) a designer in the future.
  • They avoided ________ (talk) about the problem.

Part 2

動名詞のみ/不定詞のみのどちらを取るか選びなさい。

  • He promised ________ (help) me with the project.
  • She gave up ________ (try) to lose weight.
  • I plan ________ (visit) Canada this summer.
  • Do you mind ________ (open) the window?
  • We postponed ________ (have) the meeting.

Part 3

適切な形(to V / V-ing)で文を完成させなさい。

  • Remember ________ (lock) the door when you leave.
  • I remember ________ (visit) this museum when I was a kid.
  • He tried ________ (fix) the computer, but he couldn’t.
  • Try ________ (restart) the app if it doesn’t work.
  • We stopped ________ (take) a break during the trip.
  • He finally stopped ________ (smoke).

Part 4

次の文が (A)「未来の行為」か (B)「過去の経験」か答えなさい。

  • I remembered turning off the lights.
  • Please remember to turn off the lights.

解答

Part 1

  • cooking→ enjoy は「経験・習慣」を表すため V-ing
  • to move→ decide は「未来志向の決定」→ to V
  • preparing→ finish は「実在する行為の完了」→ V-ing
  • to be→ hope は「未来への願望」→ to V
  • talking→ avoid は「実在の行為の回避」→ V-ing

Part 2

  • to help→ promise は「未来の約束」→ to V
  • trying→ give up は「継続行為の中止」→ V-ing
  • to visit→ plan は「未来志向の計画」→ to V
  • opening→ mind は常に V-ing
  • having→ postpone は「実在の行為を延期」→ V-ing

Part 3

  • to lock → remember + to V =「これから〜することを忘れずに」
  • visiting → remember + V-ing=「〜したことを覚えている」
  • to fix → try + to V=「努力して〜しようとする(困難を伴う)」
  • restarting → try + V-ing=「試しに〜してみる(方法の試行)」
  • to take → stop + to V=「〜するために立ち止まる(目的のための中断)」
  • smoking → stop + V-ing=「〜することをやめる(習慣・継続行為の停止)」

Part 4

  • (B) 過去の経験 I remembered turning off the lights.→ remember + V-ing は「〜したことを覚えている」
  • (A) 未来の行為. Please remember to turn off the lights. → remember + to V は「これから忘れずに〜する」

まとめ:動名詞と不定詞の完全対比表

最終的な判断軸

項目不定詞(to V)動名詞(V-ing)
根本的意味未来志向、計画、希望経験済み、事実、習慣
時間軸未来過去・現在・習慣
実現状況まだ実現していないすでに実現している
取る動詞の特徴意志、計画、試み、拒否経験、嗜好、終了、認識
代表動詞want, plan, decide, hopeenjoy, avoid, finish, consider
意味変化動詞
remember to(これからのこと)

try to(努力的挑戦)

stop to(新たな目的で中断)

remember V-ing(過去の経験)

try V-ing(方法の試行)

stop V-ing(習慣的行為の終止)

暗記チェックリスト

このリストを確認して、学習内容が定着しているか自己チェックしてください。

□ 不定詞の三つの用法(名詞的・形容詞的・副詞的)を説明できる
□ 不定詞 = 未来志向 という核心が理解できている
□ 動名詞の根本的特徴 = 経験・事実 が理解できている
□ enjoy / avoid / finish などが V-ing を取る理由を説明できる
□ want / plan / decide などが to V を取る理由を説明できる
□ remember + to V vs. remember + V-ing の違いが説明できる
□ try + to V vs. try + V-ing の違いが説明できる
□ stop + to V vs. stop + V-ing の違いが説明できる
□ 実践会話で正確に使い分けられる
□ 和文を英文に翻訳する際に、正確に選択できる

このチェックリストのすべてに✓が入れば、11.2 ~ 11.3 の内容は十分に定着しています。

次のステップへ向けて

動名詞・不定詞マスターへ!「知識」を「使いこなせる力」に変えるために

本章では、動名詞の核心的な特徴である「経験・事実・習慣」を理解し、その性質から enjoy  finish といった特定の動詞が V-ing を目的語に取る理由を論理的に把握しました。

特に重要なのは、以下のコアな対比です。

  • 不定詞 (to V)未来志向(これからする、まだ実現していない)
  • 動名詞 (V-ing)経験・事実(既にしている、または一般的な行為)

また、remember / try / stop の3大動詞が、このコアな対比に基づき、to V と V-ing で意味を使い分けていることを確認しました。

💡 文法力を定着させるための実践的アドバイス

学んだ知識を英会話や実際の英文作成で活かすため、以下のステップを実践しましょう。

1. 軸で判断する習慣をつける

動詞の後に to V または V-ing が来たとき、常に「これは未来のことか、経験・事実のことか?」という問いを立てて判断してください。

例: 「お金を貯める計画をしている」→ 計画は未来志向 → I plan to save money.

2. remember 族を会話で使う

最も間違いやすい remember、try、stop の例文を音読し、それぞれの文脈を体に染み込ませましょう。特に remember to V(忘れずに〜する)や stop -ing(〜という行為をやめる)は日常・ビジネスで頻出です。

  • 意識: 「〜しなきゃいけないことを覚えている」というときは、反射的に remember to V が出てくるまで練習しましょう。

3. 自分の経験や計画を表現してみる

今日学んだ enjoy, finish, plan, hope などの動詞を使って、あなた自身の過去の経験(I finished studying…)や未来の計画(I plan to…)を10個ずつ英語で書き出してみてください。インプットした知識をアウトプットに変換することが、定着への最短ルートです。

次章では、文の構造を大きく変える「分詞」の概念に入ります。分詞や分詞構文を理解することで、より複雑で自然な英語表現が可能になります。

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